㉒
カリーナ様がいるからか、全く侯爵令嬢たちは声をかけなくなった。
帰りはアラン様が送ってくれることが増えて一緒にいることが多くなった。
次の週末はアラン様のお誕生日だ。
何をプレゼントすればよいか悩んだが、手袋をプレゼントすることにした。
どのようなものが良いか、全くわからなかったのでお兄さまに相談をした。
「お兄さま、アラン様の誕生日がもうすぐなのですが、一緒に選びに行ってもらえませんか?」
「明日の放課後であれば一緒に行けるから探しに行こう!レオナから誘ってもらえて嬉しいが、アラン様へのプレゼントかぁ…」
「お兄さまと久しぶりに2人で過ごせて嬉しいです!買い物が終わったらケーキを食べに行きたいです!」
「レオナとデートだな!楽しみにしているよ!」
翌日放課後
カリーナ様と別れ、今日はアラン様に一緒に帰られないことを伝えているので、お兄さまを待っていた。
アラン様とお会いした。
「今日はダニエル様と出掛けるんだったな!どこに行くんだ?」
「久しぶりに2人でケーキを食べに行くんです!」
「レオナ嬢とケーキを食べに行きたいなぁ。今度は僕と一緒に行こう!」
「そうですね……!」
そうしているところにお兄さまが現れた。
「アラン様、お久しぶりです。いつもレオナがお世話になっております」
「こちらこそ!今日はレオナ嬢とケーキを食べに行くのですよね?ダニエル様が羨ましい限りです」
「レオナ、アラン様ともケーキ食べに行っていないのか?」
「アラン様は忙しいのでなかなか行けないのです!今度行こうと話をしていたところです」
「今日はレオナと過ごさせてもらいますね!」
アラン様と別れて、手袋が売っているお店に向かった。




