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四日目


「なにを遊んでいるんだ?」

「見てわからない?」

「木と木に尻が挟まって動けないようにしか見えん」

「そうだよバカヤロー!あなたが猫でも観察してろって言うから!責任取れ!賠償金よこせ!」

「よこしたところでどうする。つかえんぞ」

「フッ今までの、もう死んでた!ネタを繰り返すとでも思ったか?」

「違うのか?」

「あなたが持ってるお金はすなわち六文銭!つまり食べ物食べ放題ってわけよ!」

「地獄に落ちるぞ」

「甘いね、地獄がないのはもう言質を取ってるんだよ!」

「珍しく賢いな」

「貴方私のことバカだと思ってるでしょ。あっ見て見ぬ振りした!」



「とりあえず見てないでなんとかしてくれない?」

「押せばいいのか?」

「尻を触るんじゃない」

「じゃあ引くのか?」

「触るんじゃない」

「とんでもないクレーマーに当たってしまった」

「なんとかしろ!」


ぐいっぐいっ


「なにで押してる!?」

「刀の鞘だ」

「はっ!?鞘を抜いて刀で刺したら豚の丸焼きじゃん!」

「人間だがな、いや幽霊か」

「幽霊の丸焼き!?・・・流石にそれはみっともないのでご勘弁願いたく」

「やらん」

「なんとかなんないの?ほら、猫の道を塞いでるしさ、可哀想じゃん?」

「2.3日経てば少し透けるんじゃないか?」

「それまでこのままでいろと?」

「お前の要望を聞くとそうなる」

「もう痛みとかないんだからいっそ、刀で斬っても良いんじゃ?」

「これは人を斬れない」

「は?なんのためあるのさ」

「では現代に作られてる刀は全部人を斬っているとでも?」

「いやそれは、モゴモゴ」

「昔とて同じだ、よくできた刀を納め奉る」

「なのに死んじゃったんだね」

「そうだな」

「今は何を斬るの?」

「概念」

「よくわからんねえ」

「かもしれんな」

「ところで」

「どうした?」

「真面目な話をしているつもりだろうけど、ずっと尻がつっかえたままだからな?」


-----


「じゃあちょっと覗きに行ってくるわ」

「ああ」

「…止めないの?」

「何をだ」

「覗き」

「止めてほしいのか?」

「元、刀だから性別の差異というものがわからないのかな?」

「そんなことはない」

「じゃあ死神だからってんでモラルが欠如しているんだな」

「お前に言われたくない」

「神様だからってどうかしてるぜ」

「そもそもだ、ついぞ少し前まで風呂ぐらい男女一緒に入っていただろう?何故そんなに騒ぐ」

「……そんなハッピーな時代があったのか?いや、むしろそれだと逆に楽しくないのか?行ってきまーっす!」


-----


「いやぁ面白くないねえ、堂々と正面から入って相手も何も反応しないとか。つまり私はその変化を欲していたということか」

「そうだな」

「大体今相手してくれるのはアンタしか…」

「どうした」

「あなた男だよね?」

「本来無機物だが、この体は性質上そうだな」

「見せろ!」


 無理やり服をはぐ


「ワーオ、japanese KATANA! 」

「何故英語」


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「私には刺激が強すぎたようだ。特に刀の反りが…」

「人間はよく分からんな」

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