改革
俺達は、ナッソーに到着した、
だが、まだケンウェイは来ていなかった。
だから俺は、ナッソーの改革を先んじて行うことにした。ただ、急に決めたことだから、資材はない。
だが、俺の力を使えば、このなんにもない地を
実り豊かな地へ変貌させることはできる。
後は、資材を運び込んで、防衛用の城壁や砦を築き、
要塞化したうえで、中に誰もが安心して暮らせる街を
作るだけ。
俺は、正式に着手した。
エルトンとルークには周辺に開拓可能で、拠点にできそうな島がないか調査に向かわせた。
島には、俺の船団とサッチとホニーゴールドがいる。
あぁ、俺の船団のうち、一隻は本拠に戻した。
医者と建築士と戦闘員、資材を運び込むためだ。
大型輸送船で運ぶ手はずとなっている。
俺はその間に、島の面積を円状に10倍近くまで広げた。
面積で言えば、2000平方キロってとこ。
東京都位。ハワイ州の1/15ってとこ。
こういうとき、俺の能力『天地創造』ってのは、
神の如き力を発揮する。
この力を行使して以来、海賊たちから化け物やら、
神様やら崇め奉られている。
おそらくこのナッソー地でいまだに俺に逆らっているのは、キッドだけだろうな。
こっちの拠点としては十分だろう。
ここはあくまで拠点。海賊達の街であり、大規模な砦。
ここで物資を補給し、海軍や商船から略奪し、
更にここで輸送船に積み、本拠地に運ぶ。
海賊共和国にとって、ナッソーの発展は願ってもない。
俺にとっては、外界にまともな拠点が手に入る。
winwinの関係なら問題ないだろ。
そうこうしていたとき、
地平線の先から黒い船が近づいてきた。




