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ハズレスキル《帰り道》しかないF級探索者、遭難したS級パーティを全員連れて帰ったら救難依頼が殺到しました  作者: ころもぐら


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第199話 三人で書く帰着時刻

 翌朝、俺がギルドの受付へ顔を出すと、瀬川さんが小さな封筒を渡してくれた。差出人は羽取梢。昨夜、山麓から早馬で届いたという。封筒の表には美波の名前が書かれていたので、俺は中を開けずに彼女を探した。


 美波は訓練場の端で、若い探索者に歩幅の取り方を教えていた。右手首の固定具はそのままだが、今日は左手で短い棒を持ち、地面に印を付けている。俺が封筒を差し出すと、彼女は一度だけ深く息を吸った。


「梢からか」


「そうだ。俺は中を見ていない」


 美波は封を切り、紙を読んだ。文字を追ううちに肩の力が抜けたようだったが、笑顔にはならなかった。


「冬真が、今日の午後なら会うと言っている。梢も同席するそうだ」


「場所は?」


「山麓の工房。仕事の手を止めるのは短い時間だけにしてほしい、と」


 美波は紙を丁寧に畳んだ。


「久世。昨日は付き合わせたが、今日は無理に来なくていい。私たち三人の話だ」


「分かってる。ただ、同行してほしいなら行く。必要ないなら街で待つ」


 美波はしばらく考え、訓練生たちの方を見た。若者たちは自分たちで印を確かめ、歩幅を合わせている。


「来てくれ。話す場にいてほしいんじゃない。帰りに、誰かと歩きたい」


「それなら、行くよ」


 フェナは俺の隣で話を聞き、少し迷ってから口を開いた。


「私も行きたいです。でも、三人で話すときは外で待ちます。自分のことを話すのに、知らない人がいると困るかもしれないので」


「ありがとう。そうしてもらえると助かる」


 美波は礼を言った。昨日から彼女は、助かるという言葉を何度も使っている。以前なら自分で何とかすると言った場面でも、誰かの申し出を受け取るようになったのかもしれない。


 昼過ぎの馬車で山麓へ向かうと、昨日の雨が嘘のように晴れていた。荷車道の入口を通り過ぎ、川沿いの集落へ入る。鍛冶屋や木工所が並ぶ通りの一番奥に、青い屋根の小さな工房があった。軒下には木製の道標が何本も立てかけられ、風に揺れる金属片が澄んだ音を立てている。


「ここだな」と俺は言った。


 美波は看板を見上げた。そこには『佐久良標識工房』と書かれている。扉の向こうから鋸の音が聞こえ、木の香りが漂ってきた。


 俺たちが戸口で声をかけると、背の高い男が作業台から顔を上げた。片脚をわずかに引きずっているが、動きは慣れていて、工具を置く手に迷いがない。髪には木屑が付いており、前掛けの胸元には小さな木の鳥が刺繍されていた。


「美波か」


「冬真。久しぶりだ」


「久しぶり、なんて言葉で済む年月じゃないな」


 男は笑ったが、目は美波の右手首へ向いた。


「怪我したんだって?」


「しばらく剣を持てない。今は教える仕事をしている」


「お前が教官か。昔の俺なら、真っ先に逃げ出してる」


「それは、もっともだ」


 二人は短く笑った。俺は少し離れたところで名乗り、フェナも挨拶した。冬真は俺の名前を聞くと、作業台の上の小さな札を指した。


「帰る道が分かる人か。うちの仕事には便利そうだけど、標識が正しいかまでは分からないんだろう?」


「そうです。俺に分かるのは、自分の帰る方向と道筋だけです」


「それで十分だ。知らないことまで知ってると言われたら、俺の仕事がなくなる」


 冬真はそう言って、木屑の付いた手を布で拭いた。彼の冗談に美波が少しだけ表情を緩める。


 工房の奥から梢が現れた。昨日預かった布袋を持っている。彼女は俺たちを見ると、作業台の脇の小部屋を指した。


「話はあそこで。久世さんとフェナさんは、工房を見ていてもらって構わない?」


「もちろんです」と俺は答えた。「外にいてもいいですよ」


「作業場なら危ない工具があるから、勝手に触らなければいい。俺が終わったら案内するよ」と冬真が言った。


 三人は小部屋へ入った。扉は完全には閉まらず、低い声が漏れてきたが、俺は聞かないように工房の入口へ移動した。フェナは棚に並ぶ道標を眺めている。どれも形が違い、丸い頭のもの、角のあるもの、上に小さな鐘が付いたものがあった。


