おしおき
「あ、あの…。リオン…?」
「…………。」
私は今研究室内の小部屋仮眠室用のベットの上に押し倒されております!
先程から何度も声をかけても答えてくれず、冷えた眼で私を睨むようにリオンは見てます。
「お、怒ってる?」
「…ああ」
ですよねー!
やっぱりレインハルト王子との事に怒ってますよね。
「あ、あの…ごめんなさい」
「何かだ」
えっと、どこから見ていたか知らないけど…。
レインハルト王子と接触した事でしょ?
「レインハルト王子とあ、会った事…。」
「………。」
「リ、リオン?」
「他は」
「え?」
「他にもあるだろ」
リオンはそう言いながら私の上に寄りかかってきながら私を睨んでます。
「えっと…レインハルト王子にエスコートされて、親しくなりたいって言われた事?」
「ほう…」
え!まさかの地雷落とした感じ!?
リオンは何か言おうとした私の唇を唇で塞いできて…。
「ふっ、…ん……チュク……はっ…リ…リオ…ンッ…」
強くて、激しくて…。強引に舌を絡められ全身に甘いしびれが襲ってきて…
いやらしい音が耳に響いていく。
唇が離れたかと思うと額に…瞼に…頬に…唇が落ちていき、首筋に落ちた瞬間
「やぁっ」
自分でも聞いたことのない変な声が出てきて…
恥ずかしくて、恥ずかしくて…。
顔を両手で隠すようにしてイヤイヤと首を横に降れば、リオンの手が私の手を取って私の顔を見つめてくる…。
「っ…。だ、だめ…。恥ずかしい…」
顔が熱くて、涙がたまり始めた瞳でリオンを見つめると、
「リア。そんな顔するな、止めれなくなる」
そう言って、また唇を重ねる。
リオンの片方の手が静かに学服の上から胸に触れる。
「っ!…ん……や、リオ…っ!」
唇から逃れなんとか声を出すがすぐ蓋をされる。
胸にあったはずの手が徐々に下に行き始めて、スカートの上から太ももをなで始めて…
「…んん!…ん…ふぁ…もう、む…りぃ」
涙が瞳から溢れて頬を伝う。
その様子をリオンがじっと見つめ
「リア、王子とは会うな。」
そう言って優しく涙に濡れた頬に触れ、
「王子に会うならセバスを連れていけ。」
私は黙って小さく頷くと、体をベットから起こされ
「次は容赦しない」
と耳元で囁いてきた。
それにまた、
恥ずかしさで顔が熱くなっていくのが分かった。
何故か隣でリオンがため息を付いているけど…。
まだ王子との事気にしてるのかな?
「あの…、私はリオンとしかこういう事したくないから、王子には近づかないにするよ。…だから…怒らないで。」
顔が熱く…瞳に涙が溜まったまま真剣にリオンを見つめると、何故か固まるリオン。
少ししてリオンが私の顔に手を当てようとしたとき、
「なぁーお!」
桜の木の下にいたはずの黒猫さんが目の前にいた。
え?なんでここに?そう思っているとリオンから意外な言葉が出てきた。
「またお前か…セバス」
そうリオンは恨めし気な瞳で黒猫を睨んでいた。
え?ちょ?この黒猫さんがほんとにセバスさん!
確かに似てるなぁとか思ったけど…まさかの本人!
って事は…私…セバスさんを…
「抱っこして撫でちゃった…」(ボソ)
そう思っている事が小声で漏れてしまったようで。
直ぐにリオンに「どういうことだ」と睨まれ…
「リア。まだ、おしおきが足りないようだな」
そう言ってまたベットに押し倒されて激しく唇を重ねられ…
リオンの手が……また、学服の上から敏感な所を撫でていった。




