過去
え?なんだっ、、て?
「私は一度このゲームを経験しているから。さっき襲ってきたやつも多分そうね、慣れすぎているわ。」
翔は驚きながらも質問を続けた。
「なぁ、このゲームは一体なんのためにやっている?」
怜夏がくびを振りながら答える。
「ごめんなさい、それはわからないわ。私たちは前回負けているから。負けるといってもなにもしてないだけなんだけどね。」
怜夏は続ける。
「前回のゲームの最後のへんでこのカードとリングの仕組みを理解したの。はじめは意味がわからなかったけどね。終わって気がついたら学校の外にいたの、、」
なるほど、、結局は謎のままか、、
しかし経験者の存在は大きいな。
「なあ、他に知っていることはないか?」
そう聞いたとき怜夏の目つきがきつくなる。
「勘違いしないで、あなたと私は敵同士なのよ?わかってる?
あなたを助けたのだってあなたの持っているそのカードが欲しかっただけだから。」
「カードが欲しいだけなら俺がやられてからでも、、、」
「だめよ、やられてしまったらその人に所有権のあるカードはすべて消えてしまう。
おそらくだけど、あなた赤の太陽のカード2枚持ってるでしょ?」
翔は驚いた。
「なぜそれを知っている!?」
やっぱりね、、にやけながらそう言ってきた。
「あなた最初になんのためらいもなくカード見せてきたでしょ?
うばわれるかもしれない状況で普通はそんな素直に見せないでしょ?」
「でもカードは2枚しかないとはかぎらないんじゃ、、、」
「いや、これは確定ではないけれど多分2枚しかないわ。
私が持っているカードの絵柄は10種類、そして色6色。
今プレイヤーは12人いて開始時に1人10枚ってことは全部でカードは120枚、全カード2枚ずつだと納得いくでしょ?」
た、たしかに、、翔は心の中で納得してしまった。
「だからあなたにはまだやられてもらったらこまるってわけ。」
怜夏は少し上から言ってきた。




