◎錬金術師になれるのか俺・・・・・・・◎1
このゲームの錬金術師は「化学」や「物理」という知識がなくても大丈夫なジョブらしい。よかったわ。
手先が器用なのと錬金術師の服装が俺の好みだったから選んだだけで、よくよく考えてみたら知識なんて全くなくて、少々途方にくれたのだ。
だが、錬金術師の取扱説明書(注 読むのが超めんどくさかったが読まざるを得なかったのだ・・・・・・・。まじでめんどくさいジョブである)を開いてみると、あ、開くといっても「オープン」と口に出すだけで画面が目の前に現れて、その画面の右上に歯車のアイコンがあるからそれをクリックすると説明書に辿り着くのだ。
現代のゲームってまじスゲーな。
で、錬金術師の項目を読むと、デフォルトで「始まりの書」と「始まりの杖」、「アイテムボックス(鞄)」が与えられるらしい。「始まりの書」の一ページ目には「錬金釜」が作れる術式が書かれていて、それをタップすると必要な材料やステータスなどが表記されるので、それにそって作れば完成!!!
錬金釜を作ってしまえば、そこから冒険で獲得した植物や動物由来の材料をもとにいろんなものが作れるらしい。
ただし、食物や自然物を採取したりモンスターをで倒して「術式」を獲得する必要があるらしい。
材料により獲得できる「術式」は異なるし、同じ「術式」を得ることもあるのだとか。ただし、同じ術式を4回限界突破することにより、その術式は最高ランクになるのだとか。
とりあえず、限界突破を全てさせなくても、全ページを埋めてしまえば、「始まりの書」は次のステージの書に変化できるらしい。ただし、限界突破の数や品質、書のランクによって変化する「書」は人それぞれのようだ。ま、ここで変化させるかどうかはその時の判断任せとのこと。
つまり、錬金術師のジョブはかなり大変なジョブのようだ。
とりあえず、ここまで読んだ俺は(注 続きを読むほどの元気はない!)錬金釜を作るためそこのページをタップすると、
『必要材料:鉱石 ランク:10まで 個数:5個 注:材料が石の場合ランクは25以上、個数10個必要』
ん??鉱石と石の違いなんて、ゲーム始めたばかりの俺がわかるわけないだろうが!!!
どうすべきなのか???
そういえば、取扱説明書の続きを読んでなかったな。まじで、読むのめんどくさいが、ゲームを始められないんじゃゲーム一式購入した意味がいないので、仕方なしに読んでいく。
錬金術師の初期スキルは固定で「鑑定Lv1」があるのだとか。他のジョブは「スティール」や「ロック」など選べるらしいが、錬金術師は「鑑定」がないことには錬金術レベルを上げることすらできない。それでデフォスキルは固定なんだとさ。
その鑑定を使うときは「鑑定」と口に出すだけでいいらしい。
どのゲームもこういう仕様は同じだな・・・・・・・・。
「鑑定」
一気にそこら辺の草や石からピコンピコンとトランプで使用しているマークのアイコンが現れる。
『スペード:毒』『ハート:薬』『クローバー:知識・知恵』『ダイヤ:金』で、「キング」「クイーン」がこれらのマークの前に現れると『超レア』『レア』を現し、「ジョーカー」も『超レアだが、最悪のレア』らしい。『キング』と『ジョーカー』は手に入れるのが超難解らしく、『クイーン』は高ランクのダンジョンに行くとたまにドロップ品として手に入れられるのだとか。
俺が今探している鉱石はと・・・・・・・
「あ、あった!!」
それを拾い、釜の術式の上に置こうとしたとき、
「ちっ!!!こんな屑石いらねーよ!!!」
ヒュンッ、トン、ボンッツ!!!!
っ!!!!!!!
誰かが投げた鉱石らしきものがちょうど術式の上にポトンと落ちて、爆発した。
『必要ランク以上の鉱石であったため、錬成失敗』
目の前の画面に表記された。
「ふざけんなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
『次の錬成まで約3分』
一度錬成に失敗するとその術式のランクによって、次に錬成できる時間が決まるらしい。
今回は初期の初期だから3分ですんだのだ。これが超難しいものの錬成が失敗すると普通に3日後とかありえそうだ。ま、とりあえず、次の錬成まであと2分30秒あるので、取扱説明書の続きを読むか。
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