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第八十六話 特訓二日目 ダンジョン特訓 (3)

また更新しました。いつも読んでくれている人も、そうでない人も最後まで楽しんでくれたら嬉しいです。


夜空・ラファエル・アルテミスside



 そして夜空・ラファエル・アルテミスの三人は、ゆっくり話し合いながらも準備を終えてゲートを通り抜けて行った。

 三人が門を通り抜けた先は洞窟だった。それを見て夜空達三人はすぐに目を細めた。

 何故ならその洞窟があまりにも暗かった、そのため三人は一か所に固まりながら相談しようとした。

 しかしそのタイミングで暗かったその洞窟がいきなり明るくなったのだ。

 夜空・ラファエル・アルテミスの三人はその光の元へと目を向けると、そこにはちょうど映像が始まったばかりのモニターがあった。

 それを見て夜空達三人は驚き固まっていたが、そんな事はお構いなしに映像は再生されていった。


『はい!どうも~元気ですか?まぁ入ったばっかりだから元気で当たり前だけどねぇハハハハ‼』


 映像の中の白夜がハイテンションでそう言うと、夜空は少しムカついたようで眉間にしわが寄っていた。

 そしてラファエルとアルテミスの二人は、いきなり白夜が映った事に驚き固まっていた。

 しかし映像のため気を遣って止まってくれるはずも無く、どんどん話を進めて行ってしまうのだった


『さて、それじゃぁ本題の今回のダンジョンの説明を始めたいと思います!今回の特訓は全員のステータスと、昨日の組手を見ての結果をもとに得意分野を伸ばすのと弱点の克服それが目標だ‼まずお前達第二組のえっと…夜空・ラファエル・アルテミスの三人はスピードはすごい、だがやっぱりどうしても一撃ごとの威力が弱い、それに広いところならそのスピードで相手をほんろうできるだろう、しかし狭いところだとどうしても移動できるところが限られてくる。この二つをどうにか克服できるようにこのダンジョンは狭い空間に防御力の高い魔物、群れで攻撃してくる魔物とかを中心に配置してある、後ついでに暗闇でも戦えるようにそのダンジョンは全階層暗くしてあるから頑張ってね?それじゃぁ、検討を祈る!」


 白夜がそう言いながら敬礼してる映像を最後に映像は終わった。

 それを確認すると夜空はイラついたような表情をしていたが、ゆっくりと息を吐きだして気持ちを落ち着かせていた。

 そしてラファエルとアルテミスは白夜の言っていた事を真剣な表情で考えていた。

 夜空は気持ちを落ち着かせた後ゆっくりと話し出した。


「さて、これからどうする?」


 夜空が首をかしげながらそう言うと、考え込んでいたラファエルとアルテミスは頭を切り替えて話し出した。


「そうですね、とりあえず隊列を組んでゆっくりと進んで行くのがいいのではないでしょうか?」


「私もそうれでいいと思いますよ?隊列は夜空様・私・ラファエルこれでいかがですか?武器的にもこれが一番だと思うのですが…どうでしょう?」


 ラファエルとアルテミスがそう提案すると夜空は、少し考えてからゆっくりと答えた。


「ん、そうだねそれでいいと思う。それじゃぁ行く前に全員の装備を確認しよう?」


 夜空が首をかしげながらそう言うと、ラファエルとアルテミスはすぐに頷き腰や背中から自分の武器を取り出して行った。

 それを見て夜空も腰から自分の武器を取り出してから話し出した。


「私の武器は小太刀、他に投げナイフが十本、それと坊手裏剣が六本、それと破損した時とかの予備としてアイテムボックスに小太刀が六本、投げナイフが六十本、坊手裏剣が三十本入れてある」


 夜空は武器を手にしながらそう言った。

 それを聞きラファエルとアルテミスも自分の武器について話し出した。


「私の武器は短剣が二本、投げナイフが十二本、後はねんのために煙玉が二個です。一応私も予備の装備としてアイテムボックスに短剣が十本、投げナイフが五十本、煙玉が十本入れてあります」


「私は弓が一丁、矢が五十本、各種状態異常の矢が十本づつ、それと近づかれた時のために短剣が一本、それと私も予備としてアイテムボックスに弓が十丁、矢筒が五十本ワンセットで五つ、各種属性以上の矢が四十本づつ、短剣が五本、これが私の武器になります」


 全員が武器の説明を終えると、夜空が考えながら話し出した。


「ん、確かにこの装備だったらさっき言った通りの隊列で行った方が安全かも?う~ん…」


 夜空が考えながらそう言うと、ラファエルとアルテミスはお互いの顔を見合せた後、夜空が考え終わるのを待つことにしたようでただ黙ってその場で立ってた。

 そしてそれから少しして夜空は考えがまとまったようで、ゆっくりと話し出した。


「ん、隊列はさっきアルテミスさんが言った通りのにしようと思う、ただここは見ての通り暗いから慎重に進みたいと思う、どうせ兄さんの事だからさっきの説明よりもろくでもない何かがあるに決まってる。だからできるだけ警戒して行く」