「ナオトさん、この標識は目で見るだけじゃなく、触っても分かりそうです」


「そうだな。木の角を削ってあるから、手袋でも違いが分かるのかもしれない」


 フェナは触ってよいか分からず、手を後ろに組んだ。俺も棚の札には触れなかった。工房には修理中の品と完成品が混ざっているようで、見た目だけでは区別できない。


 戸口から子どもの声がした。小さな男の子が母親と一緒に来て、折れた道標を抱えている。母親は工房の奥を見たが、冬真が不在と分かると困った顔をした。


「村の裏道の札が倒れたんです。今日中に直せますか」


「職人さんは今、お話し中です。俺たちは客なので、直せるかどうか分からないんです」と俺は答えた。


 母親は頷き、入口で待つことにした。男の子は道標を床に置き、フェナの手帳を見た。


「それ、地図?」


「違うよ。私が見たものを描く手帳なの」


「じゃあ、うちの道も描ける?」


「見たことがないから、今は描けない。でも、どんな道なのか教えてくれたら、絵にはできるかもしれない」


 男の子は身振りを交えて説明を始めた。大きな石の脇を通り、畑の横を曲がり、最後に木の橋を渡る道だという。フェナは途中で何度も確認し、石と畑の位置を描いた。男の子が「橋はもっと長い」と言うと、消しゴムで線を直した。


「間違えてもいいんだ」と男の子が言った。


「うん。間違いに気づいたら、直せるから」


 フェナは笑った。俺は二人のやり取りを聞きながら、工房の奥にいる三人のことを考えていた。昔の記録も、間違いを直せるのだろうか。書いた人が違えば、直す場所も違うのかもしれない。


 小部屋から出てきた冬真は、母親の持ってきた道標を見てすぐに作業台へ載せた。


「これは根元が腐ってる。今日中に立て直すなら、新しい柱に替えた方がいい。古い札の文字は使えるから、移しておくよ」


「助かります」と母親が頭を下げた。


「ただし、設置する場所は村の担当者に確認して。俺が勝手に立てると、通れない私有地を道だと思わせるかもしれない」


 冬真は見積もりを書き、母親に渡した。仕事の話になると彼の声は明るく、説明は簡潔だった。男の子はフェナの描いた絵を見せ、冬真がそれを覗き込んだ。


「お、橋の手前に石があるのか。じゃあ札は石のこちら側に立てた方が見つけやすいな」


「でも、石の向こうに立てたら、もっと近くで見えるよ」と男の子が言った。


「近づいてから見えるのと、曲がる前に見えるのは違うんだ。どこで判断してほしいかを考えるんだよ」


 冬真は木片を二つ並べ、男の子に道の曲がり角を作らせた。子どもが納得すると、彼は新しい柱を切り始めた。美波と梢は小部屋から出てきて、作業台の脇でその様子を見ている。


 しばらくして母親と男の子が帰ると、冬真は工具を置き、美波へ向き直った。


「待たせたな。話の続きをしよう。今度は、あの袋を開けたい」


 梢が布袋を差し出す。冬真は青い糸の縫い目を確かめ、懐かしそうに笑った。


「俺、こんなに細かく縫ってたんだな。あの頃は、破れた靴も自分で直してた」


「あなたが縫ったのは覚えていたけど、中身は忘れていた」と梢が言った。


「俺も、何を入れたか曖昧だ。三人で見ていいか?」


 美波が頷き、梢も頷いた。冬真は小さな糸切り鋏を取り、裏地の一か所だけを開いた。中から折り畳まれた紙が出てくる。地図かと思ったが、広げると三人の文字で埋まった一枚の表だった。


「これ……」と美波が呟いた。


 紙には、鐘楼へ向かう途中で見つけたものが書かれていた。大きな木の根、湧き水のある窪地、鳥の巣、道に迷った場所。ところどころに小さな絵があり、最後の欄には『帰ったらしたいこと』とある。


 冬真の文字は太く、少し傾いていた。『温かい汁を二杯飲む。次は一番に鐘を鳴らす』。梢は『濡れない地図袋を作る。道の名前を調べる』。美波の欄には『二人より先に帰らない』と書かれていた。


