並んでいる時の暇潰し
久々の投稿です。
就職は疲れました。何とか内定ゲットです。
ようやく筆頭できるぞーーーーーーー
さて街に着いたわ
なかなかの立派な高さと規模を誇る城壁に圧巻されつつ出入口を探す。
すると門から列になっている場所を見つけたので、私たちは最後尾に並ぶ。
「ねぇ、ここに並べば良いのかしら?」
「ん?あぁそうだよ、ここが最後尾だ。」
「そう、ありがと。」
こういうのは横要りとかトラブルがメイドイのよね、最初に確認はしないとね。
しかし長いわね、よし!遊ぶか!
「リンゴ~、遊ぼ~う」
私は盗賊から手に入れた携帯食を魔法で加工してチェスの駒を創ってみる。
(駒の底は黒白それぞれに苺と林檎のマークが描かれている拘り付き。)
リンゴに軽くルールと駒の動かし方を説明して、最後に一言。
「そして、取った駒は食べて良いわよ。」
するとリンゴは俄然やる気を出したわ、すごく眼をキラキラしている!
因みに台は魔法で造り、それを宙に浮かして立ったままプレイ出来るようにしている。
さてと、暇潰しをはじめますか。
………
………
………
あれ?素人のままとはいえ強くね?どんどん私の駒がなくなるわ。
私は卑怯だけど玄人でのシミュレーションをしてみる、………これは………ダメね私の完敗ね。
私の妹は才能がスゴいわ!初めてとは思えないほどに強いわね。
まだまだ列は続いているので、私は残りの携帯食をかなり使ってリバーシ(オセ○と言うとなんか問題になりそうだから)、チェッカー、将棋、囲碁の駒を造りそれぞれ順番にリンゴと遊ぶ。
(これも将棋と囲碁以外に苺と林檎のマーク付き、リバーシは黒の面なら白のマークのようにモノトーンで描かれ、チェッカーに関しては王冠に当たるマークを苺と林檎にアレンジ)
しかしどうでも良いけど30人分以上とはいえ携帯食多いわね。
結果としては全敗したわ、リンゴの圧勝し続けたわ。
2周目以降はチェスを加えた五面同時打ちをなんとリンゴから提案してきたのだ!
流石に素人のままだとキツいから、卑怯だけど今度は最初から玄人で遊んでみたらこれがなかなか強いのよ。
今回の玄人は単純な演算力にしたけどもこれに追い付くリンゴはスゴいわね!
私の玄人はチートの力業と長い時間の経験による借り物の力だから、制限された条件では本当の実力者には敵わないわね。
リンゴと暇潰しをしてから4周目位かな、周りが騒ぎ出した。
「お嬢さんたちなんか面白そうなものやっているな俺たちにも教えてくれないかな。」
前を並んでいる人を筆頭に私たちがやっているボードゲームに注目している。
まぁ別に良いけどいちいち説明するの面倒だから簡単なリバーシを説明する、これなら覚えやすいし教え会うことも出来るだろう。
「おぉ、思ったより簡単だなちょっと遊ばせてくれないか?」
「リンゴはどうする?」
リンゴはコクコクといいよと、頷く。
そして、私にしか分からない意志疎通でトンでもないこと言い出した、なんとリバーシなら10人相手でも大丈夫だと言う。
私の想像以上にリンゴはスゴいわね、よし!それなら創るか!
「あとは、材料だね使わない木材や鉄製のものとかないかしら?」
「おぉ、それなら処分に困ってたやつがあるがどうするんだ?」
「こうするのよ。」
私は貰った材料を玄人魔法でサクッとリバーシとその台を創り上げた。
「あの目を閉じてるお嬢ちゃん何者だ、こんな魔法見たことねぇぞ!」
「しかも無詠唱だと!相当な腕の持ち主だぞ!」
この世界、無詠唱は貴重のタイプか、まぁ隠す必要もないしね。
しかしえらい驚きようね、そんなことよりプレイしなさいな、既に私はリンゴとリバーシで遊んで空きの9台が浮きっぱなしなんだから。
「あのお嬢ちゃんたち、こっちなんか気にしないで遊んでやがる。」
「これが高レベルの達人か、当たり前のように台が10台も浮いてやがる!」
「それよりも、良いのかこの台の位置だとあの目の開いている方のお嬢ちゃんが1人で10人相手になるが?」
「別に良いわよ、早く遊びなさいな。」
「お、おぅならやるか。」
「じゃ、俺も」
続々と10人分の台が埋まり、あとは想像道理である。
「もう一回!頼むもう一回だ!」
「俺も頼む!負けっぱなしはつらい!」
「あと少し!あと少しなんだ!」
そう、リンゴの全勝である、しかもその勝敗は全部1点差あるいは2点差など僅差で勝っているのだ。
強い、間違いなく強いわ!リンゴは勝つことよりも勝ち方に拘っているのよ。
因みに私は素人で打っているけど全部同点なのよね、ここまで来ると感心するわ、ホントにリンゴはスゴい妹ね!
