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【愛の花束 逆ハーレム乙女】悪役令嬢なんて御免ですわ!  作者: ねねこ
第一章(リオン目線)
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再会

俺はセバスに用意された紺の生地に金の刺繍が施された燕尾服に白のスボンを履いている。

それはマリアンの6歳のお披露目パーティー出来ていたのと同じデザインのものだ。


セバス達は先に行っている。

最初から出るなど、周りから絡まれることを考えると面倒だからだが。


そろそろダンス時間か…。


(マリアン様も立派な女性になられておいでです。周りの方も放っとかないですよ。)


リオンは夜空を見たあと、カーリヒルト家へ転移した。


会場に入り、壁に持たれながら周りに視線を流すと、中央で他の男と踊っているマリアンの姿があった。

その姿は、6年前とは全然違い…。

小柄の体に似合わない膨らみ、抱いたら折れそうな細い腰…。

どこか幼い感じが残るも大人の雰囲気が出ていて。


目が離せなかった。

ふと気づけば、マリアンは他の男と踊ってる時俯き顔を上げると、頬を染め、愛おしい顔をする。


なぜ、そんな顔を他の男にする…。


暫く多くの男共と踊った後疲れたのかテラスへ出ていった。


来なければよかったか…。

俺はそう思い踵を翻そうかと考えだした時だ、テラスにいたマリアンに一人の男が近づき指に口づけをする。腰に手を回し始めた。そのまま唇を重ね用としていた。マリアンはそれから逃げようとしていた。その時の顔はかつて俺が家庭教師セストから助けたときに見せた恐怖、嫌悪、助けを求める顔で。


それを見た瞬間俺の中で何かが切れた。


「何をしている」


そう声をかければ、相手の男は怯みマリアンは瞳がこぼれ落ちそうなほど開きその瞳にはあふれんばかりの涙をためて俺を見ていた。

かすれる声で、俺を呼ぶ声がする。


マリアンの腰にいつまでも手を当てていた男が何か喚きマリアンの腰を引き始めた。


それ以上触れるな…


俺は突風(フォラータ)で男をテラスの外まで吹き飛ばしマリアンが倒れないよう横に立つ。マリアンは、目が開けれないようでじっと瞑っていた。


テラスの外に落ちたが俺が知るか…


隣でモゾモゾ動いたのが分かった。


ああ…。逢いたかった。

「マリアン…。」


名前を呼べば驚いた瞳を見せたあと大粒の涙が頬に流れ続ける。

俺の名前を呼んだかと思った瞬間胸に顔を押し付け泣いていた。


マリアン…。

このまま何処かでお前を閉じ込めておきたい…。


俺はまだこちらの様子を見ている男共に()()()()()と忠告しマリアン腰に手を回し、マリアンの部屋へ転移した。


転移した先が自分の部屋だと気づいたマリアンは小動物のように周りを見渡していた。

そんな姿が愛おしく感じた。


「マリアン」

声をかければ俺を見てくる。

そのまま額に、瞼に、頬に確かにそこにマリアンがいるのを確認しながら

丁寧に優しく唇で触れる。


それに頬をあかめながら驚き俺を見ている姿に我慢ができるわけがない。

俺は唇を重ね長い間マリアンを味わう。少しすると肩が震え始めたので唇を話し赤く染まった頬を撫でる。


「マリアン、逢いたかった…」

「私もです。リオン様…」


そう伝えればすぐに返事を返した。

それがたまらない愛しく、独占したくなった。


「リオン…。二人の時、様はいらない」

「……え、……あ、……っ…その…。リ、リオン」


驚きながらも恥ずかしそうに最後は俺の名前を呼ぶマリアンが愛しく…

自然と頬が緩む。それを誤魔化すため唇を重ね、抱き寄せる。

幸せを感じていると


「リ…リオン…。あ、あの…私の事…「リア」…って呼んでください」


突然可愛いことを言い出した。

これはアレか俺の気持ちを確かめているのか?

そんなことを顔で見つめ言われると…


俺はリアの唇を激しくむさぼってた。

リアの膝に力が入らなくなっているため支え


「…リア…好きだ。」

「私も好きです。リオン」


俺の思いをつげれば、真っ赤で艶めいた瞳でおれを見つめるリア。


もう止めれないぞ…

このままベットに押し倒しリアに触れたい、そう思いもう一度唇を落とそうとしたときだ


「すみませんがお二人ともその辺で、会場へお戻りください。」

「きゃぁ!」


セバスが部屋の扉の前に立っていた。

お互いの気持ちを伝えたあたりから気配を感じが…。 


「……なぜ今声をかけた。」

「今声をかけなければ、坊っちゃん方は朝まで帰ってこなくなるだろうと判断したからです」


確かに俺はこのまま暴走していた恐れもある。

それに、他の男にするこれ以上こんなリアを見せるつもりはない。


「…………。」

「そこは否定してください。坊っちゃん…。」


そう言っている俺達を不思議そうに見つめ首を傾げるマリアン。


「坊っちゃん…。マリアン様は純粋無垢すぎると思うのですが…。」


その言葉には同感する。キスだけで腰が抜けるほどだからな


「ああ。知っている」

「はぁ…。坊っちゃん…。」


セバスが片手で額を抑え首を横に振り、深いため息をし俺を見ていた。


その後はセバスに促され、

会場に戻りカーリヒルト夫妻に挨拶に行く。



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