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考えが纏まらない。ちょっと気を紛らわす為に別の事を考えてみましょうか。

カードゲームのカードって希少価値の高い物は売値が数億円とか行く物も有るそうです。昔の激レアカードが出る未開封のカードパックはその激レアカードを引き当てない限り赤字の値段で売られて居るとかも聞きますね。

転売ヤーがパックを軒並み買い占めた結果、ユーザーに新弾カードパックを殆ど手に入れられない惨事にも成った所も有るとか。

カードの価値を高めたいなら品薄商法も一つの手で有る事は確かです。まあ、カードゲームで環境が煮詰まって来たから新しい物をブチ込んで環境を変えたいとかならある程度以上カードの数が出回ってくれないと困る訳ですが。

と言うかあるカードゲームでは同じ能力のカードに加工の種類を変えてレアリティを変えている奴が有るそうですが、実際の勝負で使う分には下の方のレアリティのカードで良いと思います。当然見栄えは高いレアリティの奴の方が良いですよ? ……全部それだけで揃えようとすると札束でカードゲームしている形に成るから気後れするだけなので、高レアリティ側のそれが欲しくない訳では無いですが。

……軽く調べただけでも下側のレアリティ側だと三桁前半の値段のカードが高レア側だと数万円に成っている奴も有りますし、直にデッキ内部を全部買い揃えた場合本当に札束でゲームやる形に成るので……。

まあ、高い価値のカードや良いカードを手に入れたら脳汁が出るのは解りますよ?高い価値を認めているからこそ、それをデッキに入れて使いたくないと言うだけですから。そう言う意味では私はコレクター寄りの考え方なのですかね。

……実際それなら素直に狙って居る種類の構築済みデッキが出るまで待った方が良い気もします。何時出るかの保証は無い上、最新付近のカードパックで欲しいのが出たら買うしか無いですけど……。

高い金を払う前提ならカードショップで中古品を狙って買うと言う手も有ります。出たら必ず買えると言う訳でも無いですし、構築済みデッキに頼らず高レア側のカードをデッキに入れられる上限までカードショップで揃えるとデッキに掛かる価格は冗談抜きで数十万行く人も居るかもですね。まあ、デッキの構築内容次第では有りますけど。

……いわゆる箱買いとかカートン買いとかしたら高レアカードの確定枠が有るなら、確定枠で価値の高い奴が引ければ黒字、そうでなければ赤字と言う物も有るそうで、……確定枠の中から抽選と言うまだ勝ち目が有るギャンブルだとは思います。その確定枠を得る為に買う量が多すぎる気もしますが……。


と、まあ、息抜きはお終いにして、考えるのに戻りましょう。……あ、そうだ、シェリーさん関連の情報がやって居るかもなのでテレビを付けますか……。へぇ、今日の夜は流星群が降るのですか……見易い場所は……結構離れていますね。ま、いいや。家から見るだけにしましょう。それで考えながら諸々を済まし、夜、流星群を見物する事にします。綺麗ですね……。

流れ星と言えば綺麗ですが、アレ要は小さい隕石なのですよね。一日の隕石の飛来量は一トンとか何とかも有るくらいらしいです。

只、隕石に何かが付いてきてパンデミックとかはそもそも既存の亜種くらいの菌なら大気圏突入時に全部燃え尽きるので有り得ませんよ。……巨大な隕石の内側に有った結果熱から守られたのでセーフ理論だってそれなりに大きい隕石が前提なので、日常で見る流れ星でそうなる事はそうそう有りません。……其処に能力が絡まないなら、ですが。……ってこれ、露骨なフラグですね。見物を止めて連絡を取りに行きますか……。



それで連絡を取った所、大気圏突入で燃え尽きない隕石が出ない限りは心配する必要は無いとの反応が来た所で、小型の隕石が住宅街に墜落したとの連絡があちら側に来ました。

『……』

「……」

『……対応、急げ。連絡は切らせて貰う』

「頑張ってください。それでは……」


……フラグ立てるのじゃ無かったですね。改めてデータを調べます。既存の細菌は百二十一度以上で数分間加熱処理をしたら大抵死ぬ。隕石の表面に付いていた場合、大気圏突入で一万度には耐える物で無い限り、大気圏突入時に燃え尽きるので、それが中心部分に伝わるレベルの小ささな隕石の場合、表面に付着している既存細菌の亜種の持ち込みの可能性は度外視で問題無さそうです。

つまり対処すべきなのは大気圏突破を出来るレベルの隕石のみな訳ですが、鳥インフルエンザとかの例を鑑みるにそう言う細菌は五十グラムも持ち込まれたら十分パンデミックが起きるに足る気がします。それに隕鉄と言う物も有るので、隕鉄の様な新種鉱石が降って来る可能性は十分有り得ます。