「こんなこと、書いていたのか」


 美波の声が震えた。冬真は紙を指で押さえた。


「覚えてないのか。雨が降り出す前に、三人でふざけて書いたんだ。お前は『隊長は最後に帰る』って偉そうに言ってた」


「言った。……言ったな」


「それで、実際はお前が先に教官のところへ戻った。俺はあのとき、裏切られたと思った」


 冬真は笑わなかった。


「でも、あとで助手が来て、俺たちを連れ帰ってくれた。お前が呼んだと聞いた。助かったのも本当だし、腹が立ったのも本当だ。どちらか一つにしなくていい」


 美波は紙を見つめたまま、深く頭を下げた。


「私は三人で課題を終えたと報告した。二人が戻っていないことを先に言うべきだった。お前が足を痛めていたのに、私は成績のことを考えていた。ごめん」


「それは、聞いた」と冬真が言った。「梢からも聞いた。俺が聞きたかったのは、どうして今になって来たのかだ」


「右手を怪我して、剣を持てなくなった。教える仕事を始めて、昔の訓練を思い出した。自分が誰かに教える立場になったとき、あの記録を持っていることが怖くなった」


「怖くなったから、返しに来た?」


「それだけじゃない。二人が何を思っていたのか、聞きたかった。聞くのが遅すぎたことも分かっている」


 冬真はしばらく黙り、工房の窓から見える山を眺めた。


「俺は、お前が有名な探索者になったと聞いたとき、嬉しかったよ。少し悔しかったけどな。でも、俺の足のことをお前がずっと背負っているとは思わなかった。怪我をしたのは、俺が無理に鐘楼へ登ったからでもある」


「だからといって、私の責任が消えるわけじゃない」


「消さなくていい。俺の責任も、勝手に消さないでくれ」


 美波は顔を上げた。冬真はまっすぐ彼女を見ている。


「お前が俺を怪我させた話だけにしたら、俺は一生、助けられた側のままだ。俺はあの日、自分で進むと決めた。間違えたけど、決めたのは俺だ」


 梢は二人の間で紙を押さえていた。


「私も、二人に付いていくと決めた。止められなかったことを、ずっと悔やんでいた。でも今は、あのときの私ができたこともあったと思う。地図を残したし、冬真と一緒に待った」


「そうだな」と冬真が言った。「お前の印がなかったら、助手は俺たちの場所を見つけにくかったはずだ」


 三人はしばらく黙っていた。俺とフェナは工房の入口に立ち、声をかけずに待った。会話の中身をすべて聞くつもりはなかったが、扉を閉めていない三人がこちらを遠ざける様子もなかった。


 やがて冬真が美波の紙片を受け取り、破れた最後の行を眺めた。


「これ、返してもらっても困るな。俺の名前があるけど、俺が書いた紙じゃない」


「そうだな」と美波が言った。「どうしたらいい」


「持っていていい。ただし、三人で別の紙を書こう。昔の記録を直すためじゃない。今、俺たちが何を覚えているか、残すために」


 冬真はそのあと、作業台の引き出しから古い鈴を取り出した。鈴の表面には細かい傷があり、振ると高く澄んだ音がした。


「これ、覚えてるか。鐘楼まで競争した日に、俺が腰に付けてたやつだ」


 美波は目を見開いた。


「なくしたと思っていた。雨の中で何度も探したのに」


「助手が拾ってくれた。足を痛めて動けなかったとき、俺はこの鈴が鳴るたびに悔しかった。自分だけ歩けないって、音で分かる気がしてさ」


 冬真は鈴を手のひらで転がした。


「でも、工房に入って最初に任されたのが、音のする標識だった。霧の日に道を見失わないように、風で鳴る小さな鈴を付ける仕事。最初は嫌だったけど、師匠が『鳴る理由を知れば、怖い音も道具になる』って教えてくれた」


「今も使っているのか」と美波が聞いた。


「これは使ってない。昔のものだからな。今作るのは、風が強すぎても弱すぎても鳴らないよう、場所ごとに形を変える。音だけに頼ると、風のない日に困るから、触って分かる札も組み合わせるんだ」


 俺は棚の上に並ぶ鈴を見た。同じ金属なのに大きさも切れ込みも違う。実際に風を受ける場所で確かめなければ、どれが役に立つのか分からないだろう。


「仕事って、昔の失敗を取り返すために選んだのか」と美波が尋ねた。


 冬真は首を振った。


「最初は食っていくためだよ。足を怪我してから、走る仕事を続けるのが難しくなった。木を削るのは好きだったから、工房へ入った。意味がある仕事だと思うようになったのは、そのあとだ。俺の人生を、あの日一日の続きにしないでくれ」


