第7話【義妹とノーブラ】
「結局、あんまり眠れなかった」
朝の六時、わたしはアレから三時間ほどゆうくんの言葉が気になってドキドキして眠れていなかった。
「今から寝ても学校遅刻確定だしもう起きちゃおう」
そのままわたしはゆうくんが起きないようにこっそりとベッドから抜け出し、パジャマから制服に着替えることにした。
「あ、わたし昨日ノーブラで寝ちゃっていたんだ……」
その時、私はパジャマを脱いで自分がノーブラだったことに今更気づいた。
そうだ。普段は寝る時邪魔だからブラはしない派だったけど、これからはゆうくんと同じベッドで寝るわけだしブラくらいは付けた方が良いのかなぁ……
「てか、こんな所ゆうくんに見られたら大変だから早く着替えなきゃ――」
「…………あ」
そう思って、ベッドで寝ているはずのゆうくんに目を向けると何故か彼の目はぱっちりと開いており、その瞬間わたしと目が合った。
状況を整理しよう。今わたしは制服に着替える為、パジャマを脱いだ状態で下着は履いているとはいえ上は完全にノーブラだ。
そして、それを寝ていると思っていたゆうくんの目の前で着替えをしていたわけで……もしかして、全部見られてた?
「……見た」
「……ミテナイヨ」
嘘だ! 絶対この感じは見ていたに違いないだって目が合っていたもん! つまり、見られた!? 全部!? それってつまりノーブラのおっぱいを!?
そ、っそんなの……ひゃぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?
「ゆ、ゆうお兄ちゃんてば、最低!」
次の瞬間、わたしはパジャマで上を隠しながらベッドの上にいたゆうお兄ちゃんを部屋から蹴り出した。
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