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包丁やまな板は肉用や野菜用で分けておけ

宇治山「よし、ヴェンチャーネのやつは......まだ復帰に時間が掛かるかな、ヴェンチャーネはあの時、自己治癒能力を今使っている、ただ分からないといえば、タイミングだ、ヴェンチャーネは自己治癒能力をいつ使ったのか、あの時、自己治癒能力を告白したおれがタッパーを四回目に入れる時、それか最後のタッパーを入れた後か、それ以外にも、最後の段階では500グラムしかなかったから、その段階でタッパーを入れる前にヴェンチャーネが自己治癒能力を使った可能性がある、しかし、いずれかのタイミングであったとしてもまだ30分は経っていない、4回目の時は確か......10分前だ、だとしたら復帰まで後20分ほど掛かる、タッパーを入れての作業は慣れてどんどんとスピードが早くなって、四回目からそして五回目とどんどんと作業の質が上がっていた、ヴェンチャーネが痛がっていたのは、腕だ、30分ならもう腕も治ってる、最後の時はつい1、2分前の出来事だ、あの時なら丸々30分は待つ必要がある、つまり20分から30分は待てば、ヴェンチャーネは自己治癒能力で体の痛みが戻る。」

宇治山はヴェンチャーネの事をひたすら考えていた。

宇治山「ただ、考えているだけではどうしようもない、進むしかないんだ、だから作業を進める。」

宇治山は次の作業へと向かった。

宇治山「次は、炊飯器の器を使うな、しばらくタッパーでの作業が続いていたから何だかこれを触るのが久しぶりな気がする、ただ寝ることに関してはもっと久しぶりだと思うけどな。」

宇治山は炊飯器の器を手に取った、器にはタッパーに米を入れる前に、入れた米が二合から二合半程入っている。

宇治山「えーと炊飯器で米をたくためには、まずは研がないといけないな、だから水を使えばいいか、水を器に入れて、米を研ぐ、そして研いだら水を捨てる、そして器を炊飯器にセットして、水を入れて、炊くボタンを押す。」

こうすれば、炊ける、だから準備を行う。

宇治山は器を流しに持っていき、蛇口を捻り、器の中に水を入れる、器は水と米に満たされる。

しばらくして、蛇口の蓋を先程とは逆の方向に捻ると、水は流れが止まった、そして器の水はもう増えず、水と米が器の中に存在している。

宇治山「いくぞ。」

宇治山は器の中に手を突っ込み、手をグルグルと回している、器の中で回っている、回している、僕は手を使って、回している、米が回っている、水が回っている、手で回している。

ざざざと手が、指が、爪が、米にぶつかる、それで米が擦り切れる、だが米は大きくなる、水を吸い込み、大きくなる。

炊いた時は最初より大きいが、今はそこまででもない、まだ炊いていないんだもの、米は炊くもの、だから大きい炊かずには大きくならない。

そして回っていて、かき混ざる、混ざる、米と水が混ざる。

宇治山「もうそろそろかな」

宇治山は器を大きく持ち、水を捨てる、間違えて米を捨てないように、捨て口を手で抑えて、決して全ての水を捨てぬように、ある程度は残す。

そして次は優しく米をボディタッチする感覚で優しく回す。

大胆にはせずにひたすら、ひたすらにやさしい、これを何度も繰り返す、先程のようにざざざとは大きい音は立たないが、やさしいタッチで、そのタッチでの小さな音が響く。

このやさしさを何度も繰り返した。

宇治山「よし、とりあえず研ぐのはこれでいいかな。」

宇治山は完全に水を切り、器を炊飯器へと戻した。

宇治山「あと少しだな。」

宇治山はどこからか計量カップを持ち運んだ、そしてその計量カップに水を入れ、炊飯器の中に入れた、計量カップの水を炊飯器に入れる行為を何度か繰り返し、炊飯器の中の水は、おおよそ三合を示すライン近くになった。

宇治山「あとは......ボタン押す......あっ!忘れてた!」

宇治山はあることを忘れていた、それは米は30から60分ほどは水に浸す必要がある事だ。

宇治山「だから、あとは放置しておくか、多分待っている間にヴェンチャーネが回復するだろうし、肉も解凍するだろう。」

宇治山はまずは先に肉の方の確認をしようとして、肉の方を見た。

肉の方は解凍の大凡は終わっており、後5分ほど待てば完全に完了するか、というぐらいだった。

宇治山「ヴェンチャーネはまだ時間掛かるだろうし、ここで五分待って、肉を調理して焼いている頃には、もう回復が終わってるだろう、回復が終わってからしばらくしたら炊飯器の蓋を閉めて、ボタンを押せばいいだろう、あとは強いていえば炊飯器のボタンを押さないように、ヴェンチャーネの方に注意しておくぐらいかな、それで......あぁ、肉を調理するんだから包丁とまな板がいるだろう、あぁ、肉だからハンバーグとかステーキみたいな感じで付け合せの野菜も作ればよかったかな、すぐ終わりそうなやつとか、それだといんげん豆やコーンかな、チェーン店に置いてあったりするし、これだとミックスベジタブルでいいかな、これを使えば野菜用のまな板や包丁を使う必要性がないからな。」

宇治山はまな板と包丁とミックスベジタブルを用意した。

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