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そして、解散から数日。

私は無職のまま、このままだと金がなくて干からびて死んでしまう・・・・・・・・というまじで死にかけです。

ネットで職業安定所や派遣業に何かいい案件ないか探しているけども、この歳になるとなかなかないのよね。

近所から離れた場所で仕事をしたいのだけど、都会になるとそれこそない。派遣しかなくて「正社員」なんてあまりないのよね。拾ってもくれないし・・・・・・・・・・・・・・。

履歴書を送っても「厳選な選考の結果~~」と返却されるのみ。

は~~~~~~、私の人生詰んだわ。

それでも生きるの諦めるわけにはいかない!人生終了のコングを鳴らしてたまるもんですか!

まだまだ生きているうちにしたいことあんのよ!

酒を鱈腹飲みたいし、美味いものも鱈腹食べたい!

ゲーム三昧に明け暮れたいし、面白い小説や漫画、アニメも読みたいし見たい!!

モフモフとかわいい猫ちゃん・ワンちゃんの腹に顔を埋めたい!!!!!!!

た・ま・ら・ん!!

人生、簡単に諦めてたまるかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!

パソコンの前で目を吊り上げて、必死に仕事を探していると派遣会社から電話が一本かかってきた。

『今大丈夫ですか???今からメール送る所はいかがでしょうか?紹介予定派遣で、3か月間の試用期間後に正社員の予定です』

「は?え?と、とりあえず、メールをください。どうするか返信するので!!」

『承知しました』


送られてきたメールを見ると、超有名企業の紹介予定派遣。

まじでか??

私なんの資格も取ってないのにいいの???

仕事内容は、私が今までしてきた営業事務と同じ。

給料は少ないけれど、それも段々と上がる予定だし、ボーナスだって年2回ちゃんとある!

これを逃すと私一生生活に困る!!!

即返事!!


面接日、

「いや~~まじでかい会社だわ・・・・・・・・」

知っている名前だし、同県だからわかるけど知らん人が見たら「これ会社?」と言うの間違いなし。

派遣会社の人と一緒に受付に入ると、別世界。

足ガクガクで緊張しまくり!!

応接間に通されると、そこは普通の会社でした。

入室してきたのは営業1課の部長と副部長、それに営業事務総責任者の3名で皆さまとてもお美しい~~~~~。

「先日より営業部の総監督部署が秘書課に変更になったため、私は秘書課と兼任しています」

「あ、そうなんですね」

「ですので、働きはすぐに社長に報告が上がります。かなり緊張する部署になりますが、大丈夫ですか?」

と、言われても雰囲気知らんから「無理です」なんて言えんし、それに私には後がない!

ということは、

「大丈夫でっす!!」と力を込めて言うことのみだ。


そして、その場で「合格」をいただきました。

なんですぐに返事を下さったのか聞いてみると

「面接にこられた方々は全員自分たちの圧に耐えられる人材ではなかったのです」

だと。

おいおいおいおいおい。この人たちのどこに「圧」があった???

私には優しくお美しい菩薩にしか見えん!!

派遣会社の人にそれを言うと

「あなたがすんごく苦労してきているから、普通の人では「圧」に感じることが麻痺してしまってるんでしょうね」

と。

たしかに、彼の額から汗がたらたらと流れている。

暑くもないし彼が巨体と言うわけでもない。

私は段々と感性鈍くなってるのかしら?

心の声が漏れていたらしく

「いや、耐性ができてしまって仏のように心が広くなってるんでしょうね・・・・・・・・・すごすぎこの人」

おい、最後の言葉余計じゃね???

そういうことで、私は来月、あと1週間後からこの会社で働けるようになりました。


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