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翌日

今日は街歩きを楽しもうと思っていたのに。昨日からモヤモヤが深まるばかり。本当は行きたくない。

そう思っていても時間通りにアラン様はやって来た。

「レオナ嬢、おはよう。今日は天気が良くなってよかった!楽しもうな!」

外向けの微笑みながら、

「アラン様、おはようございます。今日はよろしくお願いします」


馬車の中で、

「レオナ嬢、昨日は行けなくて申し訳なかった。どうしてもはずせない用事で…」


「そうだったんですね…。しょうがないです……」


それ以上何も言わず外の景色を見た。


「レオナ嬢、怒っている?本当に申し訳ない!」


「いえ………」


そのあと降りるまで無言だった。


目的の文房具屋さんに到着した。


「レオナ嬢の目的はノートだったな!どんなノートを探しているんだい?」


「勉強に使うノートを買いたくて」


「このノート、レオナ嬢が好きそうだな!どう?」


「可愛いですね!これにします!ありがとうございます!」


「これはプレゼントさせて欲しい。レオナ嬢が頑張ったご褒美!」


「これは自分で買います!」


「遠慮しないで!今日はお祝いなんだから!」


「……わかりました……ありがとうございます……」


「うん!じゃあ買ってくるな!」


お祝い?お詫びもあるのかな??

昨日のこと聞いてもいいのかな…

でもはずせない用事ってカリーナ様と?

優先順位はカリーナ様が1番だから…

しょうがない……


そのあと天気がいいから食べ歩きをしようと提案された。


広場に向かうと出店がたくさん並んでいた。

「あそこに氷菓子のお店があるぞ!食べたことあるかい?」


「氷菓子!?食べたことないです!どんなものなんでしょ?食べてみたいです!!」


「買ってくるからここで待ってて!」


「はい!ここにいますね!!」


慣れた様子で色が違う氷菓子を2個買ってきた。


「これはかき氷といって氷にシロップがかけられているものだよ!いちごのシロップとレモンのシロップを買ったけれどどっちがいい?」


「アラン様はどちらを食べたいですか?」


「レオナ嬢が食べたい方を選んで欲しいな!」


「ではレモンにします!」


「いちごもひとくち食べていいからね!」

と言われてレモンを渡された。


初めて食べるかき氷。

渡された時冷たくてびっくりした。


「冷たいだろ?早く食べないと溶けちゃうからな!」


「冷たくてなかなか早く食べられないです…。」


「ん!?!?頭が……い…たーい!!!」


「ふふっ!痛いだろ?冷たいものをいっぱい食べると頭が痛くなるんだよ!」


私の様子をニコニコしながら見ているアラン様。


「それ早く教えて欲しかったです…頭が痛い…」


「可愛いね!」


「……」


「いちごもあげるから許して!」と言ってひとくちくれた。


食べてから気付いた。


これって間接キ…!?




拙い文章を読んでいただきありがとうございました。

皆様、良いお年をお迎えください!

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