第七十九話 特訓開始!一日目 夜 (中編)
また更新しました。いつも読んでくれている人も、そうでない人も最後まで楽しんでくれたら嬉しいです。
そして智理はラファエル達がいる席へ、気付かれないようにゆっくりと近付いて行き、ラファエルの後ろから飛びついた。
「エルちゃん!お疲れさま‼」
智理がラファエルに飛びつきながら元気よくそう言った。
それに対してラファエルはいきなりの衝撃に少しパニックになっていた。
「きゃぁ‼え⁉な、なんですか⁉何が起きたんですか⁉」
ラファエルのその様子を見て智理は楽しそうに笑みを浮かべながら話し出した。
「フフフ、エルちゃん落ち着いて、私よ、私」
智理が何故か詐欺師っぽい事を言うと、ラファエルは少しして落ち着たようで深呼吸をしゆっくりと、話し出した。
「すぅ~はぁ~、あの智理様、何をなさってるんですか?」
ラファエルが抱き着いたままの智理の腕を外し振り返りながらそう聞くと、智理は終始微笑みながら答えた。
「うん?抱き着いただけよ?ダメだった?」
智理が首をかしげながらそう言うと、ラファエルはすぐに話し出した。
「いえ、ダメと言う事ではありませんが…まぁいいです。それよりも何か御用でもあったのでは?」
ラファエルが少し疲れたようにそう聞くと、智理は少し考えてから思い出したように答えた。
「そう言えば何か用があったような?う~ん……あ!そうだった!あのねぇーご飯食べるまでの休憩してる間暇だから明日の特訓のメニューの予想大会しようって話してたんだけどね?どうせだったら貴方達も一緒にやらないかなぁ~と思って、聞きに来たのよ!それでどう?一緒にやらない?」
智理が自分が来た要を説明すると、ラファエルは少し考えてから答えた。
「そうですね…こちらも特に何かする予定もありませんのでかまいません」
ラファエルがそう答えると、智理は手を合せて嬉しそうに笑いながら話し出した。
「本当に!それじゃぁ移動するのも大変だしここでやりましょうか?」
智理がそう確認すると、ラファエルはすぐに答えた。
「そうですね、それで大丈夫です」
ラファエルがそう答えると、智理は満足そうに頷いてラファエルの横の空いてる席に着いた。
そして智理が席について少し遅れてやって来た夜空と水姫は、席についてる智理を見て話が終わったと思った二人は智理の横に近くにあったイスを持ってきてされに座ってから話し出した。
「さて、それで智理さん話は済んでるんですか?」
「ん、智理姉さん時々強引だから心配」
夜空と水姫が心配そうにそう言うと、智理は少し怒ったように話し出した。
「もう!二人ともいくらなんでも失礼でしょ‼いくらなんでも白夜じゃないんだからそこまで強引な方法はとらないわよ!」
智理が不服そうな顔でそう言うと、夜空と水姫は少し気まずそうに視線を逸らして話し出した。
「まぁそうなんですけど…なんて言うか、智理さんて先輩のイタズラ心を少し薄めたみたいな性格じゃないですか~だから少し心配しただけなんですよ!」
「ん、智理姉さんはそう言うところ兄さんにそっくりだから時々心配、誰かに迷惑かけてないか…」
夜空と水姫が視線を逸らしながらそう言うと、智理はショックを受けたようで少し固まっていたが、すぐに正気に戻りと落ち込んだように話し出した。
「そう、二人は私の事そんな風に見てたのね?フ、フフフ、それならこっちも少し意地悪な事しても問題ないわよね?」
智理はそう言うと立ち上がり何処かに行こうとした。
それを見ていた夜空と水姫は慌てて智理を捕まえてゆっくりと話し出した。
「さ、智理さん何処に、い、行くつもりですか?」
「ん、と、とりあえず座って落ち着いて話そう?ね?」
夜空と水姫は顔を青くして必死にそう言って智理を説得しようとしていた。
そして智理は二人のその様子を楽しそうに眺めながら話し出した。
「フフフ、二人ともそんなに必死になってどうしたの?私まだ何もしようとしてないわよ?ただ少し白夜と話してくるだけで、そんなたいした話してこないから大丈夫よ?ただ貴方達が白夜の事をどう思ってるのかを教えてあげようかと思っただけで」
智理が夜空と水姫の方を見てニヤニヤしながらそう言った。
それを聞いて夜空と水姫はさっきとは少し違い顔を少し赤くしていたが、先ほどよりもより一層必死に智理を止めだした。
「ちょ!智理さん!それシャレになってないですよ⁉」
「ん!そう言うのはいけないと思う!」