……あ、なら、隕石が落下したポイントに行くのも不味いですよね。新種鉱石が大気圏突入で熱されて揮発していて、その揮発した物が毒的な事は十分有り得ますし。


そして経過を再度連絡し、確認すると、ゾンビの様な挙動を取る人が大量に発生した様です。……いや、冗談でしょう? ……と再度確認を取ると、揮発した隕石の金属毒が麻薬の成分と酷似していた為、近場に隕石を見に来た人達がそれを吸引して麻薬の副作用な様な物が大量に発生した、と言う事な様です。噛んだら噛まれた人もゾンビに成るかは解りませんが、吐息に麻薬の成分が含まれて居た場合、副流煙的な麻薬の接種は有り得るので、噛まれたらが吐息を掛けられたらに変わった感じとは言え、素早いタイプのゾンビなので割と洒落には成りません。噛まれる様な状況なら吐息だって掛けられて居るでしょうし……。そして二時間もしない内に騒動は決着しました。……強い方に命中し無かったので制圧は簡単でしたから……。

……麻薬の成分が含まれる隕鉄の様な物、か、また変な物が有りましたね。その鉱石を剣とかに使えば、斬った相手に麻薬の副作用を起こさせる剣が出来るとか有るのでしょうか?流石に接種量的な意味で一度斬った程度では無理が有りますかね……。

うーん、それにしたとしても拡大解釈次第で幾らでも悪さ出来そうな金属ですね。拡大解釈在りきの強さの設定を拡大解釈無しで考えたら雑魚。つまり○○しか出来ないけど、◇◇が出来るので最強ですと言う話で、◇◇を無視して考える。下げ要素以外無視してマウント。そりゃ雑魚でしょうよ。

……しかし、小説なら大規模イベントの引き金に成るようなネタがあっさり処理されましたね……。……念の為追加で調べるとしますか……。地脈龍様の所は……いや、今行くと回答もしないとアレだし……。と考えて居る所に追加で連絡が来ました。……シェリーさんからですね。


『あーネイトさん。何かキナ臭い事が有る様だけど、私達側は無関係だからね』

「何故言いに電話を掛けて来るのですか?」

『正直此方に都合が良すぎて疑われない方がおかしいもの』

「……それはそうですね。ならそれを止める意志は有りますか?」

『無いわ』

「なら疑われない訳が無いかと」

『そもそも認識が間違って居る様だから訂正すると、私達側は地脈龍に対して勝ち目が薄いと考えたから人工惑星を造った。……それは良いわよね?』

「つまり、地脈龍様に喧嘩を売って真正面からどうこう出来るなら、そもそもやって無い事をやって居るのに、なんで私達が全面戦争の火蓋を切る様な真似をすると思うのか、と?」

『……話は速いから良いけど、解っていて聞いたなら意地が悪いわね』

「いえ、準備したから行けるだろと考えて居るパターンも有り得るかと」

『ならちゃんと話を聞きなさいよと』

「それはともかくとして、犯人に心当たりは有りますか?」

『うーん、無いわ。但し、先に断って置くと単純に流星群で新しい金属が持ち込まれただけのパターンも十分に有り得るからね』

「……状況的に疑われても可笑しくないから先に主張はするが、潔白証明は出来ないと?」

『前提条件的にやる意味も理由も戦力も勝算も無いのだけど……』

「でもまあ、普通都合良すぎて疑いますよね?後理由なら有りますよね?」

『色々と並列してやって居るのだし、もし私達がやるつもりでもやるタイミングは少なくとも今じゃない』

「……前提条件的に今やる事で敵対する事は旨味が無い、ですか」

『ええ。まあ、あくまでもやるならば、ね』

「……少し聞きたいのですが、シェリーさんと融合している付喪神の名前は何でしょうか」

『その情報わざわざ要る?』

「踏み込んだ話をする上では必要かと」

『……エルア・タハティ、ね』

「ではエルアさんは付喪神として隕石の飛来物はどう対処するつもりなのでしょうか?」

『聞きたい事ってそれか。……うーん、エルアじゃなく私がそのまま答えるけど、通常大気圏で大抵処理され尽くす物をどう対処しますかと言われてもね』

「では言い方を変えて、大気圏突入で燃え尽きないレベルの隕石が来たらどうします?」

『星のサイズとしては月とかクレーター塗れなのに大気圏だけで足りると思う?』

「全然大丈夫じゃないって事ですか?」

『いや、大丈夫よ。現状はエルアに能力に依る防壁を常時展開させているわ』

「大気圏ってどうやって用意したのですか?」

『地脈龍と同じだと思うけど、能力の生成物ね』

「……地脈龍が嫌だから来る層がそれで来ますかね?」

『能力無しで膨大な量の空気の調達をするとか、必要量的には地球の大気からの等価交換だと地球の住民と敵対せずには無理ゲーな量よ?』

「……科学でも空気は造れますよ?」

『量を考えなさい。莫大にローコストで造れるなら、そもそもオゾン層破壊とかは問題に上がらずオゾンを大量生産して補充すれば済む話よ? やれるとしてもコスト的な意味で無理があるの』

