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第31話【義妹と朝シャン】


 翌朝、俺は久しぶりに桃花よりも先に目が覚めた。


「…………」

「……すぅ」


 隣を見ると義妹が全裸で寝ていた。


 それを見て、俺は昨日の夜あったことを思いだした。

 うん、大丈夫……パンツは履いている。


「一線はなんとか超えなかったな……」


 しかし、それ以外の全ては超えてしまったような気がしなくもないが大丈夫だろうか?



『好き……わたしはゆうくんが好きです』


『桃花、俺もお前のことが好きだ』



 でも、それでいいと思っている。結果的に俺と桃花は体で結ばれなくても心では結ばれたはずだ。なら、そのこまで体の関係にこだわるのは桃花にしても失礼だと思うしな。


「…………」じぃー

「……すぅ」


 ……しかし、義妹の裸を隣で眺められるとは早起きは三文の徳とはよく言ったものだ。

 今まで俺は桃花の寝顔を見ることで安心して寝れていたから、桃花より後に寝てしまう関係上、朝は桃花が先に起きるのが多かったのだが……まぁ、昨日の夜は桃花も疲れたんだろう。

 そして、俺はこの役得を余すことなく堪能するために桃花の体をじっくりと眺めた。

 整った顔立ちに綺麗な長髪、そして体に似合わず大きな胸、もといおっぱいは綺麗な形を保ちながらもその素晴らしい柔らかさを保っている。

 そして、スタイルの良い体に良いくびれとかわいいおしりも丸出しで、このまま朝だけとおさわりしたいくらい綺麗な俺の彼女だ。


「……お兄ちゃんのエッチ」

「桃花、起きていたのか?」


 あぶね! うっかりそのままお尻か胸を触る所だった。

 何とかおさわりしなかったことでお兄ちゃんの威厳は保てたかな?


「起きていたなら、言ってくれよ」

「だって、お兄ちゃんが無言で義妹の裸を眺めているんだもん……起きづらいよ」

「そ、そうか……すまない」


 どうやら、お兄ちゃんの威厳もへったくれも既に無かったらしい。

 すると、桃花が裸のまま起き上がらり、俺の頬に軽いキスをした。


「お兄ちゃん、おはよう。好き……」

「おはよう、桃花。俺も好きだよ」


 そして、俺も裸のままの桃花を抱きしめてお返しに桃花の頬にキスをした。

 そのままちょっと桃花の胸を触ろうとしたら、ぺしっと桃花の手で叩き落とされてしまった。


「お兄ちゃん、わたしシャワー浴びないと……だから、部屋で待っててね?」


 そう言うと裸だった桃花は下着とパジャマを着て部屋から出て行ってしまった。


朝からシャワーか……まぁ、昨日の夜に一線は超えられないけどって感じであんなことまでしてもらったしな。

 すると、再び部屋のドアが開き桃花が顔だけ出して俺にこう言ってきた。



「お兄ちゃんも一緒に入る?」

「バーカ、入るとしても桃花の後でいいよ」


「はーい♡」



 そうして、今度こそ、桃花はシャワーを浴びに部屋から出て行った。


 今はこれで純分に幸せだ。俺も桃花もお互いを『好き』だと伝えることはできた。気持ちも『一つになった』気がした。

 だから、焦る必要なんてないんだ。


「そう、俺達は俺達のペースで進んでいけばいい」


 だけど……


「コンドームだけは買っておこう」


 そう俺は心に誓ったのだった。







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