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まぁ、頑張りましょうか。【学生編】  作者: 和水 璃雨
三章 学園編 中等部
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61話 学生の敵だよねコレは…。

その後、ちょっと暴走した先輩方が暴れだしたが、下の階の部屋ででPTA総会モドキのパーティーをしていた保護者組が乱入したことにより沈静化したり、別の意味で暴走していたニゲル先輩は、教師陣と一緒にいた…たしかヴェールさんのお姉さんに、自重しろ云々の説教喰らっていたとか…そんな色々な事があったがなんやかんやでパーティーは過ぎていき、後に残っていたのは文化祭の片付けと…学生の敵、期末試験だった。


「ほぁ、試験実施日の前の日が休みで助かりましたね。これなら当日分の授業ノートを振り返るだけでそこそこ点が「プシュー。」って、何どっかのギャグマンガみたいに頭から湯気を出してるんですかルナさんっ!?(俗に言う知恵熱ってやつなのか?…初めて見た。)」


「…お、終わった。今回の試験は終わった。…何で初日に語学が当たるんだよぉぉお!」


ああ、そう言えばルナさん語学が苦手でしたね。


「そんなに語学が苦手なのに、初等部を通して良くいつも首席を取れますよね。」


「…初等部の全課程は、お母さんとお父さんから入学前に教えてもらっていたし、うちの学校って中等部からマークシート法式だから、…答えはほとんど勘。」


……この天才肌め。それは自慢か、自慢なのかコノヤロウ。あんまり私も人の事言えないけど腹立つな!


「ソルはコツコツ予習復習するんだけど、僕がそれしようと机に向かうといつの間にか他の事してたり寝ちゃうんだよね。」


「他の事と言うと、定番の掃除とかですか?」


因みに『私』の時は、試験期間中特に何もしていませんでした。やったとしても、ノートと教科書等を眺める程度ぐらいかな。数学と英語以外なら、コレで平均点は固かったです。…流石に反省して、琴波になってからは復習を真面目に取り組んでいます。


「へぇ、試験前の行動の定番なんてあるんだ。僕はお母さん達の研究を眺めているのが大好きだったから、家にいるときは殆んどそうしてたんだ。…ああァァア、気が散って集中できないよぉ!…そうだ、由榎ちゃんやディオやソルを誘って勉強会しない?場所は図書館の中にある学習コーナーとか使って。あそこなら飲食しても大丈夫だったよね?よし、そうしよう!」



こ、断る隙を全く与えない、ルナさんのマシンガントークぱねぇ。


「で、では、私はお茶やお茶請けの準備をしますね。ルナさんは、皆さんに連絡を回してください。」


「お安いご用さ、任せなさい!コレでも、クラスの大半のアドレス知ってるからね!…メモリーの関係で、普段関わりのない人はメモ帳機能の中に登録してるけど。」


メモ帳にクラスメイトだけど、特に関わりがなく普段は必要としない人のアドレスを登録して、それでもメモリーが危ないとかスゲェなおい。



勉強会って事だし、お茶はローズマリーやレモン系のハーブが入ったハーブティーにしようかな。…あ~でも、下手に淹れて変なクセが出るのは怖いな。普通に紅茶にしよう。勉強で頭使うから、気分がサッパリするレモンの方が良いだろうが、ここは色々我慢してストレート(無糖)にしよう。お茶請けは…うん、妥当案でクッキーで良いか。下手に凝ったものを持っていくのはちょっと気が引けるし、疲れたときは甘いものだし。


水筒やお茶請けを入れるためのタッパーを準備していたら、どうやら、ルナさんは皆さんと連絡が取れたようだ。…何でニヤニヤしてるんだろう。


「コートハ、あと一人勉強会に参加することになったから、もう少し多めにお茶もお茶請けも持っていってね!」


「(一人追加か…。)まあ、一人ぐらいなら誤差修正できますけど、何でまたそんなにニヤニヤしてるんですか?」


「むふふ、図書館に行ってみれば分かるよ!んじゃま、行こうか!」


「待ってください。…ルナさんはパジャマの格好で行くんですか?」


「へ?……ふみゃぁぁぁあ!?わ、忘れてた!!」



この人が、私達の学年で首席取っている人なんだよな?…普段はただのドジっ娘属性を持ったロリ巨乳美少女なんだよなぁ。


「コトハ!?めっちゃ失礼な思ったね!?まだ身長伸びるはずだもん!ドーンと伸びて、コトハ抜かしてやるんだからっ。」



ルナさんの身長はもう伸びる見込みがないって事を伝えない方が良いかな?まだ(叶わぬ)夢を見させてあげたいからね。





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