㉖
私にも優しくしてくれるアラン様。
ずっとそばにいてくれるカリーナ様。
歪な3人になってしまったのは私がいたからだ。
そしてカリーナ様が王太子妃に選ばれたからだ。
アラン様の心が少しでも近くなれるように努力しよう。せめて不快な関係にはならないように。
そこからの私は勉強を頑張った。
公爵家に嫁ぐのだからせめてカリーナ様ほどじゃなくても知識を付けよう。
もともと本を読むのが好きな私だ。
勉強も嫌いじゃない。
社交は苦手だけど、せめてそれ以外はできるようになろう。
それからは学校にいる間、カリーナ様といる時以外は図書館に篭って勉強をしていた。
1年頑張った。
学年5位以内に毎回入るようになった。
カリーナ様にも
「レオナ様、成績が一気に伸びていますね!凄いです!」と言ってもらえた。
アラン様とも一緒に帰るのを少し減らして勉強をしてから帰宅していた。
アラン様は
「レオナ嬢が頑張っていることは嬉しいけれど、婚約者との時間が減っていることが寂しいよ。今回のテストのお祝いに一緒に街歩きに行かないか?美味しいものを食べに行こう!」
「ありがとうございます。まだまだ足りないので頑張っています。欲しいノートがあるので一緒に買いに行ってもらってもよろしいでしょうか…?」
「もちろん!週末に行こう。楽しみにしているよ!」
アラン様と一緒に帰ることを諦めても頑張ってきたのでアラン様にお礼をしたいと思った。
最近実習で習った刺繍か、クッキーどちらかを作ってみよう。
侍女に相談したところ、街歩きするなら刺繍のほうがいいんじゃないかと言われ、早速作成してみることにした。
拙い文章を読んでいただきありがとうございます。
年末ですが、インフルに感染の為、少し更新頻度を下げます。2日に1回の更新になります。




