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頁032

字母】爾(に)日数可(か)左(さ)禰(ね)天(て)止(と)毛(も)又多(た)地(ち)可(か)部(へ)類(る)/

翻刻】に、「日数かさねて」とも「又たちかへる」/

本文】に、「日数((ひかず))重(かさ)ねて」とも「また(又)立(た)ち返(かへ)る」/

古文】に、「日数(ひかず)重ねて」とも「また立ち返る」



字母】止(と)毛(も)以(い)部(へ)留(る)者(は)心阿(あ)利(り)止(と)左(さ)多(た)女(め)以(い)多(た)/

翻刻】ともいへるは心ありとさだめ、いた/

本文】とも言(い)へるは心ありと定(さだ)め、いた/

古文】とも言へるは心ありと定め、いた



字母】久(く)衣乃(の)才学久(く)八(は)之(し)久(く)世(せ)天(て)旅能(の)嵐/

翻刻】く衣の才学くはしくせで旅の嵐・/

本文】く衣の才学((さいかく))委(くは)しくせで旅の嵐・/

古文】く衣の才学委しくせで旅の嵐・



字母】夜半乃(の)川(つ)由(ゆ)爾(に)志(し)保(ほ)留(る)ゝ(る)衣能(の)安(あ)利(り)/

翻刻】夜半のつゆにしほるる衣のあり/

※本文の仮名遣い(定家仮名遣い)は「しほる」だが、「萎る」の歴史的仮名遣いは「しをる」。

本文】夜半の露(つゆ)にしほ(を)るる衣のあり/

古文】夜半の露にしをるる衣のあり



字母】左(さ)満(ま)爾(に)川(つ)遣(け)天(て)毛(も)不(ふ)留(る)郷乃(の)恋之(し)幾(き)/

翻刻】さまにつけても「ふる郷の恋しき」/

本文】さまにつけても「ふるさと(郷)の恋しき」/

古文】さまにつけても「ふるさとの恋しき」



字母】奈(な)止(と)以(い)比(ひ)奈(な)世(せ)留(る)波(は)可(か)利(り)者(は)與(よ)八(は)之(し)/

翻刻】などいひなせるばかりはよはし、/

本文】など言(い)ひなせるばかりは弱(よは)し、/

古文】など言ひなせるばかりは弱し、



字母】奈(な)止(と)左(さ)多(た)武(む)留(る)毛(も)可(か)奈(な)良(ら)須(す)之(し)毛(も)/

翻刻】などさだむるも、かならずしも/

本文】など定(さだ)むるも、必(かなら)ずしも/

古文】など定むるも、必ずしも



字母】左(さ)乃(の)三(み)安(あ)留(る)末(ま)之(し)起(き)事爾(に)也(や)可然/

翻刻】さのみあるまじき事にや。可然(しかるべき)/

※「可然」は「可キ然ル」、つまり「然る可き」を漢文体で表したもの。

本文】さのみあるまじきこと(事)にや。しか(然)る(●)べ(可)き(●)/

古文】さのみあるまじきことにや。しかるべき



字母】人々安(あ)津(つ)末(ま)禮(れ)留(る)會爾(に)雲客/

翻刻】人々あつまれる会に、雲客、/

本文】人々集(あつ)まれる会に、雲客((うんかく))、/

古文】人々集まれる会に、雲客(うんかく)、



字母】安(あ)左(さ)可(か)也(や)末(ま)可(か)計(け)左(さ)部(へ)三(み)由(ゆ)留(る)山能(の)為(ゐ)乃(の)/

翻刻】「あさかやまかげさへみゆる山のゐの/

本文】「浅香山(あさかやま)影(かげ)さへ見(み)ゆる山の井(ゐ)の/

古文】「浅香山影さへ見ゆる山の井の

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