 美波は鈴を見つめ、ゆっくり頷いた。


「そうだな。私は、あの日から二人がどう生きたかを知らなかった。知らないまま、二人のことを考えていたつもりだった」


「考えてくれたのは、嫌じゃない。でも俺がどんな仕事をしているか、一度くらい聞きに来てほしかったな」


 冬真は少し笑い、美波は返事に詰まった。梢が横から口を挟む。


「私も同じことを思っていた。美波の噂は何度も聞いたのに、本人には会わなかった。自分から会いに行けばよかったのに、昔のことを蒸し返すのが怖かったんだと思う」


「梢も怖いことがあるんだな」と冬真が言った。


「あるに決まってるでしょう。測量の仕事をしていても、知らない斜面に一人で立つのは怖いよ。だから一人で立たない方法を考えるの」


 梢は紙を押さえ、三人の顔を順番に見た。


「今日だって、私だけなら二人を同じ部屋へ呼べなかった。美波が来て、冬真が会うと決めて、ようやくここまで来た。誰か一人の勇気だけじゃない」


 冬真は鈴を引き出しへ戻した。


「そういう言い方、昔から上手だったな。俺は地図を描くのも話すのも苦手だった」


「その代わり、壊れた袋を直してくれたじゃない」と梢が返す。


「袋の話はやめろ。あの縫い目、今見るとひどい出来だ」


 三人の笑い声が重なった。美波がどんな表情をしているか、俺には角度のせいで見えなかったが、笑い終わったあとの沈黙は、さっきより短かった。


 冬真は机の上の古い紙片を見て、真面目な顔に戻った。


「ひとつだけ、言っておきたい。俺は今、二人とまた会えて嬉しい。でも、あの日のことを全部許したと言うつもりはない。たぶん、これから思い出して腹が立つこともある」


「それでいい」と美波が答えた。「私は、許してもらうために来たんじゃない。二人の言葉を聞きたかった」


「じゃあ、また来いよ。今度は古い話じゃなく、仕事の話をしよう。梢は水路の図面で忙しいし、俺は村の標識を直さなきゃならない。お前も訓練生が待ってるんだろう」


 美波は一瞬ためらい、やがて笑った。


「次は、手土産くらい持ってくる」


「菓子がいい。山を歩くと腹が減るからな」


「昔から変わらないな」


「変わったところもある。そこは、会いに来て確かめてくれ」


 梢は新しい紙を取り出し、作業台へ置いた。美波は左手で鉛筆を持ち、冬真は木屑を払った。三人は順番に、自分の覚えている帰着時刻を書き始めた。


 美波は教官のところへ先に戻った時刻。梢は冬真と斜面で待った時間。冬真は助手に肩を借りて門をくぐった時刻。三つの時間は揃わなかったが、誰も同じ数字に直そうとはしなかった。


「最後の欄は、何て書く?」と梢が尋ねた。


「『三人とも帰った』でいいんじゃないか」と冬真が言った。「ただし、同じ時刻じゃない。それぞれ違う道で、違う助けを借りて」


「私が先に帰ったことも書いてくれ」と美波が言った。


「もう書いてある。消さないよ」


 冬真は紙の端を指で叩いた。


「俺たちが残したいのは、誰か一人を悪者にする話じゃない。次にここで訓練する人がいたら、何を見落としたか分かる話だ」


 梢は新しい紙を三つ折りにし、それぞれの名前を裏に書いた。美波は古い紙片をしまい、代わりに自分の手で書いた新しい記録の写しを受け取った。


 帰り際、冬真は工房の棚から小さな木の札を三枚取り出した。丸、三角、四角の頭が付いている。


「これ、試作品。山の道に立てる前に、手袋で区別できるか試してもらいたいんだ。剣を持てない間、暇なら手伝ってくれ」


「私に?」


「足の置き方を教えるのが得意なんだろう。目印を見つける練習にも、きっと役立つ」


 美波は札を受け取り、左手で形を確かめた。


「分かった。ただし、使えるかどうかは現場で確かめる」


「当たり前だ。そうでなきゃ困る」


 冬真は笑った。梢も少しだけ笑い、美波はようやく肩の力を抜いた。


 工房を出ると、夕日が川の水面を照らしていた。美波はしばらく無言で歩き、橋の手前で足を止めた。


「久世。今日は来てくれてありがとう」


「俺は何もしていない」


「それが助かった。誰かに答えを出してもらいたかったわけじゃないから」


 フェナは美波の左手にある三枚の札を見た。


「私も、試すときに手伝っていいですか。厚い手袋だと、形が分からないかもしれません」


「もちろん。今度は私が教える側だけじゃなく、教わる側にもなる」


 美波は札を一枚ずつ包みに戻した。右手の固定具はまだ外せない。それでも、今の彼女には剣とは違う形で誰かと働く時間がある。俺はそのことを、本人が少しずつ確かめていけばいいと思った。


 街へ戻る馬車に乗る前、フェナが手帳を開いた。彼女は工房の看板と三つの札を描き、頁の隅に小さく『帰る時間は、人によって違う』と書いた。


「ナオトさん、これ、変じゃないですか」


「変じゃないと思う。俺にも、そういう日がある」


「でも、帰り道が分かるのはナオトさんだけですよね」


「俺が分かるのは、俺の帰り道だけだよ。誰かがいつ帰るかは、その人にしか決められない」


 フェナは頷き、手帳を閉じた。美波は窓際で新しい記録の写しを眺めていたが、今度は隠すようにしまわなかった。紙には三人の違う時刻が並んでいる。それでも、最後の欄には同じ言葉が書かれていた。


 俺たちは帰った。


 誰か一人が先に着いたことも、遅れて着いたことも、そこから消えていなかった。

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