第八十三話 特訓二日目 朝 (後編)
また更新しました。いつも読んでくれている人も、そうでない人も最後まで楽しんでくれたら嬉しいです。
そして白夜達は食事を終え、今日の特訓メニューの発表をしようとしていた。
「さ~て、それじゃぁ今日の特訓メニューを発表したいと思います‼」
白夜が元気よくそう言うと、夜空達は少し緊張したように話し出した。
「先輩?一応聞きますけど~無茶な内容じゃないですよね?」
「ん、私もそれが気になってた」
「そうねぇー白夜は自分基準で決めるから、私達だときつい事いっぱいあったものねぇー」
夜空達が少し怯えたようにそう言うと、白夜は特に気にした様子も無く、何でもないように答えた。
「うん?大丈夫だよさすがにそんな無茶な内容にはしないからさ‼それにお前らだと少し無茶なぐらいじゃないと特訓にならないじゃん?」
白夜が少し呆れたようにそう言うと、夜空達は少し嫌そうに顔を歪めながら話し出した。
「先輩、確かに私達は少しの無茶なら耐えられると思います、でも!先輩のは少しじゃないんですよ‼死ぬほどの無茶ぶりなんですよ‼その事理解してますか⁉」
「ん、兄さんは理解した方が良い、自分が異常だって」
「そうねぇー私も白夜は、もうちょっと自分が異常な事を理解した方が良いと思うわよ?」
夜空達が少し不機嫌そうにそう言うと、白夜はめんどくさそうに一息ついてから話し出した。
「はぁ~、そんなに言うならお前たちのだけランク落としてやるよ、それでいいんだろ?ただし、ラファエル達や俺とかから措いて行かれてもいいんなら、だけどな?」
白夜が少し睨みながらそう言うと、夜空達は少し慌てながら答えた。
「ちょ!ちょっと待ってください‼べ、別に私達はそう言う事を言ってるわけでは無くて」
「ん、私達は別に特訓のメニューを変えて欲しいなんて言ってない、ただもう少し加減して欲しいって言ってるだけ」
「そ、そうよー?私達はただもう少し白夜に自分の感覚が異常だって気付いてほしかっただけで、べ、別にね?私達だけ楽したいとかそう言うわけじゃ無いのよ?」
夜空達は必死に白夜の機嫌を直そうとそう言った。
それを聞いて白夜は疲れたように溜息を吐いて話し出した。
「はぁ~だったら最初っから一々文句なんて言わないで黙ってろよ、まぁいいやそれよりこれから説明するから今度は俺が説明し終わるまで黙ってろよ?」
白夜が睨みながら怒ったようにそう言うと、夜空達はただただ必死に首を縦に振っていた。
そしてそれを確認した白夜はゆっくりと話し出した。
「ふぅ~それじゃぁ今日の特訓メニューは、俺が決めた組み合わせで組んでもらっての訓練用ダンジョンを攻略してもらいます!一応武器とかは用意するけどそこまで期待しないように!時間は…え~っと今が八時十分ってところだから……九時だな、九時から十二時まで攻略してもらう!まぁそこまで作り込んでないからそんだけ時間があれば完全攻略できたらしてきてもいいぞ?以上で説明は終わりだけど…何か質問あるか?」
白夜が説明を終えてから一応確認のためにそう質問すると、夜空達やラファエル達は少し考えてたから、夜空達とラファエルがゆっくりと手を挙げた。
それを確認した白夜はゆっくりと話し出した。
「お?質問があるのみたいだな、誰からでもいいぞ質問してこい!」
白夜がなぜか胸を張りながらそう言うと、夜空達とラファエルは誰が最初に質問するかで話し合い出した。
それから少しして夜空達とラファエルの話し合いが終わったようで、白夜の方へと振り返りゆっくりと話し出した。
「それじゃぁまず最初に私から質問させてもらいますね?先輩?と言う事で早速質問なんですけど組み分けってどう言うふうに分けるんですか?」
最初に水姫がそう言うと、白夜は少し考えてから答えた。
「うん?あ~口だけで説明するよりも見せながら説明した方が分かりやすそうだな、ちょっと待ってくれ…」
白夜はそう言うと、自分のポケットを探りだし、少しして紙を取り出しそれを広げて見せた。
それを夜空達やラファエル達は確認して行った。
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第一、ヘパイストス・閻魔
第二、夜空・ラファエル・アルテミス・
第三、智理・ティターニア・玉藻
第四、水姫・マモン・ヴラド
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白夜は全員が見たのを確認すると、ゆっくりと話し出した。
