思っていた以上にやばい話に巻き込まれた可能性
「・・・では、まず先ほど貴方が私に聞いた客人という事について説明したいと思います」
「!あ、あぁ、そういや気になってたんだった・・・」
ついさっき聞いた筈なのにそれから今の数分まで色々と一気にありすぎたせいか陽太は忘れていた、明乃はそんな陽太を見ては溜息付いた、そしていつ用意したのかわからないペンとボードを床から拾っては持った
「いつそのペンとボードを用意したのかは何も言わないけど・・・それ、どうするんだ?」
「・・・ただ、なんとなく持っておいた方が何か役に立つかと思いまして、それでただ持ってるだけです、さて、ではまず先ほど言った客人についてですが・・・実はですね・・・」
「っう、うん・・・?」
説明と言う事で陽太はなんとなく体育の時間を思い出し座る事にした、教師の話を聞く際、体育の時間は座り聞く事が多かったからだった
「・・・なんで座ってるんですか?」
「!え、い、いや、ただなんとなく体育の時間とかって先生の話聞く時座れ、だとか言われてただろ?だから今は説明してるし、だから座った方が良いかなぁって、あっ、座っちゃだめだったか?」
「・・・いえ、もうどうでもいいです、後私は貴方の先生じゃないですから、そこら辺弁えてください、私は貴方と別に親しいわけでもない、今日あったばかりのクラス同士に過ぎません、本来なら私と貴方は会わなかった運命、ただ私と貴方に一つ、特異という共通点が合っただけ、あまり慣れなれしくしないでください、わかりましたか?」
「っあ、あぁ・・・??」
今さっきまで普通に話をしていた筈なのに突然そんな事を言い出した明乃に陽太は混乱した、失礼な話だが情緒不安定にも見えるぐらいの変わりっぷりだった、と陽太はそう思うももしかしたら触れてはいけない話を今無意識の内にしたのかもしれない、そう思い陽太は少しだけ距離を離してみよう、そう思った
「…話を中断してすみません、話を戻しますが実は・・・、この世界には人の目では認識、もしくは目視できない生物、生き物がいるんです」
「・・・っえ、ひ、人の目では??」
はたまたスケールのでかい話が周ってきた来た事に陽太はもうあまり驚かずただ人の目、という事だけに驚いた、と同時に慣れとはいうものは怖い、そう思った
「はい、人の目では決して認識、目視ができない生き物がこの世界に住んでいます、ちなみにこの話は私含めた私が先ほど言った他国からの命令、と言ったその他国の方々しか知らない情報です」
「っ・・・そ、それってもの凄く危ない情報な気がするんだけど・・・?俺の、気のせい・・・??」
平然とした表情でそんな明らかに物騒な話をした明乃に陽太は苦笑いしつつ内心ギスギスしながら言った
「・・・そうですねぇ…詳しく言ってしまえばこの情報は私が言ったその他国、の一つの国しか知らない情報です、ですからこの国は勿論他の国もそんな事知りもしません、ですからくれぐれもこの話はしないでください、もしこの事が表沙汰になった時は・・・」
「っお、表沙汰になった時は・・・?」
「・・・貴方には責任として…いえ、これは私が決める事ではありませんね、すみません」
小難しい表情をしては挙句には誤った明乃に陽太は顔色を悪くし冷や汗垂らした、そして今更ながら陽太は
「・・・い、今まで一つ言いたい事があったんだけどさ・・・」
「?なんですか凡人さん」
「ぼ、凡人、まぁ確かに凡人、じゃなくて!お、俺ってこ、この部活抜けられたりだとかって・・・?」
聞いてはいけない気がする、そう陽太は思うも好奇心、またはこの危ない事態から逃げたい思いからなのか聞いた、明乃はそんな陽太の質問に目を細めにっこりと微笑んだ、そんな突然の意味不な微笑みに陽太は体を硬直させた、一方で明乃は手に持っていたペンでボードに何かをスラスラと書いては陽太の元へよりしゃがみこみ見せた
『抜けられますがそうした場合貴方の今までの記憶を全て消させていただきます、危険な行為ですので死ぬ可能性もあります』
「っ・・・」
「・・・大丈夫です、他人とは言え貴方の骨ぐらいなら拾ってあげますよ、勿論、最後の汚名としてド変態さんと名前を付けて」
ボードから顔を出しては目を細め微笑んだ、陽太はそんな明乃の微笑みを見ては狂っている、そう正直思ったと同時に理不尽すぎる行為、そして抜け出すデメリットを考えたらなにもやる気がなくなった
「・・・天使の顔を被った悪魔が・・・」
「貴方の言っている意味がよくわかりませんが貴方がやめない事は理解できましたので話の続きをさせてもらいますよ」
「・・・わかった」
話を続きをするという事で明乃はまた自分がいた位置に歩いていき止まった、陽太は説明の続きをするという事で明乃を見る事にした
「…さて、それで先ほどの認識、目視できない生物に関してなんですが、ここで私達「特異の人間」は約に立つんです」
「?どういうふうに役に立つんだ?」
「それは、ある道具を付ける事で私達は認識、目視ができるようになるんです」
