第64話【義妹とラブラブな日々】
「お兄ちゃん……おはよう♡」
お兄ちゃんと初めて結ばれてから一週間が経った。
あれからわたしとお兄ちゃんは毎日のようにイチャイチャと――
――とはできなかった。
何故なら理由はお義母さん達だ。
「お兄ちゃん♡ 朝から元気いっぱいだね……する♡」
「桃花、落ち着けやめとこう……」
「何でお兄ちゃん! 練習だけでもいいから♡」
「朝からは流石に、お義母さん達にバレるから……」
「むぅ……」
そう、お義母さん達がわたし達の妨害となっていた。
実はこの前お兄ちゃんと二回目のエッチをしたのだが……
『あらあら、昨夜は元気だったみたいね♪』
『お母さん、まぁ、からかうのはほどほどにな……』
――という注意をお母さん達にもらってしまったのだ。
「親の前でやっているのがバレるなんて羞恥すぎるだろう?」
「うぅ……」
だから、お母さん達がいる状態でエッチすると煽られるので、エッチはお義母さん達家にいない時にするという決まりごとがわたしとお兄ちゃんの間でできたのだ。
正直、お兄ちゃんと好きな時にエッチできないのは嫌だけど、それでもイチャイチャするだけならわたしには別の場所がある。
それは――
「ゆうくん……」
「桃花、もう教室についたから手を握るのは止めて自分の席に戻ろうな?」
「うん♪ じゃあ、ゆうくん……またお昼休みね?」
そう学校だ。
夏休みも終わり学校が始まったことでわたし達がお母さん達の目を気にせずにイチャイチャできる場所は学校になったのだ。
「ゆうくん、お昼休みだね……大好き♡」
「ああ、俺も桃花が大好きだよ」
「なぁ、吉田あの二人夏休み終わってからイチャイチャしすぎじゃね?」
「まさか! まさかなのかぁあああああああああああああああああ!?」
学校でイチャイチャしていると少し周りがうるさいけどお母さんに冷やかされるよりだいぶマシだ。もちろん、クラスの女子からは色々聞かれているけど、お兄ちゃんはわたしを『恋人』と公言しているのでそれも問題無しだ。
「問題無しと言っても俺はクラス内外の男子達から殺意のこもった視線を送られているんだけどな。」
「でも、ゆうくんには義妹でエッチもできるこんなに可愛い彼女がいるんだから仕方ないじゃん♪」
「まぁ、それもそうだな……」
「ねぇ、ゆうくん……今周りに誰もいないよ?」
「そ、そうだな……」
すると、ゆうくんはわたしの意図を組んで両手を肩に置いてわたしに口づけを……キスをしてくれた。
「……ん♡ ありがとう……ゆうくん♡」
帰り道のデートでこうして、隙を見つけてはイチャイチャしているのが好きだ。
「お兄ちゃん、家に帰ったよ『ぎゅぅ~』ってして」
「ああ、桃花おいで……」
こうして家に帰った後もお母さん達が帰って来るまでイチャイチャしているのも大好きだ。
つまり何が言いたいかというと、わたしはお兄ちゃんと結ばれてこの一週間幸せでたまらないのだ。
でも、一つだけやっぱり不満があるなら……
「ねぇ、お兄ちゃん……お母さん達、今日仕事で帰り遅くなるって……」
「そ、そうか……」
やっぱり、お兄ちゃんとエッチがし足りないのが不満だ。
だから、お義母さん達が帰って来ない今日みたいな日は暗黙の了解でお兄ちゃんもわたしもそれを『する』と分かっている。
その日はお兄ちゃんと一緒にお風呂に入った。もちろん水着は着ない裸同士のお付き合いだ。
「お兄ちゃんのここ凄く熱くなっている」
「桃花の肌もすべすべしてて可愛い……」
「ひゃん♡ お、お兄ちゃん……そこは洗う所じゃ……んんっ♡」
そして、二人でたっぷりお風呂の洗いっこをした後はわたしの部屋でわたしはネグリジェを着て、お兄ちゃんが準備してくるのを待つのが恒例となった。
二人で寝るときはお兄ちゃんの部屋……そして、二人でエッチする時はわたしの部屋。それはわたし達の暗黙の了解だ。
まだ三回目だ……
大丈夫、上手くやっている。
「お兄ちゃんわたしのここ……お兄ちゃんでいっぱいにして♡」
「桃花……」
そして、一ヶ月後……
「妊娠しちゃった……」
わたしのお母さんの妊娠が発覚した。
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