5
ここまでがゲームとは関係ないお話になります。
次回から、ゲームガッツリ、下品が所々?な話になりますので、
楽しみにしていただけたらと思います。
それからというもの、私は一生懸命に経理課で働きました。
そうしたらなんと二葉さんの助手、つまり「営業事務」に回されて、給料も全盛期とまではいかないまでも、上げてくださいました!
「君が反省し、まじめに仕事に取り組んだ成果だよ」
二葉さんのその言葉にポロリと涙を零してしまいました。その様子を見た同僚が二葉さんを何故か怒っておりましたが、二葉さんの「誤解だーーーーーーーーーーーーーー」という叫びがフロアを震えさせ、他の課から苦情が来て、笑って、終わりました。
家に帰ると、両親と弟がいて、晩御飯が用意されていました。
母にここに座れと言われたので、用意されたご飯の前に座りました。
「社長がね、訪ねていらっしゃったのよ」
「え???」
「あんたは反省して、職場ですごく頑張っているって。資格も自分の専門外の事まで取得して、会社に貢献してくれている。個人の汚名を濯ぐことはできないが、頑張りは評価できるとね。あんたを許せと社長が頭を私たちに下げたのよ。社長に感謝なさい。そして、会社により貢献できるようもっと努力なさい」
「う、う、うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
大の大人が大声をあげて、泣いて、謝って。
この先、こういうことはないと誓います!
私は家族に許してもらえたという嬉しさで、寝付けなくて、ゲームにログインしました。
いつもは休み前のみプレイしていたんだけど、気分が高ぶってどうしようもなかったのです。
で、ログインした瞬間、水浸しになりました。
「なんで今回は姉さんに噴水に落とされないといけないんすかっ!!!」
「いや、すまん!可愛い角うさぎがあんたに突進してきてたから、角うさぎがケガしちゃかわいそうでしょ?」
「いや、逆!!逆だから!!あいつ魔物!!あれ、弱くても魔物!体当たりもろに食らったら俺がケガしちゃうの!」
「あんた!可愛いのがあんたなんかにぶつかっていいと思ってるの!?私には体当たりすらしてくれないのに!」
「あ、もしかして、嫉妬すか・・・・・・そりゃ、姉さんが放つオーラが恐ろしすぎ、え、いや、すんません!!」
再びこの男は「姉さん」と呼んでいた人に、噴水に投げ入れられました。
そして、再度私も水をかぶりましたとも!
「あの~~~これ、もちろん弁償してくださるんですよね?」
「「へ??」」
間抜け面と間抜け声で、私をようやく認識してくださいました。
「「すみませんでした!!!」」
二人に頭を下げられた私。
私はこの二人に新しい防具一式を弁償してもらいました。
高いものを選ぼうとする二人に、私は怖くてさっさとレジに行って会計を済ませて、後払いでいただきました。
そして、今はごちそうされています。
「こっちの酒も美味しいわよね~~~。って明日仕事なのにこんなにのんびりしてられないわ!!!」
「うおっ!もうこんな時間!俺も明日直行なんすよね!」
「じゃ、ここらへんでお開きにしましょう!あなた、また逢えたらいいわね?えっと~」
「あ、カイトです」
「そう。私はリンデル、そっちがただの男よ」
「おい!その紹介はあんまりです~~~~~。おれはヒョウゴ!またな!!」
その二人は私のお別れのあいさつも聞かず、ログアウトしました。
インして、水浸しになって、買い物して、ごちそうになって。
全く冒険してない時間になりましたが、すんごく楽しいゲーム内容でした!
あんな素敵なギルドに入れたらいいのにな~~~と思って、彼女たちのログからギルド名を見ると、
「あ、これはないな・・・・・・・」
入ることをあきらめる、ギルド名でした。
続きを楽しみにしてくださる方、面白かったと思われる方は、
下の「☆☆☆☆☆」をポチポチっとお願いいたします。
評価していただけると、
「よっしゃー!書くぞっ!」という活力にものすごく繋がっております!!
よろしくお願いいたします。




