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モヤモヤしながらもアラン様と毎日ように一緒に帰っていたし、月に一度程度は婚約者として休みの日に会っていた。
カリーナ様は変わらず王太子妃教育で忙しくされていた。
そんなある日
カリーナ様にお茶会に誘われた。
カリーナ様のお屋敷に到着すると執事の方が出迎えてくれて中庭へ案内してくれた。
「カリーナ様、お招きいただきありがとうございます」
「レオナ様、来てくださってありがとう。今日はレオナ様とお菓子を食べながらお話がしたいと思って開いたの」
「是非!いつも美味しいお菓子をありがとうございます!」
紅茶を侍女に注がせると離れるよう目配せした。
「レオナ様はアラン様と仲良くしているのかしら?あまりアラン様の話をされないと思って」
カリーナ様にはアラン様の話できないよ…
「アラン様にはいつも良くしてもらっています」
「アラン様とは毎日一緒に帰っているのよね?普段どのような話をされているのかしら?」
「…学校での話とかアラン様の演習の話とかしますよ…」
「そうなのね…。私、婚約者と何を話していいかわからなくて静かになってしまうの……。話が盛り上がらないというか…」
「そうだったのですね…。共通の話題を話してみるとかどうでしょうか?」
「学年も違うし、共通の話題が見つからなくて…」
「相手の興味のあることを調べて話すとかはどうですか?」
「趣味は特にないらしいのよ。話が盛り上がらないからかあまり目も合わなくて…」
「そうだったんですね…。何か話題があるといいんですが…」
「そうなのよね…。私も王太子妃教育でなかなか時間もなくて婚約者として過ごす時間もあまりないのよね…」
「今度騎士コースの選抜の大会があると聞きました。出られるんじゃないんですか?アラン様も出るらしいですし」
「そうなんですの?アラン様も出られるなら一緒に大会見に行きません?」
「是非行きましょう!」
来月行われる大会が楽しみだ。
拙い文章を読んでいただきありがとうございます。
時間が遅れてしまい申し訳ございません。




