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光速のSeer~集団転移したみたいだけど俺のこと気づいてないっぽいので勝手に異世界を旅するぞ!!~  作者: みけ猫 ミイミ
第二章

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命を狙われる

護はスラム街の見回りをしていると黒ずくめの男性に命を狙われて……。

 ここはスラム街の裏路地。護は一人ここに立っている。

 あれから作戦をたてたあと解散してスラム街の見回りをしていた。

 なぜ護が一人なのかはスラム街自体広いため手分けして監視することにしたのである。

 まあ他にもギルドから受けている者もいるのだが、この仕事自体は自分の都合でできるため現在護たちだけなのだ。


(なんでこうなった? 俺は巻き込まれたくなくて城から逃げてきたんだぞ。だけど結局別件で巻き込まれてる。まあ……こっちの方がマシだけどな)


 そう思い俯き溜息をついた。


(次の集会が二日後だ。不安しかないけどなぁ……だけど一人じゃないから、まあなんとかなるだろう)


 そうこう考えていると護に近づいてくる一人の男性が現れる。しかし、その存在に背を向けているせいか護は気づいていない。

 その男性は黒ずくめで明らかに怪し過ぎるうえ手に大きめのナイフを持っている。


「邪魔だ! シネエェェエエエー!!」


 と同時に黒ずくめの男性は護へ思いっきりナイフを刺した。

 いや護は声を聞いた瞬間、危険を察知し瞬時に黒ずくめの男性の背後に移動している。


「いきなり、なんのつもりだ?」


 目の前に護がおらず背後から声がし黒ずくめの男性は驚きよろけた。だが体勢を戻し振り向きざまに護をナイフで斬りつけようとする。

 その動きに即座に反応し護はよけたと同時に黒ずくめの男性の腕を掴み捻った。


「うぐぅっ……」


 痛いのか苦痛の表情を浮かべている。

 その表情をみる間もなく護は黒ずくめの男性を軽く投げ地面に叩きつけた。


「グハッ……」


 軽く叩きつけたはずの黒ずくめの男性は白目をむいている。切ったのか口の中から血が流れていた。

 中腰になり護は黒ずくめの男性をみる。


「力を入れてないのに気を失っている。元々弱いヤツだったってことか?」


 自分の強さを理解していないため護はそう思う。


(しかし……なんで俺なんかを襲った? この状態じゃ確認できない)


 どうしようかと思い護は周囲を見回した。


「誰にもみられてない。よし! 事故ってことにしてもらおう」


 そう言い護は黒ずくめの男性を背負って嫌な顔をする。その後リバルの居る部屋へと向かった。


 ・

 ・

 ・

 ✦

 ✧

 ✦

 ・

 ・

 ・


 黒ずくめの男性を背負いながら護は酒場の階段をのぼろうとする。

 周囲は騒めき護をみていた。

 それに反応し護は足を止め酒場に居る者たちへ視線をむける。すると一瞬で周囲の者たちは黙ってしまった。そう護に睨まれたと思ったからである。


(なんで注目してんだよ。あー吐きそうだ。早くリバルのとこに行こ)


 向きを直り急ぎ足で階段を登っていった。

 その様子をみて周囲の者たちは青ざめている。

 のぼりきった護はリバルの部屋の前までくるとノックし中へ入った。


 ✦✧✦✧✦


 部屋の中に入った護はリバルのいる机の方へと向かう。

 そんなリバルは机上に足をのせて座り本を顔に被せ寝ている。

 そばまでくると護は呆れた顔でリバルをみたあと背負っていた黒ずくめの男性を床に寝かせた。


「リバル寝ているのか?」


 その声を聞きリバルは慌てて飛び起きたため、ドサッと無造作に本が床に落ちる。机上にのせていた足は驚き慌てておろした時に角にぶつけたみたいだ。


「ツウ……いきなり声をかけるな! ん? マモルか……見回りは終わりか?」

「女とも思えない寝方だな。まあいい……まだ見回りは終わってない。だが命を狙われた」

「どういう事だ……城と関係あるヤツなのか?」


 そう問われ護は首を横に振った。


「コイツだ。ここまで背負って来たけど、どうする?」


 立ち上がるとリバルは護のそばまでくる。そして中腰になり床で寝ている黒ずくめの男性を覗きみた。


「黒ずくめって……まさか」


 そう言いリバルは黒ずくめの男性の覆面を剝ぎとる。


「ハアー……やっぱりセイドリックかよ」

「知り合いなのか?」

「セイドリック・ハルーべス。組織の幹部の一人で、オレが信頼しているヤツだ」


 不可解に思いリバルは首を傾げた。


「リバルの配下の者が、なんで俺を襲った?」

「そんなの知る訳ねえだろ。それよりも、なんか言ってなかったか?」

()()()……()()って言ってた気がする」


 その時のことを思い出し護の顔は今更ながら青ざめる。


「邪魔……なるほどだぜ。起こして問い詰めた方がよさそうだ」


 そう言いリバルは床に寝ているセイドリックの耳に目掛け「起きろおぉぉおおおー!!」と怒鳴った。


「うわあぁぁあああーボス! すみませーん!!」


 と叫びセイドリックは飛び起きる。それと同時に、ちょこんと床に正座をした。


「謝るくらいならマモルを狙うんじゃねえ!」

「ですが……こんな得体の知れないヤツを幹部に考えてるって」

「待て! どういう事だ……幹部って……俺は聞いてない!!」


 そう言い護はリバルを睨んだ。

 頭を抱えリバルは首を横に振った。


「セイドリックー……このことは機密事項だっつったはずだぜ!」


 顔をひきつらせセイドリックは怯えている。

 その後リバルはセイドリックを半殺しにする。

 それをみて護は怯えていたのだった。

読んで頂きありがとうございます(/・ω・)/


では次話もよろしくお願いします(*^^*)

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