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聖装士学園の異端者  作者: 綿砂雪
第二章
32/77

第三十話 『うっかり』にはご注意を

さて、アリシアたちがアランを見失って撤収していた頃、アランは何をしていたのか。

結論から言うと、アランは計画通り学園長室に逃げ込むことに成功していた。

ならばアランは今学園長室にいるのかだろうか。いいや、違う。彼が今いるのは……


「アァァァァァ空気が美味い」


学園長室の光景とはかけ離れた、森林のド真ん中にいた。

アランの周りだけは平地になっているが、それ以外は緑一色。そして平地の中央には一つ、地面に扉がポツンと立っている。少なくとも学園内や学園周辺にはこんな場所はない。

ここはアランと()()()()()()()()だけが入ることが出来る、特別な空間だ。


「疲れた……とりあえず座ろ」


周囲に木の切り株があった。アランは『虚空の手』を取り外してローブの懐に入れると、切り株に腰掛けた。


本当に疲れた。久々にアリシアと戦ったが、やっぱりキツい。

特にアイツの自動追尾の光の剣を全部手動で撃ち落としながら剣戟に応じるのが一番キツかった。

一応魔法でもやろうと思えば自動追尾攻撃は出来るのだが、使うにはいくつかの魔法を混合しなければならないし、状況次第で組み合わせも変えなければならない。要するに簡単には出来ない。

この辺りはやはり魔法の限界だろう。魔法ではリデラの聖装能力のようにバカでかい炎の龍を使役することは出来ないし、リオのように大海を操ることも、エレカほど繊細に雷を操ることも、ナタリアのように空間を削ることも出来ない。ましてやアリシアの奇跡やシエルの超技術には遠く及ばない。

どんなに手を加えても、魔法は所詮魔法なのだ。


「にしても、この後どうすっかなぁ」


とりあえずアリシアたちがこの校舎から撤収するまではここに隠れよう。明日以降どうするかはアリシアたちの動向次第で決めるしかないが、今日か明日には例の依頼の話は片付くだろう。

アリシアが出向くか、それか『王家直属聖装士団』辺りが任されるか。いづれにしても俺の代わりに依頼をこなしてくれる聖装士は残ってる。


「ったく、候補は残ってるのになんでアリシアも俺なんかに固執するのかねぇ」


どう考えてもアリシアは俺の実力を過大評価している。

どれだけ実力があろうとも、所詮俺は聖装具すらマトモに使えない半端者。聖装士としては落第点もいいところだ。

この学年次席の地位もいつまでキープできるか分からない。魔法も聖装能力には劣るし、通常武器や武器型魔導器も聖装具の完全下位互換。

その下位互換故の差を知略という名の小細工に頼ることで、どうにか勝ってきたが……


「はぁ……」


憂鬱気味にため息を吐いた───その時。


「いつにも増して気分が悪そうだな、アラン」


この空間に女の声が響いた。

いつの間にかアランの前には一人の女が立っていた。

美しい銀の長髪をした女だ。見た目は二十代後半だが、その立ち振る舞いには貫禄がある。

この者の名はシリノア・エルヴィンス。歴史上たった三人しか存在しない聖装士の頂点『大聖者』の一人にして、現存する唯一の大聖者。そしてこの空間の創造主でもある。

元々シリノアはエルデカ王国の辺境の山奥で暮らしていたが、去年からエルデカ王国立聖装士学園の学園長を務めている。


「アンタも休憩タイムか?()()


「そんなわけあるか、まだまだ業務時間だ。ここに来たのはお前がここに入ったのを感じたから、少し様子を見に来ただけだ」


アランの言った通り、シリノアはアランの師匠である。

二人が初めて出会ったのは七年前、アランが十歳の頃。とあるきっかけからシリノアと共に山奥で暮らすことになったアランは、シリノアに戦いを教わった。

聖装具が無くとも聖装士と戦えるようにと。知識や魔法、体術、実戦経験をシリノアはアランに叩き込んだ。なのでもちろんシリノアはアランの聖装具事情を知っている。

シリノアから受けた特訓はかなりハードなものだったが、そのおかげで今ではアランも学年次席になれるくらいに強くなれた。ちなみにアランに『虚空の手』を授けたのもシリノアだったりする。

つまり今のアランがあるのは全てシリノアのおかげだ。彼女がいなければアランは聖装具が使えないだけでなく、それ以外にも特筆した能力がない、本当の落ちこぼれになっていただろう。

