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第六十五話 特訓開始!一日目 昼 (中編)

また更新しました。いつも読んでくれている人も、そうでない人も最後まで楽しんでくれたら嬉しいです。


 そして白夜が眠ってから十三分後、時間が十二時になったのを確認した夜空と智理は一息ついてから話し出した。


「ふぅ~、時間が経つのが遅く感じる」


 夜空が少し疲れたようにそう言うと、智理は少し笑いながら話し出した。


「フフフ、まぁそれも仕方ないわよねぇー夜空ちゃんいつもこの時間昼食の準備でバタバタしてたものねぇー、いきなり暇になったかそう感じるのかもね、だったら今のうちに何かしたい事でもしておいたらいいんじゃないかしら?」


 智理が少し首をかしげながらそう言うと、夜空は少し考えてから話し出した。


「……ん、何かやりたい事、思い浮かばない」


 夜空が少し困ったようにそう言うと、智理は優し気に微笑みながら話し出した。


「フフフ、そんなに悩まないで何となく思い浮かんだもので良いのよ?」


 智理がそう言うと、夜空はまた少し考えて話し出した。


「なるほど、なら少し本読みたい、かも?」


 夜空が何故か疑問形でそう言うと、智理は少し笑いながら話し出した。


「フフフ、ならどんな本どんな読みたいかも考えてみましょうか?」


 智理がそう少し優しく促すように聞くと、夜空は今度は考えずにすぐ答えた。


「どんな本?なら小説ジャンルは面白ければ何でもいい」


 夜空が少し首をかしげながらそう言うと、智理は少し呆気に取られていたがすぐに笑いながら話し出した。


「フフフもう、夜空ちゃんもやっぱり白夜の妹ねぇーそう言う所本当にそっくり!」


 智理が楽しそうに笑いながらそう言うと、夜空はすごい嫌そうに顔を歪めながら話し出した。


「私は、兄さんと似てはいない、むしろ智理姉さんの方がそっくりだと思う」


 夜空が少し仕返しのつもりでそう言ったが、智理はまったく気にした様子も無くむしろ楽しそうに笑いながら話し出した。


「フフフそんなこと無いわよー夜空ちゃんのそう言う、少しやなことが有ったら顔に出やすいところとか、何かやりたい事は?って聞いた時に面白ければいいって言うところとかそれはもうそっくりよ」


 智理が少し楽しそうに笑いながらそう言うと、夜空はすごい嫌そうに顔を歪めていたが何も言い返そうとはしなかった。何故なら少し納得してしまった、そのため反論したくてもその事だがうまく出てこなかったのである。

 そして夜空はすぐに深呼吸をしてなんとか落ち着きを取り戻して話し出した。


「ん、確かに似てるところはあるかもだけど、智理姉さんだってそうやって人をからかって楽しんだりしてるところとか、ちゃんとしている時とそうじゃない時の落差とかそう言うところそっくりだと思う」


 夜空が少しイラついたようにそう言うと、智理は夜空が少し怒り気味の事にビックリしたように目を見開いていたがすぐに楽しそうに笑いながら話し出した。


「フフフ、まぁ確かにそう言うところは私の方が似てるかもしれないわねぇーじゃぁ二人とも似てるって事にしましょうか?そうすれば誰も困らないものね!」


 智理が楽しそうにそう言うと、夜空は少し疲れたように溜息をつきながら話し出した。


「はぁ~もうめんどくさいからそれでいい、それより今何分?大分話してた気がする」


 夜空が疲れたようで別の話題へと話を変えるようにそう聞いた。

 そして智理はすぐに時計を確認しながら話し出した。


「確かに言われてみれば結構話してたものねぇ、え~っと今は十二時十九分ね思ったより時間たってたわねぇー」


 智理がのんきにそう言うと、夜空は少し心配そうにいまだに気絶している水姫とティターニアの方を見ながら話し出した。


「ん、私もそう思うけど、水姫達全然起きないけど大丈夫かな?」


 夜空がそう心配そうに言うと、智理は安心させるために少し優しく話し出した。


「フフフ、そんなに心配しなくてもきっと大丈夫よ、一応白夜が診断したんだしたぶん大丈夫よ」


 智理が少し自信無さげそう言うと、夜空は少し不安そうにゆっくりと話し出した。


「ん、それは分かってるんだけど、ここまで起きる気配がないと不安にもなる」


 夜空が少し心配そうに水姫達を見ながらそう言うと、智理は納得したように頷いてから話し出した。


「まぁ確かにねぇー全く起きる気配無いものねぇー」


 智理はそう言いながら水姫の頬を突っついた。しかし水姫は起きるどころか動く気配すら全くなかった。

 それを確認して智理は水姫から少し離れ一息ついてから話し出した。


「ふぅー本当に起きないわねぇーもう少しやってみようかしら?」


 智理はそう言うとまた水姫に近づき、今度は脇腹や脇の下などをくすぐりだした。

 そうするとさすがにくすぐられるのには違和感が有ったのか水姫は少しだけ体がピクリと動いたがその後はまた動かなくなってしまった。

 そして智理は少し動いたのを確認して満足そうに頷いてから夜空の方を向いて話し出した。


「ほら一応ちゃんと生きてるみたいだから大丈夫みたいよ?」


 智理がなんてことない風にそう言うと、夜空は少し智理の行動にひいていたが、それをできるだけ表に出さないように気をつけながら話し出した。


「ん、生きてるのは元からわかってる、息してるし、私が心配してるのは意識が戻らないんじゃないかと言う事」


 夜空が少し強めそう言うと、智理はそう言う事かとようやく納得できたように話し出した。


「あぁそう言う事ねぇー確かに生きてても意識が戻らないと大変だものねー、まぁでもただ気絶してるだけだし大丈夫じゃないかしら?」


 智理がのんきにそう言うと、夜空は少し疲れたように話し出した。


「ん、わかっては居るんだけどそれでも心配なものは心配」


 夜空がそう言うと、智理は少し考えながら話し出した。


「う~ん、確かにここまで起きないと心配なのは私も同じなんだけどねぇ、まぁ結局のところ時間が経たないと分からないんだから心配するだけ疲れるだけなんだから気にしない方が良いわよ?私はそうしたわ」


