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金魚鉢
(ふっくらとした体形の、腰のあたりがふわりと盛り上がっていて歩くとジーンズとTシャツでもなぜかひらひらと裾が待ってるようなイメージを持たせる彼女の話)
彼女は空の金魚鉢を見て、いつもため息をついていた。
「金魚になりたい」
と言う。
理由を聞くと、
「あなたの部屋の金魚なら、一生見てもらえるから」
と笑う。
数年後、別れたあと。
彼は一人で金魚を飼い始める。
ある夜、水槽の前でぼんやりしていると、一匹だけこちらを見続ける金魚がいる。
その目が、どうしても彼女に似ている。
(ふっくらとした体形の、腰のあたりがふわりと盛り上がっていて歩くとジーンズとTシャツでもなぜかひらひらと裾が待ってるようなイメージを持たせる彼女の話)
彼女は空の金魚鉢を見て、いつもため息をついていた。
「金魚になりたい」
と言う。
理由を聞くと、
「あなたの部屋の金魚なら、一生見てもらえるから」
と笑う。
数年後、別れたあと。
彼は一人で金魚を飼い始める。
ある夜、水槽の前でぼんやりしていると、一匹だけこちらを見続ける金魚がいる。
その目が、どうしても彼女に似ている。