交渉
「さあ、そのカードを渡しなさい。1枚でいいわ、なんなら君の欲しがっているカードもあげるから。」
怜夏はそう言いながら自分の持っているカードを見て黒のカードを3枚抜き出した。
「こっちは3枚、あなたは1枚でいい。破格な条件だと思わない?」
、、、たしかにな、この条件で俺にデメリットはないか。
それに黒のカードがもらえるなんてラッキーだ。
翔は赤い太陽のカードを怜夏に渡した。
それと交換にカードを3枚受け取る。
カードの絵柄は水、光、輪の三種類だ。
今までの状況から推測するに怜夏が隆弘の傷を治す際に使ったものはこの光のカードの能力と思われる。
他にそれっぽい絵柄もないしな。
そして先ほど炎を吸収した輪、これはこのカードの能力で間違いないだろう。
あとは水か、、これはまだわからないな。
ふと、横を見ると怜夏が座りこんで喜んでいる。
ん?どうした??
「やっとよ、やっと揃ったわ。」
揃った?
よく見ると怜夏の手には10枚の赤いカードが持たれていた。
絵柄もすべて異なっている。
突如10枚のカードが光りながら重なり合う。
光終わるとカードは1枚になった。
「これがあれば勝てるわ。」
???
「おい、どういうことだよ。」
怜夏は嬉しさを隠せないような表情で言ってきた。
「これはね、レベルアップカードよ。」
「レベルアップカード?」
「そうよ、これがあれば使う能力のレベルが上がるの。これを使えば同じ能力にはまず負けない、やっと手に入れ、、っ、、」
何か音が聞こえたきがする。
急に怜夏がバタっと倒れる。
よく見ると胸元のあたりから血が出ている。
「いや〜、この時をまってたよ。」
そう言いながら見ず知らずの男が教室に入ってきた。




