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剣術の大会の日がやってきた。


カリーナ様と一緒に向かった。

第一王子もアラン様も出場するとのことだった。

学年が違うので第一王子の試合は午前の部、アラン様は午後の部に出場する。


カリーナ様は第一王子の為にレモンを漬けた飲み物を持ってきていた。


アラン様の為に刺繍をしたハンカチを用意した。


「私が見に来ても良かったのかしら…。迷惑にならないといいんだけど…」


「カリーナ様が来てくれたらきっと喜んでもらえますよ!」


「そうだといいんだけど……」


第一王子はシードでの出場だった。


カリーナ様は緊張していたようだった。


試合は接戦であったが、相手の剣を落とさせて勝利した。

次は準決勝だ。

それまでの間にカリーナ様はレモン水を渡したいということで一緒に向かった。


選手の待機場は人で溢れていた。

そこに第一王子の姿を見つけたが、すぐ横に寄り添っている女性がいた。

渡されたレモン水を笑顔で飲みながらタオルで汗を拭く第一王子の姿だった。


「私は必要なかったようですわね…」


「カリーナ様!?ただ渡されただけかもしれません。カリーナ様も渡しに行きましょう!」


「いいのよ……。私には見せない笑顔を見せているんですもの。レオナ様、申し訳ございませんが、お先に失礼いたしますね。レオナ様はアラン様の応援をしてくださいませ!」


そのままカリーナ様は立ち去ってしまった。


私もこのままここにいても仕方ないので席に戻ろうとした時、

「レオナ嬢?ここで何をしているんだい?」


「アラン様、さっきまでカリーナ様と一緒にこちらに来ていたのですが、先に帰ってしまったのです」


「カリーナ嬢が!?先に帰るって何かあったのか?」


「第一王子に差し入れをしようとこちらに来たのですが…」


「そうか……。カリーナ嬢は今帰ったばかりか?」


「そうです…」


「ちょっと様子を見に行ってくるからレオナ嬢は席に戻ってて」


「はい…」


そのままアラン様は走って向かってしまった。

拙い文章を読んでいただきありがとうございます。

更新が遅くなり申し訳ございません。

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