いや、(ある)いは■■■■■■■■■■■。


「にしてもお前、またアリシアとやり合ったのか」


「俺だってやりたくてやったわけじゃねぇ。ただアイツが俺の話を聞き入れてくれないから、逃げるしかなかったんだ」


「依頼くらい受けたらいいじゃないか。所詮は『リヴァイアサンの断片』を護衛する依頼だろう?護衛対象が喋らない分、どこかのお偉いさんを護衛するよりマシだろ」


「それはそうだが……」


「……なるほど、依頼の責任が重すぎて耐えられないといったところか」


「まぁ、そんなとこだよ」


アランが今回の依頼を拒否した理由は主に三つ。

一つ目は単純に面倒くさいから。

護衛系の依頼は様々なパターンがあるが、だいたいが数日に渡ることとなる。

長期間依頼先に滞在するだけでなく、依頼主とも関わるため、精神的な負担が大きい。

二つ目は序列戦が控えているからだ。

ロベリアとの序列戦が控えている今、依頼なんて受けていられない。それが長期に渡る依頼であれば尚更だ。


そして残る三つ目は………


「俺がもし『リヴァイアサンの断片』を守れなかったら、大惨事に繋がりかねない。()()を負いたくないんだよ。それに『リヴァイアサンの断片』を狙うような奴がいるとすれば、ソイツは間違いなく只者(ただもの)じゃない。最悪『魔装士』が敵にいる可能性もある」


「そうだな。断片とは言え、その中身は『十二死天』の一部。秘められた力はとてつもないからな。奴らなら喉から手が出るほど欲しがるだろう」


「やっぱそうだよなぁ……」


想像する最悪の事態に、アランは重いため息を吐く。

もとより依頼を受ける気など無かったが、尚更依頼を受けたくなくなった。


「だが相手が魔装士だとしても、お前なら負けることはないとは思うが……」


「『十二死天』ほどじゃなくても奴らも十分な()()だ。今までにも五回くらい依頼で戦ったことあるけど、どれも簡単にはいかなかった。もし理性アリの正当な魔装士が敵ならより過酷な依頼になる。尚更俺以外が出向くべきなんだよ」


「むしろその可能性があるからこそ『学園最高戦力者』にして『国家最高戦力者』の一人であるお前が出向くべきなんじゃないのか」


力がある者だからこそ強敵の相手を任されて然るべきだという当たり前の理論を、アランは頑なに受け入れない。

強敵と戦えば過酷な戦いになる。すなわち疲れる、苦労する、痛い思いもするかもしれない。

そのような未来が待っていると分かって(なお)、首を突っ込むアランではない。


「はぁ……お前の師匠として言うが、正直今のお前なら完全体の『十二死天の大厄災』が相手でも負けないくらいの実力はあるぞ?」


「はぁ!?ないないないない!アンタいよいよ()()()んじゃ───」


「─《荒れ狂う世界の波動ワールドコンプレッション》─」


シリノアがその一言を紡いだ瞬間、この世界に異変が生じた。

シリノアの目の前にある全てが見えない壁に押されるように、凄まじい速度で後方へと突き飛ばされていくのだ。もちろんその中にはアランも含まれる。

森の木々を巻き込みながら、アランは後方に突き飛ばされる。アランも必死に足掻くが、その抵抗はまるで意味をなさない。

何一つ抵抗出来ないまま、アランは遥か彼方まで突き飛ばされた。






「う…ゲホッゲホッ……クソ痛てぇ。相変わらず遠慮ないな……あの人は」


口から血を吐き出しながら、アランは木々に埋もれた体を起こす。


ご丁寧に俺の魔法の()()()()まで無効化しやがった。おかげでこっちは無抵抗。

身体中切り傷だらけ。頭からも血が流れてるし、これは骨も何本かイカれてる。


「……《治療(ヒール)》」


なんとか行使した治療魔法で、体の負傷を片っ端から直していく。

まず簡単な止血と血液や細胞の回復。そして内臓修復、折れた骨や筋肉も治して、最後に外傷を完全に治せば……


「はぁ……やっと治った」


治療時間は十秒ほど。体が完治したことを確認すると、アランは立ち上がった。

先程までいた場所から()()()は突き飛ばされた。いくら相手が弟子とはいえ、遠慮が無さすぎる。


「何度も言っただろう、アラン。『私を年寄り扱いするな』とな」


「はい、すみません。もう二度と言いません」


いつの間にか目の前に立っていたシリノアに、アランは爆速で土下座した。

シリノア・エルヴィンスには絶対に言ってはいけない禁句がある。それは『シリノアを年寄り扱い』するような発言だ。

二十代後半の見た目に反して、シリノアの実年齢は三百〜四百歳。何気に本人もそのことを気にしており、故に自分を年寄り扱いした者には容赦がない。

もちろんアランもそれは知っているのだが、不意に口が滑って禁句を言ってしまうことがある。そしてその度にアランはシリノアにボコボコにされてきた。


「まったく……無駄な事に体力を使わせおって……」


そう言う割にはシリノアに疲弊している様子はない。彼女にとってはこの程度の攻撃はジャブのようなものだ。


「それで、なんの話だったか」


「俺が『十二死天』に匹敵するとかいう妄言を吐いた事に俺が否定の言葉を投げたところ」


「ああ、そうだったな。ならもう少しだけ話をするが、今の発言は妄言ではない。お前に限らず『学園最高戦力者』なら『十二死天』が相手でも退(しりぞ)けられるはずだ。まぁ殺せるかは別だが」


