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寝取られ復讐に行ったら、最悪の能力者探偵と出会った件  作者: 小説書こう


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8/9

足と拳

クレしんみたいにケツだけで歩くことができるます。

自分!

 二人は道のド真ん中で足と拳による撃ち合いによって周りには多くの人だかりが出来ていた。そして、その中の一人は言う。


「あのスーツを着ている人もしかしてカイゼルじゃ無いか?」


カイゼルは警察時代、悪を打倒するという理念をもっており、それゆえに多くの犯罪者を徹底的に捕まえていた。その様子は市民にも多く知られており、カイゼルという名が知られていた。


「SHLDになれ、ヒューゴ」

「そして、俺とどこまでも戦い高め合おう」

「その資格がお前にはある」


「なら…ねえって」


とお互いが攻撃を捌き合う


「まだ分からないか?」

「攻撃を続けることは負けを選ぶことだということが!」

「ヒューゴ!」


「ここで諦めるは惜しい!」

「まだお前は肉体の全盛期ではない」


「1年後2年後には、更に技が研磨され精度も上がるだろう!」


「もっと戦おう」


とどこぞの狛犬みたいなことばかりを言うカイゼル。

ヒューゴは息絶え絶えになりながらになりながら多種多様な蹴りを出す。

ロー、ミドル、ハイ、前蹴り、よこ回し蹴り、後ろ回し蹴り、膝蹴り、これらをカイゼルに直撃させようと続け様に放っていくが、カイゼルは腕と拳で捌いていく。


これに対してカイゼルも拳を繰り出す

ジャブ。

鋭く、最短距離で突き刺さる一撃。ヒューゴの頬をかすめ、空気が裂ける。

ストレート。

踏み込みと同時に放たれたそれは、ヒューゴは咄嗟に身体を捻り、紙一重で躱す。

フック。

横薙ぎの軌道。視界の外から迫る拳に、ヒューゴは腕を上げて受けるが――重い。

「っ…!」

骨が軋む音が、内側から響いた。

アッパー。

下から突き上げる一撃が、顎を狙う。ヒューゴは後方へ跳び、辛うじて距離を取った。


「どうした、さっきまでの勢いは」


カイゼルは息を乱しながらも、淡々と言い放つ。その姿はまるで、底を見せていない怪物のようだった。

対するヒューゴは、肩で息をしている。だがその目は、死んでいない。


(見える……)


荒れた呼吸の中、視界が研ぎ澄まされていく。


カイゼルが踏み込む。

その踏み込みを狙い顎に垂直に蹴りを入れる


「ッ!」


さらに胴体に前蹴りを入れる


鈍い衝撃が、カイゼルの肋を打つ。


今日初めて、カイゼルの表情がわずかに歪んだ。

だがそこへ、急に黒塗りの車が駆けつける。


「カイゼルさん!また能力(デッドリー)による変死事件が起こりました。撤収しましょう。」


と部下らしき人物が車から顔を出す。


「…そうか…じゃ、ヒューゴまた来るよ」


と残念そうな顔をしながらも、笑顔で車の後部座席に乗り急発進した。


「もう、来んなっての」


と疲労困憊で呟くヒューゴに近づきメロルスは


「本当に良かったのか。給料いいんだろw」


「うるせえ、…笑う元気もねえよ」


と地面に座り込むのだった。




補足!この喧嘩終えたヒューゴの元にはそれを見た市民からの依頼が舞い込むようになるのだった。

さらに、二人は能力や手持ちの銃など使っておらず、本気を出してないことがわかる!

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