特撮番組はヒーローだけではなく敵キャラにもファンがいる
ジャラニャス「言われたお菓子持ってきたわよ。」
宇治山「おっ......このお菓子は!」
ジャラニャス「饅頭よ。」
ヴェンチャーネ「おぉ、とても美味しそうね。」
宇治山「じゃあ早速頂こうかな。」
ジャラニャス「駄目よ、あなたたち忘れていることない?」
宇治山「忘れていること?」
ジャラニャス「ほら食べる前には手洗いうがいって言うじゃない、そんなこと子供も知っているわよ、虫歯になってもいいの?」
宇治山「いいんじゃないか?ここの作者なんて、ほぼ磨いてない時期があったにも関わらず虫歯になったことなんてないんだぞ。というか手洗いうがいを、サボっても虫歯にはならないだろ。」
ジャラニャス「チッ、流石に気付いたか、ヴェンチャーネ以外にもいじり相手が欲しかったから指摘がなかったらめちゃんこに弄り倒したかったのに。」
宇治山「人をいじることしか頭の中にはないのかこいつは。」
ヴェンチャーネ「可哀想だけど実際そうなのよね。」
ジャラニャス「やめろー、私を弄ろうとするのはやめろー。私はいじる側だー。」
ヴェンチャーネ「やっぱりそこのスタンスは変わってないのね。」
ジャラニャス「変えるつもりは一切ない!これは私の生涯の目標だからな!私こそ弄りマスターになるんだ!」
宇治山「弄りマスター......?なんだそれは。」
ジャラニャス「弄りマスターは偉大なマスターなんだ!」
ヴェンチャーネ「あぁ、それねジャラニャスこの異世界で放送されてた特撮番組の敵キャラの大ファンになってしまって、その敵キャラが弄りマスターって名前なのよ。」
宇治山「あぁ、なるほど。」
ジャラニャス「こら!!!やめろ!!!」
ヴェンチャーネ「後こうやって人を弄りまくってるけど、さっき弄るなって言ったのは、ジャラニャスが打たれ弱いからよ、言葉を何度か連発したら泣いたことがあったわ。」
ジャラニャス「言うな!!!!!」
宇治山「意外と可愛いところもあるんだな」
ジャラニャス「意外とってなんだ!!意外って!!」
ヴェンチャーネ「昔ジャラニャスに反論したら泣いちゃった時の映像あるんだけどせっかく饅頭とかお茶あるんだし食べながら見るのはどうかしら?」
ジャラニャス「ダメに決まってるだろ!!追い出すぞ!!!」
宇治山「よし見よう」
ジャニャラス「見るな!!!!!」
宇治山は饅頭をモグモグ食べながらジャラニャスの泣き顔映像が流れるのを待機している。
一方ジャラニャスとヴェンチャーネの方は。
ジャラニャス「よこせ!!!!」
ヴェンチャーネ「ははは、まるで普段と別じゃない!!!泣いてる時しか逆転は出来ないと思ってたけどこんなことでも逆転出来るなんて思ってなかったわ!」
ジャラニャス「ふーざーけーるーなー」
ヴェンチャーネ「ほっほっほっ」
ヴェンチャーネは踊りながらジャラニャスなら逃げている
ジャラニャス「舐めてるのかこの!!!!」
ヴェンチャーネ「ジャラニャス遅いわよー、強気のくせに泣き虫だとは前から思っていたけどまさか足まで遅いとはまるで想像外だったわ、これなら私でも楽勝に逃げれるわね」
ジャラニャス「にげるなー、私が捕まえるー。」
ヴェンチャーネ「えぇ?さっきまで追い出すとか家から出す発言言ってたのに?今度は出るな発言ですか?それ矛盾してますよー、自分が不都合になったらする言葉の言い換えやめませんかー?」
ジャラニャス「あぅぅ......」(ジャラニャスは涙目になっている)
ヴェンチャーネ「おやおや、もう泣くんですか?思ったより早いですねー、もう泣くならこの映像今は必要ないですね、だって生泣きが見られるんだもの、それにしても昔よりは耐性がついてるけど、やっぱり泣くのは変わらないんですねー。」
ジャラニャス「うわぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんん!!!!!!!!」(大声で泣き出す)
ヴェンチャーネ「おー、ついに泣いたねー。」
宇治山「おぉ、いつの間にか泣いてる。」(饅頭を貪り食いながら)
ヴェンチャーネ「にしても、やっぱりうるさいわね。」
宇治山「うん、ある程度はするだろうと考えていたけど、困ったな、思っていた十倍はうるさい。」
ヴェンチャーネ「とりあえず騒音の近くにいると耳がおかしくなるから遠くに行きましょう」
ジャラニャス「うえぇぇぇぇぇぇぇんんんん!!!!騒音なんて酷いよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
宇治山「おぉ、ジャラニャス聞いていたのか。」
ヴェンチャーネ「とりあえずこれ以上ジャラニャスを傷付ける言葉はやめましょうか、これ以上うるさくなると近所迷惑で通報されるわ。」
宇治山「泣かせたのはお前だけどな、後やっぱりおれその映像いらないわ、それを流しても近所迷惑で通報されそうだからな。」
ヴェンチャーネ「じゃあこの映像は私が保管しておくわね。」
宇治山「とりあえず、ジャラニャスには罰で飴を食わせようと思っていたけど、こんなに泣かれたらもう罰どころじゃないな、とりあえず今日はこのぐらいにして帰った方がいいよな。」
ヴェンチャーネ「そうね、とりあえず帰宅すればいいでしょう。」
宇治山「でもジャラニャスはどうするんだ?ジャラニャスの性格はどうにしろ、泣かせた状態のままにするとおれの印象が悪いだろ。」
ヴェンチャーネ「なんであなたの印象をどうにかしないといけないのよ。」
宇治山「ジャラニャスとヴェンチャーネの仲が悪いのは分かるから、いいとしてジャラニャスとおれの仲はジャラニャスから見たおれの印象とかで変わるだろ、別に今じゃなくてもいいけどね。」
ヴェンチャーネ「確かに異世界転生小説とかだと、ハーレム形成してイチャイチャするのがセオリーだけど、最初は仲が悪いとかあるからこれからゆっくりでいいから改善してくれっこと?」
宇治山「何でそうなる、ただ初めてあった別の転生者と仲が悪かったら何か気分が悪いだろ、記念的な感じにしたいのに悪い意味の方の記念になってしまうだろ。」
ヴェンチャーネ「あぁなるほどね。」
こうして二人はジャラニャスの家から出ていった。