「さて、確認できたな?じゃぁ説明始めるぞ、この組み合わせは俺の主観で決めた。簡単に説明すれば第一が力、第二が速さ、第三が魔法、第四がバランスって言う感じに分けただけだ!分かりやすいだろ?」
白夜がどや顔でそう言うと、夜空達とラファエル達は少し考えてから納得したように頷きながら話し出した。
「そうですねぇ~うん!私の質問は以上なんで、次の質問に行って大丈夫です!」
水姫が元気よくそう言うと、それを聞いて夜空がゆっくりと話し出した。
「ん、次は私が質問いい?」
夜空が少し首をかしげながらそう言うと、白夜はいつもとは違い優し気な笑みを浮かべながら話し出した。
「別にいちいち聞かないで質問してくれてかまわないぞ?」
白夜が笑顔でそう言うと、夜空は少し安心したように一息ついてから話し出した。
「ふぅ~、それじゃぁ質問なんだけど、組み合わせは分かったけど全員同じダンジョンに入るのか知りたい」
夜空が真剣な表情でそう言うと、白夜は少し考えてから答えた。
「う~ん、今教えちゃうと面白く無い気もするんだよなぁ~、まぁいいか!それじゃぁ説明するぞ?まず最初に全員で同じところに入るわけではない、それぞれのタイプに合わせたダンジョンを創ってそれを攻略してもらう、それと先に行っておくけど内容は言わないからな?さすがにそれじゃぁ特訓にならないしな!とりあえずこれで説明終わり」
白夜が説明し終わると、夜空は納得したように頷きながら話し出した。
「ん、わかった。私からの質問も終わり、次の人どうぞ?」
夜空はそう言うと少し後ろに下がった。
そしてそれと同時にラファエルが少し前に出てきて話し出した。
「次は私の質問なのですが、武器はどの程度の物を用意してもらえるのでしょうか?あまりに脆いと戦闘には使えませんので、その辺は大丈夫なのかと」
ラファエルがそう質問すると、白夜は少し考えてからコンソールを操作して手元に西洋風の片手剣を出した。
そして白夜はそれをラファエル達に見せながら説明を始めた。
「まぁとりあえずは全員にこのレベルの武器は用意するつもりだ、そこら辺の武器よりはできはいいと思うぞ?」
白夜が首をかしげながらそう言うと、それを聞いていた夜空が質問した。
「少しいい?武器のランクって何か基準みたいの無いの?」
夜空がキョトンとしながらそう言うと、白夜は少し考えてから答えた。
「う~ん…、あぁ!そうか!俺は知ってるけど、お前らには説明してなかったよな!わりぃわりぃ、えっと武器のランクはまぁゲームとかでよくある感じのやつなんだけど、最底辺の塵から始まって劣・普通・良・希少・伝説・幻想・神・創造って言う感じで九つでランク分けされてる、そんで一般に出回っているのはだいたい劣か普通ごくまれに良って感じらしい、それで今回お前たちに渡すのは一応ランク良の武器を渡すからよほどのことが無い限りは壊れたりしないはずだ、以上だけどまだ何か質問あるか?」
白夜が一応確認のためにそう言うと、質問していたラファエルと途中から質問した夜空は納得したように頷いて話し出した。
「はい、私からはもう特にありません。わざわざ答えてくださりありがとうございました」
「ん、私も大丈夫、自分の番が終わったのに答えてくれてありがとう」
ラファエルと夜空はそう言いながら頭を下げた。
それを見て白夜は苦笑いしながら話し出した。
「ハハハ、まぁ別に礼をを言われるようなことしてないから頭上げてくれ、それともう質問のある奴いないか?」
白夜が周りを見回しながらそう言うと、夜空達やラファエル達は少したってからゆっくりと話し出した。
「そうですねぇ~わつぃからは特にないですよ!」
「ん、私もさっきので終り」
「そうねぇー私も何か質問するつもりだったんだけど、みんなが全部聞いてくれちゃったから特にないわねぇー」
「私達も今の説明だけで大丈夫です」
夜空達とラファエル達がそう言うと、白夜は満足そうに頷きながら笑顔で話し出した。
「よし!それじゃぁ全員九時に表に集合!それまでは好きにしてていいぞ、ただし一秒でも遅刻したら…ちょっとしたお仕置き用意しておくから遅れないようにな?」
白夜は笑顔でそう言うと一人でどこ変え行ってしまった。
それを見て夜空達は少し呆れたように笑いながら時間まで休憩し始めたのだった。
そしてラファエル達は時間までどうしたらいいのか分からないようで戸惑っていたようだったが、少ししてとりあえずその場で休憩することにしたのだった。
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