 夜空が何処か疲れたようにそう言うと、ラファエルとアルテミスは少し首をかしげていたがすぐに気持ちを切り替えると話し出した。


「分かりました。警戒を強化します」


「私も分かりました、警戒します」


 ラファエルとアルテミスが真剣な表情でそう言うと、夜空は満足そうに頷きながら話し出した。


「ん、それじゃぁ行こう」


 夜空はそう言うとゆっくりと進みだした。

 それを確認したラファエルとアルテミスは、夜空の後ろを離れないようにしながらゆっくりと付いて行った。


 そして夜空達が進みだして十分程進むと分かれ道に差し掛かっていた。

 それを確認した夜空達はその場でどちらに進むか話し合おうとしていた。しかしそのタイミングで右側の通路から何かがやってくるのに気が付き夜空達は話し合うのを止め、武器を構えながら話し出した。


「何か来る、でも足音がしない」


 夜空が通路を睨みながらそう言うと、ラファエルとアルテミスは武器を構えて警戒しながら話し出した。


「そうですね、足音がしないと言う事は飛ぶ敵ではないでしょうか?」


「はい、私もそう思います。ここは洞窟ですので【バット】か【バタフライ】のうちのどれか、またはそれの上位種と言ったところでしょうか?」


 ラファエルとアルテミスが自分たちなりの考察を話すと、それを聞いた夜空は警戒しながら話し出した。


「ん、わかった、つまり上に注意すればいい」


 夜空がそう言ったタイミングでついに通路から敵の姿が出て来た。

 その姿は普通の蝙蝠のような姿だったが、数が二匹や三匹などの生やさしいものではなく最低でも二十匹はいた。

 その数を見て夜空・ラファエル・アルテミスの三人は一気に警戒度を上げ、攻撃を仕掛けて行った。


 まず最初に夜空とラファエルは近づかないで投げナイフを投擲して数を減らしていった。アルテミスも二人の後ろから弓を射て一射ごとに敵の数を減らしていった。

 しかし夜空達三人がいくら減らしても全く敵は減って行かなかった。さすがにそれを見て可笑しいと思ったのか夜空達は戦闘をしながら話し出した。


「ッ!全然減らない、なんで?」


 夜空がナイフを投げながらそう言うと、それを聞いてラファエルとアルテミスも攻撃しながら話し出した。


「確かにこれは、いくらなんでもおかしいですね、ハッ!」


「そうですね、これはいくら何でも…⁉」


 アルテミスが何かを考えていた時何かに気が付いたようで目を見開き驚いたような顔のまま固まっていた。

 それに気が付いた夜空は攻撃の手を少し止めて近寄り話しかけた。


「どうしたの?何か見つけた?」


 夜空が首をかしげながらそう聞くと、アルテミスはそれでようやく正気に戻ったようでゆっくりと話し出した。


「はい、あそこに少し見えにくいですが赤い目が見えます、あれが原因だと思われます。鑑定結果ですので間違いないかと」


 アルテミスが指をさしながらそう言うと、夜空はその指の先をみてアルテミスが言うように赤い点のような目を見つけると早速鑑定した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前 無し


種族 シャドウバット 

属性 無し


レベル50

HP2160/2160

MP3040/3040


物攻730

物防680

魔攻1720

魔防1390

敏捷2800

知力179


スキル

飛行6、分身3、気配察知2、気配遮断1、敏捷強化4


ユニークスキル

無し


固有

影操作、吸血3


称号

迷宮神の加護、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 その鑑定結果を見て夜空はもの凄く嫌そうに目を細めた。

 しかしその間にも敵はどんどん増えて行った。それを見て夜空は少し慌てて小太刀で切り払って行った。

 その間にアルテミスは弓を構えていたようで【シャドウバット】目掛けて矢を放った。

 シャドウバットは飛んでくる矢に気が付き慌てて避けていた。しかしアルテミスが放った矢は一本だけではなかったのだった。

 最初の矢を放った後すぐに三本同時に放っていたのだ。その放った矢はシャドウバットを囲むようにして向かって行った。そしてシャドウバットは何とかよけようとしたが、さすがに全部は避けられなかったようで羽にかすってしまっていた。

 そのせいで飛ぶことが出来なくなってしまい地面へと落ちてしまった。

 そしてその隙を逃がすことなく夜空が近寄り小太刀で切り殺した。それと同時にさっきまで飛んでいた蝙蝠たちは全てきりのように消えて行った。


 そして夜空は相手がちゃんと死んだのを確認するとゆっくりと立ち上がりながら話し出した。


「ふぅ~疲れた、ホント兄さんは性格が悪い」


 夜空はそうつぶやくシャドウバットの死骸をアイテムボックスに収納した。

 そして周りから敵が居なくなったのを確認したラファエルとアルテミスはゆっくりと夜空の方に近寄って行った。

 それを確認すると夜空はゆっくりと話し出した。


「さて、さすがに疲れたからここで小休憩してから進もう?」


 夜空がそう提案すると、ラファエルとアルテミスはそれを聞き少し安心したように息を吐きながら話し出した。


「ふぅ~そうですね、さすがに今回は疲れました」


「そうですね、私も休憩したいですね」


 ラファエルとアルテミスが疲れたようにそう言うと、夜空はその場でアイテムボックスから出したシートをひいてその上で休憩しだしたのだった。

 それを見たラファエルとアルテミスはシートの上に乗り各々くつろぎだした。

 そして夜空達が探索を再開したのは十分程経った時の事だった。


誤字、脱字など気になる点が有りましたら教えてください。気に入ってくれた人が居たらブクマや評価よろしくお願いします。

 いつも読んでくれている人たちには申し訳ないのですが、二日に一回のペースでの更新はきつくなってしまったため三日に一回にペースを落とします。

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