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光速のSeer~集団転移したみたいだけど俺のこと気づいてないっぽいので勝手に異世界を旅するぞ!!~  作者: みけ猫 ミイミ
第二章

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身バレ

護はルカメイシェルとモンガと一緒に教会の通路を歩いているとジルフェアに呼び止められて……。

 あれから護は集会室で退屈に思いながらジルフェアの話を聞いていた。その後、話が終わり護たち三人は集会室を出て通路を歩き始める。


「お待ちください……マモル・テンノ」


 ジルフェアに呼び止められて護は立ち止まり嫌な顔をする。


(いったいなんの用だ?)


 そう思い護は振り返りジルフェアをみた。

 ルカメイシェルとモンガも立ちどまり振りかえる。


「二人っきりで話をしたいのですが」


 邪魔だとばかりにジルフェアは、ルカメイシェルとモンガを睨んだ。


「なぜ? 二人っきりに……意味が理解できない」

「クスッ……貴方は異質の存在。私と同じ匂いがするのよ。いえ……私の能力のせいかしら。みて直ぐに気づいたわ」


 それを聞き護は、ドキッとし顔をひきつらせる。


(逃げるか?)


 そう思い護は後退りした。


「それに……名前で確証しましたのよ」

「マモル……逃げられそうもねえぞ」

「あら……お二人は知っているようね」


 そう言われて護は一旦呼吸を整える。


(待て……冷静になって考えろ。先ず流亜は、なんで身バレを……いやバレてるって気づいてないはずだ)


 微かに笑みを浮かべ護は口を開いた。


「なんのことを云っている?」

「あー……もしかして私のこと気づいてないっぽい?」


 テヘと舌を出してジルフェアは、コツンと自分の頭を軽く叩いている。


(流亜って……こんなキャラだったか? まあアニメでしか知らないから余計にか)


 知っているイメージと違っていたので護は困惑していた。


「そうね……ここじゃ話づらいから私の部屋に来て」

「俺だけか?」

「んー仕方ないわね。マモルがいいなら他のモブ二人も一緒についてきて構わないわよ」


 そう言いジルフェアは左手を腰に当てている。


「なんか……嫌な呼ばれ方なのニャ」

「ああ……そうだな。だがモブってなんだ?」

「知らないけど……嫌いニャ」


 それを聞き護は苦笑した。


「知らない方がいいかもな」


 そう言われて納得いかなかったけれど、ルカメイシェルとモンガは聞かない方がいいと思いやめる。


「そういう事なら……構わない」

「良かったわ! 色々話したいことがあるのよ」

「俺は話すことないけど……」


 そう言われるもジルフェアは、ニコニコしていた。


「じゃあ行くわよ」


 コッチと護たちを誘導しながら、ジルフェアは自分の部屋へと向かう。

 そのあとを護とルカメイシェルとモンガが追いかける。


 ✦✧✦✧✦


 ここはアイアンデット教会の建物外。建物と石塀の間の隙間には(ひびき)鈴音(りんね)がいた。

 そう、この集会に鈴音も来ていたのである。


(魔竜王の討伐の前に立ち寄った町で面白そうなことを耳にして来てみたけれども暇つぶしになるかもしれないわ)


 そう言いながら自分のステータス画面を操作した。


(それに……この教会を潰してしまえば神官ワイゼ様に褒めてもらえるかもしれないわよね)


 目がハートになっている。女性であるワイゼのことを好きなのだろうか。まあ、そういう事なのだろう。

 ステータス画面の調整を済ませるとこの場を立ち去った。


 ✦✧✦✧✦


 ここはアイアンデット教会内部でジルフェアの部屋だ。

 部屋に設置されている円いテーブルには護、ルカメイシェル、モンガ、ジルフェアが居て椅子に腰かけ話をしている。

 因みに護の右側がジルフェアで左側はルカメイシェルだ。モンガも挟まれてる感じだが、かなり距離をおかれている。


「なんで二人共……そんなに近いんだ?」


 護の顔は真っ赤だ。


「私を良く知ってもらいたいからですわ」

「ボクはマモルを護ってるんだニャ」


 それを聞き護は爆笑する。


「ま、待て……ハハハハハ……腹いてえー……マモルを護って……」(涙目)

「マモルが笑ってるニャ!!」

「ああ……こんなに笑ってるのをみるの初めてだぞ」


 そう言いモンガは護をマジマジとみた。


「そう……笑えないことが続いたのでしょうね」

「あ、それは……そうそう。それよりも話って?」

「そうだったわ。マモル……私は貴方と同じ世界から来たのよ」


 それを聞いた護は、なんて反応すればいいかと戸惑っている。


「な……なんのことを言ってるんだ?」

「誤魔化しても無理よ。私の鑑定スキルで分かっちゃうんだからね」

「鑑定スキル!! なるほど……それでか。だけど、なんでバラした?」


 ニヤッと笑みを浮かべジルフェアは護を見据えた。


「手伝ってほしいからよ」

「何を?」

「私は、この世界を壊したい。だから同じような境遇のマモルなら分かってくれると思ったのよ」


 そう言われ護は首を傾げる。


「鑑定スキルで俺の境遇までみえるのか?」

「全部丸見えよ。性格とかもね……だから逃がさないために私は護の真横にいるのよ」


 護は全てジルフェアにみられてることにショックを受け泣きそうだ。


「そうそう……そうだったわ。私の本当の名前って……マモルは気づいてるわよね?」

「そういう事か……それで声をかけた」

「ええ……そうね。だから、この世界を一緒に壊しましょ」


 そう言われ護は困惑する。

 それを聞いているルカメイシェルとモンガは複雑な気持ちになっていた。

読んで頂きありがとうございます(^ω^)


では次話もよろしくお願いします(o^^o)

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