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第7話 危機

「なるほどね〜」宙は、ぼくの説明に納得してくれ、ご飯をぼくにくれた。

あの状態から、何にも言わないで怪しまれずに済むのは無理だよな……。

ぼくは、サラダにかかった白くて綿みたいなソースをなめながら考えた。口の中に入るとシュワシュワとしておいしい。

過去の人に、未来のことを話すのはマズイって知っている。でも、同じ宙なんだから、いいか……。

「宙、これはまずいんじゃないかしら?」宙のお母さんが、宙に向かっていった。やっぱ、まずかったのか……。

「虹、未来は、本当に、私以外、誰もいないのか?」一言一言、確実にぼくに聞こえるように言った。よっぽど、重要な事らしい。ぼくは、慎重に言葉を選んでいった。

「はい、布をかぶせたような、真っ暗なところに宙はいました。星が瞬いていましたが、それはごくわずかでした。ぼくは、宙が創ったハコの中にいました」

「何でいきなり敬語になるんだ?」と、宙は、ボソっと呟いてから、腕を組んでなにやら考え始めた。そして、ポツリポツリと話し出した。

「……空宙石がなくなった……ということは、宇宙の破滅を現している。持ち主である私だけが生き残り………星が、なくなり始めているという訳だ…………虹が住んでいる地球もやがて消えるだろう……」

「そんな………」言葉がなかった。地球が……消えるなんて。え、でも……。

「ぼくは、地球に住んでいたんですけど」思わず言っていた。そう、宇宙に来る前、ぼくは平和に暮らしていた……。

「それは、空宙石かなくなってから、時間が経っていないのだろう」

「宙、助かる方法はこれしかないんじゃないかしら」

「うむ、そうだな、これしかなかろう」

ぼくは、二人の会話を、ボーとしながら聞いていた。


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