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NTR報復に行ったら、能力者探偵と出会ってしまった  作者: 小説書こう


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22/65

教師で探偵と爆弾処理班

普段着ないような服を着てるキャラって萌えるよね

「はあ……なんで俺が教師なんだよ」


鏡の前でネクタイを締めながら、ヒューゴ・ヴァレンタインは心底嫌そうに呟いた。紳士服の上に教師用IDカード。黒縁メガネまで掛けさせられている

どう見ても胡散臭かった。その後ろでカテリナが目を輝かせる


「似合ってますよお、ヒューゴ先生」


絶対(ぜってえ)ウソだろ」


「いーえほんとに」


 メロルスはソファで笑いを堪えていた


「お前、顔が“裏で賭博してる教師”って感じ」


「最悪の評価だわ」


今回の依頼は、レグが以前、通っていた学校についてだった。あの事件以降、学校内では不可解な機械トラブルが続いているSHLDも調査していたが、学校側が世間体を恐れて大規模捜査を拒否、そこで白羽の矢が立ったのがヒューゴだった


「“短期特別講師として潜入してほしい”ねぇ……」


「似合わねえ〜」


「うるせえ」


ヒューゴはため息をつく


「……ま、あの学校にはレグの件もあるしな」


その一言で空気が少し静かになった。ヒューゴは教師証を胸ポケットへ入れる


「行ってくるわ」


 


 都市部第二高等学校


巨大なガラス校舎、最新設備、完全電子化。だがヒューゴには、その綺麗さが逆に薄気味悪く見えた


「今日から臨時教師を担当するヒューゴ・ヴァレンタイン先生だ」


教室へ入り、生徒たちの視線が集まる


「うわ、チャラ」


「ホストじゃん」


「絶対教師向いてねえ」


「聞こえてんぞコラー」


教室が笑いに包まれた。だがヒューゴは気づく、レグみたいな目をした生徒が、何人もいる

死んだような目、疲れ切った顔、誰にも期待していない目


「……」


ヒューゴは軽く笑った


「ま、授業って言っても堅苦しいの嫌いだからさ」


椅子へ座る


「好きな映画の話でもしようぜ」


「は?」


「授業は?」


「知らん」


教室がざわつく


「⚪︎⚪︎えもん映画なら語れる」


「なんだこの教師」


少しずつ空気が緩み始める。ヒューゴはそれを見ながら窓の外を見る、空には監視ドローン、そして校舎中を巡る電子ネットワーク


(レグはこんな場所で追い詰められてたのか)


その時だった、校内全てのモニターがザーッとノイズを走らせ現れた白黒の仮面


『こんにちは、生徒諸君ー』


教室が静まり返る


『突然だが、この学校には爆弾を仕掛ーけた』


『解除できなければ一時間後に爆発すーるよー』


『君たちの青春がどう吹き飛ぶのか、ぜひ見せてくれー』


 通信が切れる、そして学校中が悲鳴に包まれた

セイセイセイですよーーー!!!

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