明乃はそう言っては足元に置いてあったなにか小道具箱のような物の中から何か取り出した、それは指輪のような形のした何かだった
「・・・?ゆ、指輪??」
「はい、これを指に嵌める事によって私達「特異な人間」はその生物を認識、目視できるようになります、ちなみに説明しますがこの指輪には私達だけに特別に反応するようになっている道具です、私が先ほど言った他国、が作った物で支給品のような物です」
「・・・ちょ、ちょっとそろそろ言いたかったんだけどさ、その他国ってなんなの?正式的ななにか名前、名称はないの??なんかすっごい胡散臭く感じるんだけど・・・」
いくらその他国?さんが作ったとしてもこんな明らかに嘘くさい、詐欺臭い物には抵抗があったのか陽太はそう言った、そしてそんな陽太に明乃は溜息付いては面倒そうな表情をしては言った
「スクールボランティアクラブです」
「・・・え??」
「?スクールボランティアクラブですが?」
正式な名称を聞いた筈が何故か部活動名を言った事に陽太は首を傾げた、ただ変な事に明乃は普通になんの嘘もなく言っている事に余計陽太はわからなくなった
「・・・っえ、す、スクールボランティアクラブって部活動名じゃないの??」
「…あぁ、そういえば言うの忘れていましたね、あっちのその他国の方の正式名称もこれですよ、かなりネーミングセンスがおかしいですが、まぁツッコまないでください、私も最初は疑いましたから」
明乃はそう言っては小道具箱の中からもう一つ指輪を取り出した、二つ共同じ色、形をしていて銀色の指輪だった
「っこ、これでツッコまない方がおかしいと思うんだが・・・」
「・・・いちいちそんな事で気にしていてはこれから先やっていけませんよ」
明乃はそう言い陽太の元へ歩んでは指輪を差し出した、陽太は差し出された指輪を見ては躊躇した、これを本当に受け取ってしまっていいのか、と
「・・・なにをしているんですか、早く受け取ってください、後あまり人の手をじっくり見ないでください、腐りそうです」
「腐りはしないと思うんだが・・・」
とりあえず受け取っておこう、そう思い大人しく受け取る事にした、そして受け取った事を確認した明乃は元の位置へまた歩いた
「では早速付けてみてください、どの指でも平気です」
「!あ、あぁ、わかった」
目の前で指輪を人差し指に付けて見せた明乃を見ては陽太も右手の薬指に嵌めた、だがこれと言って何かが変わるわけではなかった
「・・・?なにも変わらないんだが・・・?もしかしてパチモ「それ以上言ってみなさい、貴方のその口二度と開かなくなるぐらいに縫いますよ」
「っわ、わかったわかった、それで・・・なにも特に変わった所がないんだが・・・?」
周りを見渡してみたとしても特に何かが変わるわけでもなく何か変な生き物がいるわけでもない事に陽太は明乃を見てはそう言った
「この指輪が発揮されるのは他国から、じゃなく・・・ややこしいですね、支部という事にしておきましょうか、そこから依頼があった時、または客人から直接に依頼があった場合の時だけです、まぁ客人が直接に来るなんて事は滅多にないと思いますけどね、ですから安心して逝ってください」
「最後のいってくださいにはかなり意味深な言葉が隠されてた気がするけど気にしないようにしとくけど・・・え、それでどんな依頼をやったりするの?」
一番肝心な事を聞いていなかった、と陽太はそう思い聞くことにした
「…そうでしたね、一番大切な事を言うのを忘れていました、大体の依頼内容は貴方の大嫌いな血生臭い争いですよ」
「・・・・・・俺、耳悪いのかな、今すっげえ物騒な事が聞こえた気がするんだが」
「決して気のせいなんかではありません、現実逃避しても無駄です、ここは現実なんですから、もしなんだったらここが現実という事を実感させる為に貴方をぶん投げてあげましょうか?きっと目も覚めますよ、ここが現実なんだと」
別のなにか聞き間違えだと思いそう言うも一瞬にして陽太は明乃にそう言われ現実に突き落とされた、しかも最後の最後にはさりげなくストレス発散かまたは鬱憤晴らしとして陽太自身を物理的に突き落とそうとした、流石の陽太もそれは無理、そう思い頭を横に全力で降り拒否した
「・・・ドが付く変態な貴方には丁度いいかと思ったんですが、そうですか残念です、それでは今から私は用意する物がありますので貴方は体操服に着替えおいてください」
明乃はそう言っては奥の方へ行ってしまった、どこへ行くのかと見ているとどうやらなにか倉庫?らしき所を開け、入っていった、そんな所を見ていた陽太は
「・・・一体何するんだ・・・?というかひょっとして、いや、今更すぎるけど俺って結構危ない事に巻き込まれてるんじゃ…?」
そう陽太は先ほどの明乃の話を思い出し思った、そして今は大人しく従っておこう、そう思い制服を脱ぎ体操着になった、陽太は中学の頃から制服の下に体操着を着ていたおかげでいちいち着替えずに済んでいた




