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第36話【義妹と引っ越しとイチャイチャ】



「引っ越し早かったな」

「そうだね。お兄ちゃん」


 三者面談から、あっという間に二週間が経って俺達の家の引越しは滞りなく終わった。

 そして、言われていた通り俺と桃花にはそれぞれ別の部屋が当てられたのだが……


「何で桃花は俺の部屋のベッドで寝転んでいるんだ?」

「だって、ここが新しいお兄ちゃんの部屋なんでしょう? なら、今の内にわたしの匂いをこすり付けなくちゃって……」


 そういうと桃花は自分で言ったことに恥ずかしくなったのか、毛布で赤くなった顔を隠した。

 

「猫かお前は……」

「にゃん♪」


 ……かわいい。

 って、そうじゃない、義妹のかわいらしさに誤魔化されている場合じゃない。


「桃花にはもう自分の部屋があるだろ?」

「それはそうだけど……」


 そう、引っ越しをして桃花にも自分の部屋ができた。そうなったからにはいままでのように俺の部屋でイチャイチャしていたら父さんと義母さんに俺達の関係を気づかれてしまうかもしれない。


「だから、あんまりお互いの部屋でイチャ付くのはよくないと思うんだ」

「その割には、お兄ちゃんも ベッドに座ってわたしの頭なでなでしているけどね」

「はっ! しまった!?」


 イカン、いつもの癖で桃花がベッドにいるから頭をなでてしまった。

 これではいつもの流れで頭なでなでから、キスしてイチャイチャしながらのおっぱいでの流れになってしまう!


「慣れって怖いな……」

「しょうがないじゃん、わたし達この二週間そんな感じでイチャイチャしっぱなしだったんだもん……」


 まぁ、そうか……引っ越しが決まって桃花が離れ離れになるのは寂しいと甘えて来るようになってからは毎晩寝る前にイチャイチャするのが決まりみたいになっていたからな。


「それに、お兄ちゃん。わたしの新しい部屋ってまだベッドも机も無いんだよ?」

「まぁ、そりゃあ今まで俺の部屋にあったのを二人で使っていたもんな」


 その所為でこの家で桃花の部屋だけが描くがそろっていない状態になっていた。他の家具は前の家からそのまま持って来たが、二人分に増えた子供部屋の家具まではそろっていないのだ。


「だから、わたしの部屋の家具を買うまではお兄ちゃんの部屋でダラダラする権利が義妹のわたしにはあるのです♪」


 そういうと、我が義妹は再び俺の枕を胸に抱えて背中からベッドにダイブした。

 そして、両手を広げて誘惑するように桃花は言った。


「だから、お兄ちゃん……イチャイチャしよ♪」

「いや、でも、父さん達が――」

「お母さん達なら夕飯の買い出しに出たばっかりじゃない? まだ一時間くらいはイチャイチャできるよ?」

「で、でも……新しい部屋でいきなりってのは」


 すると、桃花が俺の手を引っ張り倒して俺の顔を胸に押し付けて無理矢理黙らせてきた。


「ダーメ、うるさいお兄ちゃんはこのまま義妹のおっぱいでこうだよ♪」

「……バブ」


 ダメだ。義妹のおっぱいの感触が気持ちよすぎて思考が赤ちゃんになってしまった。

 この二週間で桃花は俺がおっぱいに弱いことを熟知されてしまっている。



「だから、ゆうくん……お母さん達が帰って来るまで沢山イチャイチャ……しよ♪」



 そして、新しくなった俺の部屋で、俺達は義妹の匂いが染みつくまでたっぷりイチャイチャする羽目になったのだった。





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