「確か師匠も『十二死天』と戦ったことがあるんだっけ?」


「ある。『凍冥龍エリュズニル』『呪羅龍アジ・ダハーカ』『腐屍龍ナグルファル』、これらは私が封印した。どれもとんでもない化け物だったよ。尤も私には及ばないがな」


「及ばないなら討伐すればいいだろ」


「出来たらやっているさ。ただ奴らは殺すだけでは死なない。『十二死天の大厄災』は特定の条件を満たさなければ死なないような奴しかいないからな。私ですら殺し切れなかったから、封印という手段を選んだんだ」


シリノアは腐っても大聖者。故に本当にとんでもない厄災が訪れた時には出向いて対処する。そしてこれまでシリノアは『十二死天の大厄災』の内の三体と戦ったことがある。

力で言えばシリノアの方が圧倒的に勝るのだが、『十二死天の大厄災』は殺すだけでは死なないような化け物ばかり。いくらシリノアでも、絶命させるには至らなかった。

故にシリノアは封印という手段を選んだ。過去存在した他の『十二死天の大厄災』の大半も、他の二人の大聖者によって封印されている。


「そこまで聞くと尚更俺が勝てるとは思えないんだが……それはそれとして、俺の服直してくんない?」


「あぁ、そういえばそうだったな」


シリノアの攻撃によってアランの服はボロボロだ。

シリノアは親指と中指の腹を合わせると、指を弾いた。その直後にはアランの服は傷つく前の状態に戻っていた。


「さて、そろそろ私は戻らせてもらおう。まだ仕事が残っているからな。お前もあまりサボり過ぎるなよ」


「はいはい、分かってるよ」


シリノアはアランに背を向けると、自身の聖装能力を行使する。

直後、シリノアの体は光の粒子となって、アランの前から消滅した。

これで再びアランは一人になった。とにかく今はあまり体を動かしたくないので、ひとまず休むことにしよう。

辺り一帯に倒れている木々の上にアランは寝そべった。

アリシアとの戦闘に加えて、先程のシリノアの一撃。体はかなり疲労が溜まっている。

アランは目を瞑ると、そのまま眠りに落ちた。硬い木の上であるにも関わらず、アランは悠々と眠るのだった。



***



眠りから覚めたのはそれから数時間後のことだった。

目を覚ましたアランは寝転んでいた木から体を起こす。空を見上げてみるが、目に映る景色は眠る前と一切変化していない。

今が何時なのかよく分からないが、寝始めた時間からしておそらく今は昼。生徒たちは昼休みの最中だろう。


(今ならいけるか……?)


昼休みで生徒が行き交っている中なら、どさくさに紛れて帰れるかもしれない。

なら早く元の世界に戻らなくては。アランは立ち上がると、目の前に手を(かざ)した。


「《再構築(リメイク)》」


唱えた瞬間、アランの目の前に木の扉が現れた。この扉の向こうは学園長室の出入り口、その外側に繋がっている。


再構築(リメイク)》──空間の構造を操る魔法。一見とんでもないチート魔法に思えるが、残念ながらこの魔法が使えるのはこの空間限定だ。

シリノアがアランにこの空間の操作権限を魔法という形で与えているのだ。アランはそれを発動して、今目の前に空間の出口を作った。


ドアノブに手をかけた。そしてドアノブを捻り、ドアを押し開く。

ドアの向こう側に見えたのは学園長室の外側の景色。アランはそこに足を踏み入れ、元の世界に帰還した。


(さぁて……もう今日は帰るかぁ)


