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【義妹の変化】おまけ付き


『お、お兄ちゃんが我慢していること……して……』


 あのとてもヤバイ夜が明けて……


「あ、お兄ちゃん、おはよう」

「あ、ああ……」


 朝、義妹からの『おはよう』で俺は目を覚ました。


 ――瞬間、ヤバイ俺の股間が既に『おはよう』している!?


「お、おはよう……桃花!」


 俺は瞬時に明鏡止水の心に到達し、己の息子を沈めることに成功した。

 昨日、俺の股間がお兄ちゃんしている所を義妹に見られた所為で昨日の夜みたいな勘違いが生まれてしまったのだ。

 これからは、朝起きたら桃花に目撃される前に自分の息子を沈めるのが俺の日課になるだろう。


 しかし、その桃花の反応だが……


「お兄ちゃん、どうしたの? 速く部屋出てくれないとわたし着替えられないよ……」

「あ、あぁ……そうだな。ゴメン」


 昨日の夜、色々とあったわりには桃花の反応が普通だな……。

 もしかして、昨日の夜のことを気にしているのは俺だけで、桃花の中ではもう何も無かったことになっているのか?


 しかし、そんなことを思ったのもつかの間――


「お、お兄ちゃん……朝ごはん、た、食べさせてあげようか? あ、あーん……」


 何か、朝ごはんから義妹の様子がおかしかった。

 しかし、それは家だけでなく、学校でも――


「あ、おに――ゆうくん、お……おはよう……」


 お昼休みでも――


「ゆ、ゆうくん……お昼ごはん……一緒に学食で食べませんか……?」



「キャァーっ! ねぇ見た! 白根さんが桜井くんを誘っている!」

「嘘だぁあああああ! あの白根さんが何で桜井なんかに……っ!」

「誰か奴を殺せぇええええええええええええええ!」

「山田、俺は今日から『桜井くん』に改名するぞ!」

「甘いな吉田! 俺は『ゆうくん』に改名するぜ!」


 ――と、こんな風にあからさまに桃花が俺に懐いたことにより、教室には混沌が訪れ、クラスの男子の嫉妬が俺に集中し、クラスの女子は桃花の行動に沸き立つようになった。


 そして、放課後、俺が席を立つより早く目の前に移動してきた桃花が俺の手を繋いでこう恥ずかしそうに言った。


「ゆ、ゆうくん……今日は一緒に帰りませんか?」



 何故だ……俺は昨日……昨日桃花に手まで出そうとしたのに……なんで嫌われるどころか桃花は俺に……俺に!


何で懐いているんだぁあああああああああああああああああああああああああ!





【おまけss】



「……お兄ちゃんおはよう」

「すぅ……」


(まだ寝てる……)



『朝、アレが立っていないと……男の子は死んじゃうんだ』



「…………」チラ


(今日も……た、立ってる……)


「よかった……爆発してない」



 桃花に変な日課が追加された。





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