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「レオナ、どんな手袋か考えているのかい?」


「剣を握る時に使う手袋をプレゼントしたいと思って…。大きさもわからないし、どれが使いやすいとかあるのかしら?」


「練習の時に使う手袋ならこのレザーの手袋がいいと思うよ。ここのレザーは質もいいし、丈夫だから」


「これ良さそうですわ!大きさはお兄さまの手に合わせても大丈夫かしら?」


「アラン様はちょっと手が大きいから俺の手より少し大きいほうが良さそうだな。色はどうするんだ?」


「茶色のこれにしようかと思って…」


「レオナの瞳に似ているな!レオナはアラン様が好きなんだな!」


「……婚約者ですから……」


「ククク…まぁそういうことにしとこう!じゃあこれにしようか!」


プレゼント用に包んでもらい、店を出た。


お兄さまと約束したカフェに向かっている時、何故か嫌な予感がした。人混みの中でアラン様に似ている後ろ姿を見つけた。

女性と一緒?

アラン様は姉妹はいないし、誰なのかしら…

少しお兄さまと離れて追いかけてみた。

「レオナ!?」


「え?カリーナ様………?」

2人でカフェに入っていくところだった。


「レオナ?どうした…?あっ……」


「お兄さま行きましょう…。ケーキ2個食べてもいいかしら?」


「レオナいいのか?話しかけて聞いてみたほうがいいんじゃないか?」


「何か事情があるのよ。それにこんな街中で話しかけたら王太子妃として醜聞に繋がりかねないから……」


「そうだな…。明日2人にちゃんと聞いてみるんだぞ!」


カフェに行くが、顔色の優れない私を心配したお兄さまは、ケーキを数個お持ち帰りにして帰宅した。


「お兄さま、せっかく楽しみにしてたのにすみません…」


「レオナ、ちゃんと聞くんだぞ。その結果何があったとしてもお兄ちゃんはレオナの味方だから!」


お兄さまは頭を撫でながらそう言ってくれた。


涙が止まらなくなりそうだったので、微笑んだら自室に戻りベッドで声を殺して泣いた。




拙い文章を読んでいただきありがとうございます。

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