「大量に植林出来るなら砂漠化は抑えられるとか思ってそうですね」

『……星の水の総量は決まっている物ね』

「そうですね。星の水の総量を物理的に増やさない限り、砂漠化した場所に水を集めたら集めた量相応に別の場所の水が減る形に成ります」

『はぁ、話が解る人だけだったら色々と楽なのだけどね』

「……仮に只の偶然だとしても、貴方がたに都合が良いから邪推する人が出る。冤罪の証明ネタの鉄板の真犯人を見付けるのも、単純に流星群が特殊金属を運んで来ただけだと厳しいですし」

『そんな偶然起きて堪るか検案が実際に起きてしまった場合、どうやって潔白証明をすれば良いのやら……』

「条件次第だから時と場合だけど、今回の場合、流星群に能力干渉をしていない証拠を出せば良くないですかね」

『流星群に私達が干渉していない証拠、か。……人工惑星にも流星群が来ていたから防御的な意味で干渉はして居るから厳しいわ』

「流星群の軌道を変える奴とかの流星群の動きを変える系を使ったとか有ったら不味いですけど」

『それは無いわ。そういう類いの奴を使って地球に意図的に流星群をぶち当てた場合只の攻撃だもの』

「ふむ……貴方がたがやったと主張する人が出たらそちらにも話を聞きたいと思いますが、嘘は無いですね?」

『少なくとも私の力が及ぶ限りでは』

「……うーん、シェリーさんの話に嘘が無い前提で考えると、自衛の為にやった事がギルティだと言われる形に成ると思いますが……言われそうな事を具体的に話してくれませんか?」

『敢えて雑に言うと自衛の為に証拠造りを色々としていますが、それが不正行為を前提にして居るだろうとか言われそうですね』

「証拠を確保する事が不正行為でギルティ? つまり、魔女裁判や痴漢冤罪に対する裁判みたいな事を相手が仕掛けてくると言うお考えで?」

『私達が裁判で負けるとしたらそれくらいしか無いですし』

「……それは大層な自信ですね」

『捏造でやった扱いにされでもしなければ明確にやばい事はやって居ないので』

「だからと相手側が不正行為をしまくる前提ですか……」

『条件上そう言うクズでもないとそもそも裁判沙汰にしてこられませんから。それだけ此方は気を使い行動して居るのですし』

「普通にやれば普通に勝てる話だから、相手側が捏造や不正行為をしてくる前提で考える、か……心底舐めていますね」

『やって居る訳じゃないですから、公正にやるなら普通は勝てて、逆に侮辱罪で逆に訴訟叩き付けられるので、捏造や不正行為をしてくる奴以外は大抵無視で良さそうですから……』

「シェリーさん側の出す証拠が捏造だから信用に値しないとか言われたらどうします?」

『その言葉の対象を相手側に変えて返すだけです。実際にそう言う事をやって居ないからこそですけどね』

「今やる気はないなら準備整ったらやるのだな? なら今粛清した方が良くね?とか言われたらどうします?」

『少なくとも今は平和的にやっている奴にわざわざ難癖付けて断罪をしますって主張ですよ、それ』

「いや、やって居る事が犯行の準備だとか言われたら?」

『そもそも私達の主張と都合は地脈龍の生成物塗れの生活が嫌だから別案を用意するね?です。それが達成出来るなら、地脈龍と戦う事は絶対の目的ではそもそも有りません。目的の達成を潰すと言うなら貴方と戦争ですね、はい。と言う感じですかね』

「実際、地脈龍を倒すのは無理なので、こうしますって流れなのですから、地脈龍を倒す見込みが付いたらやるのではとか言われそうです」

『文句言うなら私達の主張を達成する実行可能な代案寄越せやゴラァ、ですね。創作だと主人公が理想論でぶち壊す類いの主張を私がして居る事は解りますが、地脈龍の生成物塗れの生活をまともな形でやめられるなら人工惑星を云々とか必ずやる必要は無いので、辞めさせたいなら実行可能な代案を出せって話』

「……他の星から引っ張ってきた素材だけで造ったいわゆる宇宙服を一生着続けるとか?」

『貴方はそれをやりたいですか?やるとしてもそれは妥協案の部類だと思いますが』

「ですが、出来ますよね?」

『お前は一生不自由にしとけって強制的にされて貴方は一切怒りませんか?』

「……今はもう良いです」

『そうですか。じゃあ今は連絡を失礼しますね』

「ではまた」


連絡を切り、考える事にします。はぁ……地脈龍との融合は正気の沙汰でない。けど、私の強さは確実に一気に上がるだろうし、何か折衷案を考えてみましょうか。




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