アリシアに呼ばれた時点で講義は公欠になっているから問題ない。

これ以上学園に残っていてもやる事もないし、むしろアリシアや生徒会役員に見つかる可能性を考えれば、帰った方が良いだろう。

校舎から出るべく、アランは廊下の右側を向いて───




「………あ」

「………え」




───見てしまった、視界の先に立つ人物を。


何故か、アランの前にはアリシアがいた。アリシアも驚いているようだから、多分偶然。おおかたシリノアに用があって、学園長室に入ろうとしていたのだろう。

そしてたった今学園長室から出てきたアランは偶然にも、そして不運にも、最も会いたくなかった相手と遭遇してしまった。


「「…………」」


数秒は互いに硬直した。なぜ相手がここにいるのか、この状況で取るべき行動は何か。お互いに悩んで───




「…………《神話を紡ぐ双煌(ディヴァインスペル)》」


先に動いたのはアリシアだった。

目の前には先程逃したアランが無防備の状態で突っ立っているのだ。アリシアにとってこれ以上の好機はない。

顕現させた双剣を握りながら、アランに突撃する。


「え、ちょ待───!」


我に返ったアランも慌ててローブの懐から『虚空の手』を取り出そうとするが、もはや間に合わない。

『虚空の手』を取り出すより早く、アリシアはアランとの距離を詰めた。そして容赦なくアランに攻撃を仕掛けた。

なんとかアランは近接戦闘に応じる。だがアランには武器がない上、驚きと焦りのあまり、魔法の術式構築が上手くいかない。

まさにアランは無防備、そんな状態でアリシアに敵うはずもなく…………








「……クソ、このバケモンが」


一分後、アラン・アートノルトは廊下に伏していた。


「はぁ……正直、何が何だか分かりませんが、とにかく私の勝ちです。今度こそ依頼を受けてもらいますよ」


疲労を込めた息を吐きながら、アリシアは倒れたアランを見下ろす。

まったく意図していない展開だったし、今でもまだ困惑しているが、まぁ勝てたので良しとしよう。

アリシアはアランに勝った。故に勝者として、アリシアにはアランを従わせる権利がある。


「さぁアラン君、こちらの受注書に署名を」


アリシアはローブの懐から折り畳まれた紙とペンを取りだす。

紙の内容は依頼の受注書だ。アランを逃した後もローブに入れっぱなしにしていたが、持っていて良かった。

アリシアはそれらを廊下に伏すアランの真横に置いた。勝者の笑みを向けたまま。


「……あの、アリシア様。お慈悲をいただけないでしょうか」


「いただいて欲しいのなら日頃の行いを改めることです」


「…………」


言い訳のできない正論をぶつけられて押し黙った。


「あ、ちなみに逃げようとした場合は即座に串刺しにしますので、くれぐれも余計な事は考えないでくださいね?」


「アンタ俺の命をなんだと思ってる?」


「序列戦で私を何度も半殺しにした貴方に言われたくありません。そして口を動かす前に署名を済ませてください」


「チッ……せっかく苦労して逃げたのに……!」


己の不運を嘆くアラン。やはり日頃の行いというヤツだろう。

楽をするために常に役割から逃げるアランと、真面目に己の責務と向き合うアリシア。どちらに天が味方するかなど、考えるまでもないことだった。

アランは渋々ペンを手に取ると、受注書に名前を書くのだった。




こうして不運極まりない敗北をしたアランは、アリシアに強制的に依頼を受けさせられた。

その後愚痴を吐きながらも荷造りを済ませ、夕方にはロマーシュアへ向かうべく学園を去って行った。

ちなみに移動手段は魔法による空中移動。一応シリノアに『師匠の聖装能力で転移させてくれ!』と頼んでみたが、シリノアは爆笑しながら『これも修行だ、自力で行ってこい……ふふっ』と断った。




***




以上がアランがこの教会に来るまでの経緯となる。

教会に来てから今日で四日目な訳だが、今のところ何も起きていない。アランも永遠と護衛のために教会に居座っているだけだから、何もなさ過ぎていい加減退屈してきた。

ここでは序列戦に備えた特訓も出来ない。教会を離れられないからロマーシュアを見て回ることも出来ないし、本当に暇だった。

ここまで来ると一周回って早く敵が来て欲しいとすら思えてしまう。その方が早く帰れるから。


「はぁ……早く事件終わんないかなぁ」


敵についてはロマーシュアの警備隊が捜査してくれている。アランも毎日朝と夜に一度ずつ警備隊から状況報告を受けているが、警備隊も捜査の進展はないと言う。

アランが出場する序列戦は二日目の最終試合。残された時間はそう多くない。


「今頃ロベリアは準備してんだろうな……いいよなぁ」


どう考えてもフェアじゃないと思う。ロベリアは試合ギリギリまで特訓ができて、俺はただ教会でボーっとするだけ。

一応アリシアが言うには、序列戦までに事態が解決しなかった場合は対戦日時を調整して、後で俺とロベリアの試合をやってくれるとのことだが、結局そのメリットはロベリアにしかない。

試合が先送りにされるほど、ロベリアは準備する期間が増えるのだから。

ただでさえアイツの聖装能力と相性が良くないのに、なんでこんなハンデを背負わないといけないのか。


「あ〜ダル。もういいや、寝よ」


現在時刻は昼の二時、まさか昼間から敵が来ることは無いだろう。故に教会ではアランはいつも昼に睡眠をとって、夜はぶっ通しで起きている。

生活習慣がバグりそうなものだが、今までにも似たような依頼を受けてきたので、今更この程度は問題ない。

教会内にはアランが泊まる部屋が事前に用意されてある。アランはその部屋に移動して寝る準備を済ませると、ベッドに入って眠るのだった。

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