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エピローグ
晴々とした青い空の下、少女が空き地に訪れる、
この少女はあの少女なのか?
いや、少し違う。
黒い、まさにゴスロリというのに適したワンピースを着ている。
少女は空き地に書かれた3本の線を見つける。
平行な2本の線と、それに垂直に書かれた一本の線。
「……。」
少女は黙って枝を取る。
そして、線を付け足す。
2本の線に対して垂直な線を、何本も何本も付け足す。
やがて、平行で繋がっていなかった線は、面となる。
「こうなればいいの?」
少女は独り言を話す。
「そうね。そうよ。そしたらあの人に出会えるわ。」
「わかった。」
そんな独り言を言ったあと、少女は立ち去る。
空虚な静けさが、木々のさざめきを引き立てた。
ドーナッツの穴 - 完 -
……だけど?




