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ちり~~~ん

「毎度~~~~おおきに~~~」

・・・・・・・・・

「なんで関西弁やねん!!!」

あ、いけね!俺もやわ。

何故この店は関西弁を話すのかはさておき、手に入った金は初期ランクの俺としては良い値らしい。

店員の顔がホクホクとしていたから、傷薬のランクも文句なかったのだろう。

でもあれ鑑定すると「ランクC」だったけど、あんなんでいいのか?


そう、彼は知らない。

始まりの町でランクCの傷薬がどれほど貴重なのかを・・・・・・・・・・・。

なぜなら、始まりの町でこの品質の物を使うことがほとんどないからだ。

魔物は角うさぎやスライムなどの低級魔物のみ。

そんな町で必要にはならないからだ。

需要があるランクは「F」以下。

つまり、彼はすでに錬金術のスキルを自分の物にしていっているのだ。

ま、どう転ぶかは彼次第だけども・・・・・・・・

あ、すんません。

途中ナレーションが入りました。


レストランに入るとまず飛んできたのが、ビールジョッキ。

ガツンと頭にクリーンヒット!!

かと思いきや、ダイヤモンド型の薄い壁が俺の頭とビールジョッキの間に挟まって、ジョッキは落下。粉々に。

これがどれの職の技なのかわからない。

職によって防御の技が違うらしい。

さて、取説を取り出して~~~~

『上位防御スキルを保有する職と技について

ガーディアン:ファランクス・・・多くの盾を並べ、大きく広げることができる。熟練度により『範囲』『強度』が

変化する。

神官:アイギス・・・邪悪なものを祓い除ける最強の「神の盾」。特定のモノを囲い保護することも可能。悪魔や『負

』の要素から護る。物理攻撃にも対応。

ヒーラー:アスピダ・・・物理的な結界。一般的な盾。熟練度により『アイギス』を使用可能になる。』

ふむふむ、フムフム、ヘ~~~~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

つまり、今俺を守ったのはどの職のどの技だ????

辺りを見回してみても、誰もスキルを発動したようなポーズを取っていない。

かなりの達人とみた。

ならば、酒飲みのテーブルを探せばと思うが、どのテーブルにもあるある、ジョッキ!!

未成年のテーブルにはさすがにジョッキは無くてグラスだけど、大人のテーブルにはここぞとばかりに存在するわ~~~。

わかるけども、現実でお前ら飲めや!!!

いや、俺が言えたことじゃねーわな。

ふと目を向けた先には、このゲームに入って真っ先に「ないわ~~」と思った「ピュア☆・キュア☆・フレッシュハート♡」の連中が飲んで食って大騒ぎだわ~~~~。

つか、あの女、どんだけ飲むんだよ。

ジョッキじゃなくて瓶でいってるじゃねーか。しかも、ワイン。

怖っ!!

とりあえず、知らんぷり。

目立たない席で、料理を注文する。

今の俺は肉が食いたいっ!食いたくて食いたくて!

そして、口の端から血を滴らせたいのだ!

は?精神異常者????どうとでも呼べよっ!

メニューをぱらぱら捲ると「ジャンボステーキ」の写真が。しかもプレートにはちゃんとフライドポテトと人参のグラッセ、玉ねぎのバター炒めがついているようだ。それにコーンスープかコンソメスープを選べるみたいだ。俺はコーンが大の苦手(※作者も苦手で食べません。カップラーメンに入っているならば、湯を入れる前に取り除きます)なので、もちろんコンソメスープだ。パンやコメはついてないようだ。だけど、酒を飲むからいらないな。

「すんませ~~~ん、これと生大一つ!!」

「はいよっ!!!」



俺のゲーム内最初の食事はとてつもなく美味いものだった。

後ろから聞こえる「ピュア☆・キュア☆・フレッシュハート♡」のBGMさえなければ・・・・・・・・・・・・・・。


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