 智理が少し疲れたようにそう言うと、夜空は少し考えてから話し出した。


「…ん、確かに私が心配してても仕方がないからそうする」


 夜空がそう言うと、智理は少し微笑みながら話し出した。


「そうよ心配してこっちが疲れて体調を崩したら元も子も無くなっちゃうから、それよりもそろそろびゃくやをおこすじかんじゃないかしら?」


 智理がいきなり話題を変えてそう聞くと、夜空は時計を確認して話だした。


「ん、いま十二時二十八分だから、そろそろ起こした方がいいかもどうせすぐに起きないし」


 夜空が少し呆れたように白夜の方を見ながらそう言うと、智理は少し苦笑いしながら話し出した。


「フフフまぁ確かに白夜は起きるの遅いものねぇー、じゃぁさっさと起こしてしちゃいますか!」


 智理が少し力強くそう言いながら白夜の方に近づいて行った。

 それを確認した夜空は智理の後ろにゆっくりと付いて行った。そしてラファエル達はどうしたらいいのか迷っていたようだったがとりあえずはその場で様子を見守ることにしたのだった。

 そして夜空と智理は白夜の所に着いてどう起こすか話し合っていた。


「それで、智理姉さんどうやって起こすの?」


 夜空が首をかしげながらそう聞くと、智理は少し考えてから話しかけた。


「そうねぇーとりあえず普通に起こしてみて、それでだめだったら鼻と口塞いじゃいましょうか?さすがにそこまですれば起きるわよ、きっと!」


 智理が少し楽しそうにそう言うと、夜空も少し楽しそうに話し出した。


「ん、私もそれでいい、でもそれ起こすって言うよりも息の根を止めるじゃないの?」


 夜空が少し心配そうにそう聞くと、智理は少し口元に笑みを浮かべながら話し出した。


「フフフ、まぁ普通はそうかもしれないけど、相手が白夜だとこの程度じゃ死なないでしょどう考えても」


 智理が少し疲れたように笑いながらそう言うと、夜空は少し考えてから話し出した。


「ん、確かに言われてみればそれぐらいで兄さんが死ぬとは全く思えない」


 夜空がそう言うと、智理は少し嬉しそうに話し出した。


「でしょう!どう考えてもそれぐらいで白夜が死ぬとは思えないから大丈夫よきっと、ってこんな話をしてる間に三十分になっちゃったわねぇー、さっさと起こさないと私達が怒られちゃうわね」


 智理はそう言うと白夜を起こし始めた。


「白夜ー起きる時間よー」


 そしてそれを見ていた夜空も少し慌てながら白夜を起こし始めた。


「兄さん、起きて起きる時間」


 しかし白夜は全く起きる気配は無かった。そのため夜空と智理の二人は最初に決めていた通り鼻と口を塞ぐことにしたのだった。

 そして二人が鼻と口を塞いですぐに白夜は少し苦しそうに体を動かしだした。それから少しして白夜は本当に苦しくなったのか目を開けて鼻と口を塞いでる夜空と智理を見て最初は睨もうとしていたが、すぐにそれどころではないと思ったようで慌てて夜空と智理の鼻と口を塞いでいる手を無理やり引きはがして深呼吸してから話し出した。


「っぷはぁ~‼はぁはぁすぅ~はぁ~死ぬかと思った、……で?なんであんなことをしていたのかちゃんと説明してくれるよね?」


 白夜が呼吸を落ち着かせてから、笑いながらそう言うと、夜空と智理は背中に冷や汗を掻きながら少しゆっくりと話し出した。


「ん、そ、その、兄さんがなかなか起きなかったからこの方法だったら起きるかと思ってやりました」


「そ、そうねぇその提案したのは私なんだけど白夜だったらこのくらいだったら死なないかなぁ~と思ってやっちゃいました」


「「ごめんなさい‼」


 説明を終えた夜空と智理は最後に一緒に謝ったのだった。

 そしてそれを見ていた白夜は、二人を睨んでいたが少しして溜息を吐き少し呆れたように話し出した。


「はぁ~とりあえず今は時間が無いから許してやる、ただし午後の組手楽しみにしてろよ?それじゃぁ気絶してるやつら連れて食堂行くぞ~‼」


 白夜はそう言うとソファーの上でいまだに気絶したままの水姫とティターニアを連れて来た時と同じように肩に担いで移動して行った。

 そして夜空と智理は、白夜の最初の許すと言う言葉に安心していたが、すぐその後の組手の話で二人は顔を青くさせて少しうつむきながら怯えたようにしながら白夜の後ろを付いて行った。

 そしてラファエル達は夜空と智理が怖がっているのが午前中の組手を見ただけで少しだけ理解できたため、少し同情したような表情で二人を見ていたが白夜がどんどん一人で行ってしまうのを見て少し慌てながら追いかけて行ったのだった。


誤字、脱字など気になる点が有りましたら教えてください。気に入ってくれた人が居たらブクマや評価よろしくお願いします。

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