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第八十二話 特訓二日目 朝 (中編)

また更新しました。いつも読んでくれている人も、そうでない人も最後まで楽しんでくれたら嬉しいです。


 そして白夜達が集まってから二十分程経った時、食堂の入り口からラファエル達が入って来た。

 ラファエル達は自分達よりも先に白夜が来ていた事に気が付くと、少し駆け足気味に近づき、いきなり謝りだした。


「申し訳ありません!主様‼」


「「「「「「「申し訳ありません‼」」」」」」」


 最初にラファエルが代表して謝ると、その後に続いて後ろに居たマモン達も謝りだした。

 白夜達はいきなり謝られたことに驚き固まっていた。

 しかしすぐに正気に戻った白夜は若干ひきながら話し出した。


「あ、あ~とりあえず頭上げてくれるか?話しにくい」


 白夜が困ったようにそう言うと、ラファエル達はすぐに頭を上げた。

 その様子を確認すると白夜は溜息を吐いてからゆっくりと話し出した。


「ふぅ~、とりあえず聞くけど、何でいきなり謝ったの?」


 白夜が少し疲れたようにそう言うと、ラファエル達は申し訳なさそうに話し出した。


「主様より遅く起きてしまいその結果、主様を待たせてしまいましたのでそのことに対する謝罪です」


 ラファエルが代表して、かしこまりながらそう言った。

 白夜はそれを聞いて呆れたように話し出した。


「はぁ~、お前らなぁ別にそんなの一々気にしなくていいんだよ、別に起きる時間を決めていたわけでもないし、それでも納得できないだろうけど理解だけしてくれればいい。それでもまだ何かむしゃくしゃするんだったら今日の特訓にそれをぶつけろ!以上‼この話はお終い‼」


 白夜が一気にそう言うと、ラファエル達はまだ申し訳ななそうにしていた。

 それを見ていた夜空達は微笑ましそうに眺めていた。

 そして白夜はもう話を終わったつもりでいるので、すぐに話を切り替えてから話し出した。


「さてそれじゃぁ、とりあえず飯だな‼朝飯食ったら今日の特訓のメニューの発表するから楽しみにしておけよ‼」


 白夜が笑顔でそう言うと、夜空達は昨日やったクイズを思い出したようではっ‼とした表情で話し出した。


「そうでした‼先輩⁉昨日の答え結局何だったんですか⁉教えてください‼」


「ん‼私も気になる」


「そうねぇー私も教えて欲しいわねぇー」


 夜空達三人が興味津々と言った様子でそう言うと、白夜はその勢いに若干ひきながら答えた。


「お、おう、まぁ教えるけどさ?とりあえず朝飯食べてからな?腹減ったし」


 白夜が顔を引きつらせて少し後ろに下がりながらそう言うと、夜空達はようやく冷静になったのか少し恥ずかしそうに顔を赤くして百夜から少し離れてから、ゆっくりと話し出した。


