密会
次の日、私は放課後まで昨日の事は三浦先輩には何も言わず、奏くんがよく遊んでいる公園へ2人で向かった…
『松井さん?なんで変装してるの?』
『それは奏くんが来たら話します。』
そこへ、嬉しそうな顔をした奏くんが現れた。
『お姉さん。ありがとうございます。紗奈ちゃんから夏祭りに誘われました!』
『松井先輩?』
『しー!私の名前は呼んじゃダメ!』
『どうかしたんですか?…変な格好してるし…』
『2人とも…紗奈のクラスメイトに先輩がなんて呼ばれてるか知ってる?』
『そんなの綺麗なお姉さんに決まってるだろ?』
『違います…』
『変態のお姉さんって呼ばれてるんですよ!』
『誰が変態だよ!!』
『みんなわかってるじゃん!』
『奏くん、君も紗奈から変態って呼ばれてるからね。』
奏くんは膝から崩れ落ちた…
『終わった…』
『変態のお姉さんに子分が出来たって噂になってるし、それ私ですよね?』
『まぁ…そうなるな…』
『そこで先輩…相談が…』
『まだ私の顔までは知られてないんです。』
『だから先輩は今回は…』
『お前…私に姫の水着姿とか浴衣姿を見せないつもりか!』
『断固拒否する!』
『私だって、紗奈には変態って思われたく無いんですよ〜!』
『私らは良いのか?』
『そうだ、そうだ!』
『だって2人とも変態でしょ?』
『自分だって変態のくせして…』
『じゃあ、こうしましょう。』
『私は紗奈の保護者としてついて行く、奏くんの保護者に佐倉先輩、現地で集合して、たまたま奏くんの知り合いの先輩が合流する。でどうですか?』
『それだと私たちは変態のままだろ?』
『名誉挽回出来る様に考えてくださいよ!』
『ようは私が変態じゃないって紗奈ちゃんに伝われば良いんだろ?』
『それなら当初の予定通り、松井さんの友達として行っても大丈夫だろ?』
『私、姫の前では優しいお姉さんだからな!』
『そうですけど…』
『途中で別行動すれば問題ないさ!』
『別行動?』
『紗奈ちゃんと奏くん、私と松井さんと姫で行動するんだよ!』
『わかりました…でも、絶対奇声とか変な行動しないでくださいね?』
『お互い、気をつけないとな…』




