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お菓子にはやっぱりお茶

ジャラニャス「おーい二人ともー、そんな端っこ行っちゃってさー、もしかして端っこ大好き族なのかいー?」

ヴェンチャーネ「端っこ大好き族って、それ私の昔のあだ名じゃない!なんでそんなの知っているのよ!」

ジャラニャス「あれれー?適当に言ったらなんか当たっちゃった。」

ヴェンチャーネ「えっ!?!?」

宇治山「......墓穴を掘ったな。」

宇治山とヴェンチャーネは前回と同じようにまだ端っこの方にいる。

宇治山「それで、ジャラニャスを部屋から追い出す方法は思いつかないか?」

ヴェンチャーネ「うーん、そうねぇ。そうだ、お菓子を食べてお茶とかを飲んだりしてどれかが尽きれば補充のためにお茶っ葉や、お菓子を他の部屋に取りに行くでしょう、ジャラニャスの家に何度か訪れて分かったことだけど、お菓子とお茶っ葉はそれぞれ別の場所で保管されているのよ、ジャラニャスはお菓子が切れた時には目の前の扉を出て右側に行き、その端側の部屋にある冷蔵庫でお菓子を保管しているわ、お茶っ葉は外に倉庫があるみたいで、お茶っ葉はそこで保管されているわ、外に出ると会話を聞かれる可能性は限りなく低いけど、それに伴って、お茶を無くさなければならないのだけど、ジャラニャスの使っているお茶っ葉は元々お徳用のお茶っ葉で1缶だけでもとても量が多くて、お茶っ葉を無くすのは私達二人、それに何も知らないジャラニャスにお茶を沢山飲ませて三人、これでも全然足りないわ、だからお菓子を切らす方が現実的だと思うわ。」

宇治山「情報量が多い......でもつまりお菓子を切らせばいいんだよな、でもお菓子が切れる前にお腹がいっぱいになったらどうするんだ?」

ヴェンチャーネ「宇治山、あれの事を忘れちゃったの?私のお茶を、それをジャラニャスの目を盗んで作ることが出来れば、お腹の満腹具合を気にせずにお菓子を切らすことが出来ると思うのだけど......ただ、時間が掛かりすぎるとジャラニャスのお腹がいっぱいになってお開きになってしまうリスクがあるからなるべく短時間で終わらせた方が懸命ね、それか時間を沢山掛けたい場合の話だけど、ジャラニャスの用意するお茶っ葉にこっそり私のお茶っ葉を混ぜるのはどうかしら?奏すればジャラニャスのお腹もいっぱいになることはまず無いと思うわ。」

宇治山「ヴェンチャーネ......ジャラニャスに散々な言われようだったけど作戦とか結構思いつくことが出来るんだな。」

ヴェンチャーネ「とりあえずどうするの?お菓子を食べるなら、ここから離れて机の方に移動する?」

宇治山「あぁ、そうするよ、ヴェンチャーネちゃんとお茶の用意はあるか?」

ヴェンチャーネ「えぇ、しっかりとあるわ。」

宇治山「じゃあそろそろうつろうか。」

ヴェンチャーネと宇治山がたち、ジャラニャスの方に移動する。

ジャラニャス「おー、お二人さん、何か端っこの方でしていたみたいだけど何していたのかな?まさか引越し回りで来た私の家で、端っこの方でこっそりイチャイチャしていた訳じゃないよね?」

ヴェンチャーネ「だとしたらなんであなたの見ている範囲でそんなことをするのよ、あなたが見ていたら確実に弄られるからするわけないじゃない。」

ジャラニャス「それもそうかー、ヴェンチャーネが弄られるの大好きっ娘という訳じゃないから違うかー。」

宇治山「えっと、とりあえずお菓子とお茶を頂きたいんだけど......さっきヴェンチャーネに出した変なやつじゃなくてちゃんとしたお菓子を出してくれないかな?」(しまった......ジャラニャスのやつが、ヴェンチャーネの嫌がらせに見た目が極悪なお菓子を出していたのを忘れていた!)←ヴェンチャーネに小声で伝えている。

ヴェンチャーネ「そうよー、ちゃんとしたお菓子を食べたいもの。」(そう言えばそうだったわ、すっかり忘れていたわ、なら今のうちにジャラニャスが離れる可能性があるからその隙にやりましょう。)

ジャラニャス「あ、そういえばちゃんとしたお菓子を出していなかったわね、さっきのは軽い冗談のつもりだったのだけれど、じゃあ今からお菓子を取りに行くから少しの間だけど、待ってくれないかしら?」

宇治山「あぁ、わかったよ。」

ジャラニャス「じゃあいってくるわね。」

ジャラニャスは扉を開けて右側の方向に向かう。

宇治山「......行ったか、とりあえず時間ないから手短にしよう。」

ヴェンチャーネ「そうね、それでどうするの?」

宇治山「ヴェンチャーネがおれに食わせようとした飴を何とかしてジャラニャスのやつに食わせるんだよ。」

ヴェンチャーネ「どうやって食べさせるの?」

宇治山「そこなんだよなぁ......飴を食べさせるのは頭の中にあったけど、どういう形で食べさせるかだよなぁ、一応罠を仕掛けるのは考えたけど本番の時一発勝負だから上手くいくのが前提になるんだよね。」

ヴェンチャーネ「なるほど、だから成功率が物を言うのね。」

宇治山「マシュマロキャッチとか目隠しして食べさせるのを考えたんだ、これなら目隠しが現実的だろう。」

ヴェンチャーネ「そうね、目隠しだったら何か他の遊びとかでありそうね。」

宇治山「ただどうやって目隠しさせるかだよな、上手く言葉で誘導しないといけない。」

ヴェンチャーネ「それもそうね。」

宇治山「とりあえず今はこのぐらいにしないか?いつジャラニャスが来るか分からない」

ヴェンチャーネ「確かにそうね。」

そして二人は元の場所に戻り、その一分後にジャラニャスが部屋に戻ってきた。

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