夜空と水姫が必死にそう言うと、智理は更に意地悪そうな笑みを浮かべながら話し出した。
「うん?まぁいけない事だとは思うけど…まぁいいんじゃないかしら?二人も手間が省けて良かったじゃない!」
智理が心底楽しそうな笑顔でそう言うと、夜空と水姫はこの世の終わりのような顔をしてうなだれていた。
智理はその様子を見て満足そうに口元に笑みを浮かべてゆっくりと話し出した。
「フフフ、まぁ冗談はここまでにしておきましょうか?あまりからかいすぎても可哀想だしねぇー」
智理が楽しそうに笑いながらそう言うと、夜空と水姫はようやく自分が遊ばれていた事に気が付いたようで、今度は別の理由で顔を真っ赤にして二人は智理を睨みながら話し出した。
「ちょっと!智理さんどう言う事ですか!私達で遊んでいたんですか!」
「智理姉さん酷い!やっていい事と、悪いことが有る!」
夜空と水姫の二人が激怒しながらそう言うと、智理は特に気にした様子も無くいつも通り微笑みながら話し出した。
「二人ともそんなに怖い顔したらせっかくの可愛い顔が台無しよ?」
智理がそう言うと、夜空と水姫は更に怒ったようで凄い勢いで話し出した。
「誰のせいですか!誰の‼」
「ん!智理姉さんにだけは言われたくない!」
夜空と水姫が凄い勢いでそう言うと、智理はさすがにまずいと思ったのか気まずそうに顔を逸らしながら話し出した。
「ウ、ウフフフ、そ、そのごめんなさい?ちょっとやりすぎたなぁ~とは思ったんだけど…つい、楽しくなったら止まらなくなっちゃった?みたいな?ハハハ……」
智理が気まずそうにそう言うと、夜空と水姫は冷たい視線を向けていたが、すぐに呆れたように溜息を吐いてから話し出した。
「はぁ~、そう言うところが先輩に似てるって言うんですよまったく」
「ん、本当にそっくり、いやになるほど似てる」
夜空と水姫が呆れたようにそう言うと、智理は少し嫌そうに顔を歪めていたが、自分が悪い事も理解しているので特に反論することは無かった。
それから少しして夜空と水姫そして智理の三人はようやく落ち着いたようで、ゆっくりと本題について話し出した。
「はぁ~はぁ~、とりあえずこの話はここまでにして本題について話しましょうか」
「そうですね~このままこんな話しててもきりがありませんしね~」
「ん、私もそう思う、それにいつまでも待たせてたらエルちゃん達が可哀そう」
夜空がそう言うと、智理と水姫の二人は今思い出したようで慌てたようにラファエル達の方を向いた。
そしてラファエル達は夜空達が話してる間どうしたらいいか分からずとりあえずその場でじっとしていたようで、夜空達が来た時と同じ姿勢のまま座っていた。
それを見て智理と水姫は慌ててラファエル達に話しかけた。
「そ、そのごめんなさいね?忘れちゃってて」
「こっちから話を振ったのにほっといちゃって、すみませんでした‼」
「ん、ごめんね?」
夜空達三人がそう言って謝ると、ラファエル達特に気にした様子も無く話し出した。
「いえ、別に気にしていませんのでそこまで誤っていただかなくて結構ですよ?それよりも、そちらこそ時間大丈夫なのですか?先ほど説明された時休憩の間の時間つぶしと言う事でしたので、少ししたら何か用事があるのかと思ったのですけが、違いましたか?」
ラファエルが少し心配そうにそう言うと、夜空達は今思い出したようで少し驚いたように目を見開いていたが、すぐに切り変えて笑顔答えた。
「確かに一応予定は決めてあったけど、まぁどうしてもすぐじゃないといけない訳じゃ無いから気にしなくていいわよ?」
「そうですね、それに誘ったのはこっちなのにやらないのは失礼ですし」
「ん、その通り、だから気にしなくていいよ?」
夜空達がそう言うと、ラファエル達は少し遠慮気味にゆっくりと話し出した。
「なるほど、分かりました。そう言う事でしたら気にしない事にします」
ラファエルがそう言うと、夜空達は微笑ましそうに笑いながら話し出した。
「フフフ、それじゃぁ早速始めましょうか?」
「そうですね~時間がもったいないですし、それでいいと思います!」
「ん、私もそれでいいと思う」
「私も何時でも構いません」
智理は夜空と水姫、それにラファエルがそう言うと楽しそうに笑いながら元気よく話し出した。
「フフフ、それじゃ始めましょうか明日の特訓メニュー当てゲーム‼」
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