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肉と米の相性は抜群

宇治山「ようやく着いたー」

ヴェンチャーネ「長くなったわね。」

宇治山「そもそも一日経過してないのが不思議だ。」

ヴェンチャーネ「とりあえずまずは夕飯を作ってくれないかしら?」

宇治山「分かってるよ、まずはキッチンの方に行って冷蔵庫を見ないと......」

宇治山は冷蔵庫を見る、冷蔵庫の中には山ほどの食材が入っている。

宇治山「おい、想像より入ってるじゃねぇか。」

ヴェンチャーネ「ごめん。」

宇治山「仕方ない、丁度いいレシピはないかな......これでいいか。」

宇治山は肉を取り出す。

ヴェンチャーネ「肉料理か、いいなぁ。」

宇治山「肉に手をつけるのはまだ先だぞ。」

ヴェンチャーネ「え?じゃあなんで出したの?」

宇治山「肉を解凍するんだよ、解凍に結構な時間を使うんだよ。」

ヴェンチャーネ「そうなんだ、なるほどね。」

宇治山「まぁ、あの料理本で学んだ情報だけどね、元々の世界で料理なんてろくに作ってなかったからこの料理レシピが元の世界でも同じか、この異世界なりのレシピか分からないんだよな。」

ヴェンチャーネ「確かにあれは異世界のレシピだけど、宇治山の世界でも同じかもしれないし、違うかもしれないわね。」

宇治山「ヴェンチャーネはこの世界の料理には詳しくないのか?」

ヴェンチャーネ「いやー、それが全然でねー。」

宇治山「ならあの時料理本をお菓子にしたならヴェンチャーネもお菓子にしたらよかったんじゃないか?」

ヴェンチャーネ「あ!そうか!」

宇治山「まぁ、お菓子を作るのは後にしてくれ、今はこっちを作っているからな。」

ヴェンチャーネ「わかっているわよ。」

宇治山は肉を放置して、また冷蔵庫に向かう。

宇治山「肉と言ったらやっぱりこれだよな、というかなんで冷蔵庫にこれがあるんだ。」

宇治山は冷蔵庫から袋に入った米を出した。

宇治山「何で冷蔵庫に袋に入った米があるんだ?冷凍ご飯じゃあるまいし。」

ヴェンチャーネ「だって腐ったら嫌じゃない。」

宇治山「そうだとしても、そんなことはしないぞ普通。」

ヴェンチャーネ「えっ、そうなの?」

宇治山「そうだぞ。」

宇治山はキッチン周辺を探して炊飯器を見つけた。

宇治山「ヴェンチャーネ、炊飯器はあったけど、コードが外れてるっぽいんだよね、コンセントってどの辺にある?」

ヴェンチャーネ「コンセント?どこかしらね?」

宇治山「分からないのか?なら永遠に米は炊けないぞ?」

ヴェンチャーネ「えー、肉って、米と一緒に食うのがうまいのに。」

宇治山「だから、見つからないから探してくれって言ってるんだよ」

ヴェンチャーネ「わかったわよ。コンセントって壁にあったりするからその辺にない?」

宇治山「なるほどね、それか冷蔵庫周辺も怪しいと思うんだが、冷蔵庫も電化製品だ、電気がないと動かない、だからつまりコンセントがあの辺にあるはずなんだ。」

ヴェンチャーネ「確かに、そうだわ。」

宇治山「ただ、炊飯器のコードの長さだと冷蔵庫の所にあるであろうコンセントまで届きそうにないから、おれは延長コードの方を探しに行く。」

ヴェンチャーネ「二手に別れるのね。」

宇治山「あぁ、そういう延長コードは多分倉庫にあるかもしれないから倉庫を探しに行く。」

ヴェンチャーネ「もしコンセントを私が先に見つけたりしたら暇だから、どうしようかしら。」

宇治山「そうだ、適当に雑談しながら探そうか。」

ヴェンチャーネ「二手で別れてるのに?」

宇治山「だから携帯とかで、通話でしよう。」

ヴェンチャーネ「なるほど、わかったわ。」

宇治山「あっ」

ヴェンチャーネ「どうしたの?」

宇治山「肉どうしよう、解凍まで......どのぐらいかな?」

ヴェンチャーネ「放置しすぎると腐らない?」

宇治山「確実に腐るな、今からまたやったら......後一時間は解凍にかかるから、タイムリミットは一時間だな、解凍したあとも米を炊いたりするから、焼いたりしてたら肉の方が先にでき上がる計算だ。」

ヴェンチャーネ「なるほど、つまり今はまだ平気なのね、じゃあ話通り倉庫に言ってください。」

宇治山「分かってるよ。」

~こうして二手に別れた。~

宇治山「ふー、疲れたー。ぁぁぁぁぁぁ」

ヴェンチャーネ「ジャラニャスの家まで歩いたからね。」

宇治山「あそこ遠いんだよなぁ、もう疲れないように公共交通機関でも欲しいよ。」

ヴェンチャーネ「バスとか、電車とかあれば便利よね。」

宇治山「でもやっぱり隣の家に行くのにバスや電車使うって話聞いた事がないからな」

ヴェンチャーネ「この世界でも前例がないわね。」

宇治山「もしあったらそういうのが可能になるのか。」

ヴェンチャーネ「なら今度頼もうかな。」

宇治山「え?誰に?」

ヴェンチャーネ「いやぁ、実はねぇ、この世界の知り合い全員が転生者って訳じゃなくて、転生者以外にも知り合いが居て、その知り合いの中にそういう公共交通機関関連の仕事に就いてる人がいるから、可能ならば出来るかなと。」

宇治山「無理じゃないか?わざわざ隣の家に行くために電車やバスを走らせてもらうのか?」

ヴェンチャーネ「いやいや、この家からジャラニャスの家までの路線なんて、需要がここしかないから無理だわ、だからこの家からジャラニャスの家を通るルートで、他の場所を経由しつつ需要が高い路線を作る、だからこういうパターンを使えば交通アクセスが格段に良くなると思うわ。」

宇治山「かといっても急に電車は無理だと思うからまずはバスがいいんじゃないか?」

ヴェンチャーネ「なるほど、参考にするわ。」

雑談してて全然探してなかった。

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