私たちの道草
なんかぐだぐだですが、のんびりやります。
さてと、街についたらまずは宿の確保ね、正直収納魔法にいれた家があれば泊まる必要ないけど、展開する場所が問題なのよね。
まぁそれは思いがけない臨時収入のお陰で宿に泊まれるから後で良いや。
私たちは先程聞いた宿へと向かう、しかし面白いわね異世界での街の風景は。
道中色々な露店があってなかなか刺激的ね。
「いらっしゃい!いらっしゃい!今日の野菜は一味違うぜ!よかったら見ていきな!」
「今日は果物が豊富にとれたから安いですよ~!良かったら見てくださ~い。」
「さぁ良かったらこちらを見てくださぇ珍しいもんが入ったぞ~!」
至るところの露店で客と店員が雑談や買い物さらには値引きなど、実に活気づいて賑やかである。
しかしこの異世界では大量に野菜や果物があるせいか、魅力的な香りが強いわね目移りしちゃうわね。
現にリンゴはキョロキョロしていて、その仕草が可愛いのである。
あら?小麦粉があるわね幾つか買ってパンでもつくろうかしら?
その瞬間、リンゴは私に振り向き凄くキラキラした眼でこちらを見ている。
いつの間にかスライムの体を駆使してさりげなく身長を調整して上目遣いでキラキラしている。
ぐは………リンゴ………それは反則よ思わずナデナデしてしまったわ。
「可愛いわねリンゴは、よしじゃあ買いますか!」
リンゴは私の胸にムギュ~と抱きついたのである!
私、今死んでも一片の悔いはないわね、私今幸せです!あ~何時までもこうしてたい!
「お嬢ちゃんたち仲良いねぇ、どうだいサービスするから見てくんねぇか?」
はっ!そうだった、名残惜しいけど店にいきましょ………リンゴは気持ちいいなぁ絶対にそして何度でもやりたいわね!
「いらっしゃいお嬢ちゃんたち、小麦粉ならうちが一番が一番だぜ!」
「確かに良い香りね、混ぜ物も少なそうね。」
「おや、目ぇ閉じてるお嬢ちゃん分かるかい?そうだぜ!うちは純度の高い小麦粉が売りだぜ!まぁなかには混ぜ物が入っているほうがアクセントになってそっちが良い客も来るから混ぜ物入りもあるがな。」
「それは良いわね、もし良かったらその純度の高い小麦粉と混ぜ物入り、そしてそれらを合わせたのを頂いて良いかしら?」
「なるほど………そいつは良いアイデアだな、客によっては混ぜ物の割合の好みがことなるから自分で決められるのは良いな!それにそれなら安く提供できる………気に入った!お嬢ちゃん安くするぜ!」
「あら?ありがとうね、それじゃ遠慮なく。」
ホントに安くしてくれたわ、3000Gで色々と試せるくらい沢山買えたわね。
「お嬢ちゃん売れるのは嬉しいがそんなに持てるのかい?」
「大丈夫よ、ほら」
私は当然のように収納魔法を使う。
「おぉそいつは収納魔法かい!初めて見たなぁ!お嬢ちゃん若いのに凄いもんだなぁ。」
「そうなもんなの?これ?」
「そんなもんじゃないぞ!お嬢ちゃん、俺みたいな商人だけじゃなく一流の魔法の使い手でも憧れると言われているんだぜ!実際俺も初めて見たんだ!」
あら、想像以上ね。
でもまぁ実際便利だし、使わない手は絶対にないしね。
まぁいいや、しかしこれだけ小麦粉あるとワクワクするわね!なに作ろうか今から楽しみね!
「ありがと良い情報が知れたわ、後小麦粉たくさんありがとね色々と捗るわ。」
「おう!また来てくれよな!」
「うふふ、またね。
それじゃ行きましょうかリンゴ。」
リンゴは犬だったら尻尾をパタパタしてるであろうテンションの高さで凄くキラキラしている。
私の妹チョ~カワイイ!絶対美味しいの作るわね!
その後私たちは宿までの道まで様々な露店を周り色々と食料調達したわ、その際によくサービスくれたのわホントに助かったわね。
特にリンゴはサービス貰いすぎて、まるで夏祭りで両手にいっぱいの食べ物持って楽しんでるがごとく行く先々でサービスで頂いたモノをホントに美味しそうに食べるからますますサービス頂いちゃうのよね………。
でもその気持ちわかるのよ、リンゴのニコニコほっこりする笑顔と雰囲気は餌付けしたくなるし、何より私嬉しい!の気持ちが例え言葉を発声なくても伝わるからね、与えた人たちも凄く笑顔になるのよ。
私たちが通った通りは食料だけでなく出店もありうろちょろしたかったけどそろそろ宿の確保しないとね。
「リンゴ~とりあえず宿に行きましょうか。」
リンゴは出店をキョロキョロ様子見ていたけどずいぶんとアッサリ踵を返して私の側にくっつく。
ふむ、リンゴが上目遣いでおねえちゃんアレ今度作ってとおねだりしている。
かわゆい
そして、おねえちゃんが作った方が絶対に美味しいもん、妹リンゴが私に止めを指す。
思わずハグしたわ!あ~かわゆい実に私の妹はかわゆい!なんなのこれ?私を悶え頃好きなの?間違えた悶え殺す気なの?
街に着いて宿に行くだけなのに、道草ばかりしている私たち姉妹であった。