「あらもうすぐ私たちね、じゃ仕舞いましょうか。」
何だかんだで時間が過ぎて前の列は短くなっていった。
すると周りから悲鳴に、にた声が溢れる。
「そんなぁ、頼むお嬢ちゃんたち!せめてこれ売ってくれないか!かなりの金を出そう!」
「そうだな、お嬢ちゃんたち良ければ売ってくれないかね、これは面白い!」
「俺にも頼む!」
スゴい食い付きだね!まぁ別に構わないけど、適当に言い値で良いわよっと言ったのが不味かった。
まるでオークション並みに金額が膨れ上がったのだ。
そんなに欲しいのかしら?、面倒なので盗賊から巻き上げた装備をここでリバーシに創りあげることにしたわ。
(もちろん!拘りのマーク付きね。)
これが大盛況になって最終的に50万近くの売り上げになって正直怖いわね。
そういえば、異世界でこういったボードゲームによる金稼ぎの話がよくあったわね。
これは…………娯楽はスゴいわね………swit○hとか出したらどうなるんだろ?今の私には再現出来るのがまたね………よし!考えないでおこう!
ようやく私たちの番になったわ。
「それじゃいくわね。」
「おぅ、ありがとな!お陰で良いもん手に入れたぜ!」
「あぁ!こんなに良い暇潰しに打ってつけはなかなかないぜ!」
「これは、家族にも教えないとな!」
大好評である、凄いなリバーシは、他にも広めたらどうなるんだろ?例えばカーレ○スとかシルバニアファミリ○とかジェンガとか色々と出てくるものである。
そんなこと妄想していたら、リンゴは後ろの人たちに笑顔で手を振っている、みんなほっこりしている。リンゴは可愛いからね分かるわぁ。
さてと、行きますか!
門を潜り抜けすぐ近くには手続きがあり、そこに促される。
「なんか後ろが賑やかだがまぁ良いだろ、そこの2人手続きするからこちらへ。」
「ここかしら?」
「あぁそうだよ、手続きを始める。と言ってもこれに手をかざすだけでがな、てお嬢ちゃん分かるか?目が見えないようだが?」
「お気遣いありがとう、大丈夫よ分かるから。」
「そうか、じゃ手をかざしてくれ。」
今手をかざそうとしているのは、淡く光る球体である。
いかにもファンタジーですよと言わんばかりの代物である、鑑定してみたらこの街や他に球体のある街での犯罪歴を調べる物であり、名前や経歴などは調べられない物である。
私は手をかざしてみると体から淡く光だし、オーラを纏っているみたいでなんかテンションが上がる!
「おお!今まで見てきたなかで一番神々しいな!………………おっと仕事仕事………よし大丈夫だな、次どうぞ。」
リンゴの番である、リンゴは終始私をチラ?チラ?と見ながら手をかざす。
なんか犬みたいで可愛いなぁ………周りもみんな同じような気持ちなのかまたほっこりした空気が流れている。
もちろんリンゴも合格である。
「こっちの子はなんかほっこりするな、よしこちらも大丈夫だなでは、フラテへようこそ。」
手続きが終わった後はおすすめの宿屋とギルドの場所を聞いたあと、いよいよ街へと赴く。
「さぁリンゴ!いよいよ私たち初めての街よ!どんな美味しいものがあるか今から楽しみね!」
リンゴは眼をキラキラしながら私の手を握る。
リンゴと一緒ならどこでも楽しみね!




