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光速のSeer~集団転移したみたいだけど俺のこと気づいてないっぽいので勝手に異世界を旅するぞ!!~  作者: みけ猫 ミイミ
第二章

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司祭ジルフェア・ベルド

司祭が集会室に入って来て護は……。

 ここはライクスチアの町で北東側にある教会。あれから三日経っていた。

 リバルから指示があるまで護は、ルカメイシェルとモンガとスラム街の警備をする。そして昨晩リバルから指示があり、この教会へときた。


 この教会はアイアンデッドと悪趣味な名前なのだ。名前の通り外や中も鉄で人を模った置き物と壁画などが飾られている。

 それも至る所ワザと行為に破損させているようだ。


 ここは教会の内部。顔がみえないようにフードを被ってる護、大きな可愛い帽子を被るルカメイシェル、モンガはサングラスにスーツ姿で黒尽くめだ。

 目立たないようになのだが、モンガだけ異様にみえる。そんな三人は通路を通り集会室へと向かっていた」


「気味が悪い……なんで死体やゾンビのような形をした鉄の塊が飾られてるんだ?」

「知らないのニャ」

「オレも知らねえぞ。確かに……言われてみりゃ不気味だ」


 そう言いモンガは、グルリと周囲をみる。


「モンガ……前に来たことあるって言ってたけど。集会室も、こんな感じなのか?」

「ああ……こんな感じで迫力があるぞ」


 それを聞き護とルカメイシェルは、どんな恐怖が待っているのかと青ざめた。


「こんなのを、ずーっとみてなきゃいけないのニャ」

「俺も嫌だけど……仕事だし仕方ないよなぁ…………」

「そういうこった。まあ気にしないようにすればいいだけだ」


 二ッと笑顔のモンガは、この不気味な雰囲気でも大丈夫のようである。


「それにしても……身辺調査だけって言ってたよな? なんで集会に紛れ込まなきゃいけない」

「昨日リバルが言ってたろうが。思ったよりも風向きが変わったってな」

「うんうん! 都合よく集まりがあるから、ただ闇雲に身辺調査するよりも内部に潜って調べた方が効率いいって言ってたのニャ」


 そう発言しながらも、ルカメイシェルは周囲の雰囲気に対してビクビク怯えていた。


「まあ、そうだけど……なんかなぁ」


 周囲を見渡し護は首を傾げる。


「そういえば見張りがいない」

「この教会には必要ねえぞ。魔道具で出入りを監視してっからな。まあ会話まではしてねえみてえだが」


 そうこう話をしているうちに集会室の前へ辿り着き三人は立ちどまる。


「ここからは絶対に話をしない」

「うん……分かってるのニャ」

「下手なこと口走って作戦が失敗したらマズイしな」


 そう言うと三人は見合わせ頷き中へと入っていった。


 ✦✧✦✧✦


 ここは集会室。多いと言えないが数十名程度きている。見る限り老若男女いて纏まりなくバラバラだ。

 黙ったまま護とルカメイシェルとモンガは目立たないように、その人たちの最後尾に立っている。


(リバルの話じゃ……今日の集会は信者を増やすためっていってたな。だけど、この人数と纏まりのない性別や年齢って何処から集めてきたんだ?)


 そう思い人との隙間から先をみた。

 すると誰か集会室に入ってくるのがみえる。

 その者はジルフェア・ベルドだ。

 司祭といっても、まだ二十歳で若い。それに女性である。

 ジルフェアの傍には男女二人いた。

 着ている物は聖衣なのか三人共に真っ黒である。


(よくみえない。でも雰囲気的に女性だよな。それも結構若いようにみえる)


 そう護が考えていると、ジルフェアが話し始めた。


「皆さま〜ワタクシ共の唱える声に賛同し、この場に集まっていただきありがたきことでございまーす!」


 そう言いジルフェアは周囲を見渡したあと軽く呼吸をする。


(んー……この甲高い声って何処かで聞いたことがあるんだよなぁ。それも懐かしいアニメだったような気がする。でも…………まさかな)


 まさか違うだろうと思い護は心の中で笑った。


「皆さま……そう硬くならないでくださいませ。この宗教の目的は、このクソみたいな世界を改革することなのですから〜」


 そう言いながらジルフェアは手を広げ微笑んだ。


(それにしても似てるなぁ。確か名前は流亜……そう、そうだ! 鈴戸(すずど)流亜(るあ)。何時も……ちょいエロで、ちょいワル。中途半端な役が多かったよなぁ)


 そう思いながら護は、なんでこんな時に昔スキだったアニメのことを思い出してるのかと自分に対して呆れていた。


「さあ〜心を解放するのです……そして我らが神デスベルク様に忠誠を誓い崇めなさ〜い!」


 その神の名を聞き護は何処かで聞いた覚えがあると思考を巡らせる。


(デス……だいたいゲームとかのボスキャラって名前の頭につくよな。んーん? ゲーム……そういえばゼットナクエストのボスキャラって)


 そう思いジルフェアを、ジーッとみた。


「魂の解放……それは死でなく行動。そう寄付ですよ〜。さあ……さあ〜! 貢ぎなさい〜わた、か……神へ〜」


 それを聞き護は首を傾げる。


(今……間違いなく私って言おうとしてたよな?)


 不審に思い更にジルフェアをみた。

 すると護の右側の瞳が十字に光った。それは紫で誰にも気づかれない程度に光っている。


(なんか脳裏に映像が浮かんでるこれって、ジルフェアのものなのか?)


 その映像をみながら涙を浮かべ護は、ある確信を得た。

読んで頂きありがとうございます(^∇^)


では次話もよろしくお願いしますo(^o^)o

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