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031 異世界 ダンジョンで修行

「さて皆さん! 突然ですが私達はダンジョンにやってきました!

え?なんでいきなりダンジョン?過程はどうした?って疑問が聞こえてきそうですが・・・

あの後は特に見どころが無く・・・撮影はしていたのですが、すべてお蔵入りすることにしました

全てはダンジョン以外見どころがないケットの町が悪いのです」



本当にそうなんだよね 代り映えのない町っていうか・・・村?だったので 絵面的にも見栄えなく

冒険者ギルドだけ浮いている町並だったんだよねえ

無いなりに頑張って撮影してたんだけど・・・無理でしたわ

ダンジョン・・・正確には滅んだ世界が衝突して繋がった異世界なのだが

最初に召喚された日本人勇者がそう呼称した為、そのままダンジョンと命名されたとのことだ



「このダンジョン この撮影前に少し潜って来たのですが、かなり難易度が高いですね

なにせ入口付近はアレスの魔力が流れ込んでいるので そこそこ戦えるのですが

奥に進めば進むほど女神様の世界アレスの魔力が減少し 

代りに滅んだ世界の力が増大し魔物の力も強くなる

ちょっとここで事前に撮影してきた戦闘シーンを流します」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


『ユウちゃん!左!』


何故だ!?身体が重たい!只の狼型の魔物のはずなのに対応出来ない!

サーシャのお掛けで何とか回避出来たものの このままではジリ貧だ

恰好の獲物だと思われたのだろう ヘイト取った覚えはないのに俺ばかり狙われる

メラゾー〇! 駄目だ発動しない! ならばメ〇! !?ロウソクの火か?まるで効いてない!


『やあぁぁぁ!』


俺が苦し紛れに振った剣が偶然当たり狼の魔物は消滅していった


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「と、まあ魔法が使えない私は一言で言えば雑魚・・・なのです」


別の世界で得たスキルで戦えなくもないのだが 俺が余りにも戦闘慣れしてなく

スキルにも振り回されているので全くもって戦えないのです

今までのように無尽蔵な女神様の力でゴリ押しが出来ないのは辛すぎだわ


「だがこんなムリゲーな状態でも希望はあるのです!

このダンジョン 別世界が衝突して繋がったとの説明はしてありますよね?

そして世界アレスからこの滅んだ世界に来る際 実はダンジョン入り口が賢者の道となり

通った時に この滅んだ世界の理の力を得ることが出来るのですよね」


中身おっさんな俺が戦えなくても 俺に出会う前までは剣一本で戦ってきたサーシャの強化がされるんだよね

この滅んだ世界の理はスキル制 SPポイントがないので俺が得たスキルよりは劣化バージョンなのだが

今までの経験 このダンジョンでの経験がスキルとなり戦えるようになっていくのだ

サーシャも既にダンジョン入り口を通過してる為 ステータスを得ている




名前:サーシャ 18歳


種族:人族


職業:魔剣士


レベル:5


HP 700/700


MP 150/150


STR : B


VIT : B


INT : C


MND : D


AGI : C


DEX : C


LUK : B


CHA : S



【称号】   


『ユウの友達』


【固有スキル】


『異世界言語理解』


【スキル】


『剣術LV4』


『火魔法LV1』



己の努力で剣術LV4なのだ やっぱり戦い慣れてるのだろう

多分俺がSPで無理矢理剣術LV5にしてもサーシャには及ばないと思われる

経験値は大事だよなあ


「暫く修行タイムに入ろうと思います!」

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