「そ、そうですよね、まずは朝ご飯ですよね~私もお腹減ってたんですよ!」


「ん、私もお腹減った」


「そうねぇー私も冷静になったらお腹減って来たわー」


 夜空達三人が少し慌てながらそう言うと、白夜は意地悪そうな笑みを浮かべながら話し出した。


「そうだなぁ~今思いついたんだけどさぁ?俺達って状態異常系効かないじゃん?」


 白夜が倒しそうに笑顔でそう聞くと、夜空達は嫌な予感がしたのか少し顔を引きつらせながら話し出した。


「そ、そうですねぇ~確かに進化したおかげで私達は状態異常系は全部大丈夫になりましたけど……」


「ん、それと今の話に何か関係があるの?」


「そうねぇー私もそこがきになるわぁー」


 夜空達がそう言うと、白夜は更に楽しそうに笑みを浮かべて話し出した。


「そう!俺達には状態異常は効かない!と言う事で、お前らの今日の朝飯は俺の手料理を食べさせてやろう‼」


 白夜は手を広げて誇らしげに胸を張りながらそう言った。

 それを聞いて夜空達はこの世の終わりのように顔を青くさせて慌てながら話し出した。


「ちょ⁉待ってください‼お願いします‼それだけは、本気でそれだけはご勘弁ください‼‼」


「ん!お願いだから、それだけは待って‼私達死んじゃう」


「そ、そうねぇーちょ、ちょっとそれは待って欲しいかなぁって」


 夜空達が顔を汗だくにしながらそう言うと、白夜はニヤニヤしながら楽しそうに笑いながら話し出した。


「え~何でやなの?別に体調を崩したりする訳じゃないんだし、別に良くない?」


 白夜がわざとらしく悩んでるように首をかしげながらそう言うと、夜空達はその姿に少しイラっとしたようだったが、すぐに深呼吸して落ち着いてゆっくりと話し出した。


「先輩、別に私達は体を壊すから嫌がってる訳ではないんですよ?あんなクソマズイとかの領域からすら!逸脱した品を食いたくないだけで何です‼」


「ん、あれはもはや料理ですらない、得体のしれないダークマター的な何か」


「そうねぇー確かにあれはちょっとねぇ、何と言ったらいいのか毒とはまた違う意味で危なそうだったものねぇ」


 夜空達三人が心底嫌そうにそう言うと、白夜も自分の料理の腕前は知っているのでそこまで言われても特に何とも思わないようだったが、少しして楽しそう笑っていた顔を真顔にして話し出した。


「はぁ~飽きたからもういいや、さぁそれじゃぁ飯にするぞ~!」


 白夜はそう言うと一人で朝食を取りに行った。

 そして夜空達は白夜の急な態度の変化に戸惑い固まっていた。しかし少しすると正気に戻ったのかゆっくりと話し始めた。


「えっと…今どういう…え?」


「…完全に、遊ばれた…」


「そうねぇーこれは完全にそう言う事よねぇーはぁ~」


 水姫はどういう状況か分からないようできょろきょろしていたが、夜空と智理は予想できたようで少し疲れたように話していた。

 水姫は何か理解しているような態度の二人に質問する事にしたのだった。


「あ、あの~二人ともどういうことか説明してもらえませんか?何が何だかよくわからなくて」


 水姫がそう質問すると、夜空と智理は優し気な笑みを浮かべながら話し出した。


「まぁ無理もないわねぇ~私達もようやく理解できるようになってきたばかりだしねぇ」


「ん、それに理解できなくても困らないから大丈夫」


「まぁそれでも気になるだろうからちゃんと説明してあげるわねぇ~、まぁ単純に白夜は自分の話での、私達の反応を見て楽しんでいたって事よ?だから私と夜空は遊ばれたって言ってたのよ?」


「ん、そう言う事」


 夜空と智理が少し微笑みながらそう言うと、水姫はその内容を理解するとすぐに怒ったようでプルプルと震えながら話し出した。


「なんですかそれは、私達は先輩の玩具じゃないんですよ!まったく」


 水姫が怒りだすと、夜空と智理は冷静にゆっくりと話し出した。


「ん、気持ちは分かる、でも気にするだけ無駄」


「そうねぇ私達も昔から何度も言ってるけど治らなかったからねぇー、もう完全に諦めたわ」


 夜空と智理は諦めたようにそう言った。

 それを聞いて水姫は冷静になったようで、ゆっくりと話し出した。


「はぁ~そう言えば先輩はそう言う人でしたもんね、今更怒っても仕方ないですよね~」


 水姫は疲れたようにそう言った。

 夜空と智理はその様子を見て顔に優し気な笑みを浮かべながら話し出した。


「ん、今更怒手も仕方ない」


「そうよー今更気にしても仕方ないわよ?それよりも私達も早く朝ごはん食べちゃいましょう?」


 智理が首をかしげながらそう言うと、それを聞いて夜空と智理は少し考えてから話し出した。


「そうですね!早くしないと先輩が私達の事待たないで特訓のメニューの説明始めちゃいそうですし」


「ん!兄さんだっら本当にやりかねない!」


 夜空と水姫がそう言うと、智理は楽しそうに微笑みながら話し出した。


「フフフ、それじゃぁ早く朝ごはん食べに行きましょうか」


 智理はそう言いながら朝食を取りに向かって行った。

 夜空と水姫も少し遅れて智理を追いかけて行った。

 そしてラファエル達は夜空達が話してる間も何故か動く事無くその場で立っていたが、夜空達が朝食を取りに行ったのを確認すると、少し遅れてラファエル達も朝食に向かったのだった。


誤字、脱字など気になる点が有りましたら教えてください。気に入ってくれた人が居たらブクマや評価よろしくお願いします。

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