第五十八話 特訓開始!一日目 (1)
また更新しました。いつも読んでくれている人も、そうでない人も最後まで楽しんでくれたら嬉しいです。
そして白夜達は全員が準備体操を終わらせて、また最初の位置に集まっていた。
そして全員がちゃんと終わらせたか確認した白夜は、最後にもう一度確認してから話し出した。
「さて、じゃぁ準備運動も終わった事だし早速組手始めるか、まずは今日中に全員が全員とやれるようにしたいしなぁ、そうだなぁ最初って事も考えて一組につき二十分でやるかそうすれば一回目は丁度お昼頃に終わるだろうしな、え~っと次は組み合わせだなまぁメンドイしクジでいいかな?なぁ組み合わせはクジで決めていいか?」
白夜が完全に独り言同然だった説明をしていたが、組手の組み合わせの決め方を決めかねたようで白夜は夜空達にこれでいいかを確認したのだった。
そして白夜にそう聞かれた夜空達は少し考えてから話し出した。
「う~ん?いいんじゃないですか?クジで私も特に別の方法思い浮かびませんし」
「ん、私もそれでいいと思う、クジなら公平だし」
「そうねー私もそれでいいと思うわよー私達もそれよりいい決め方思い浮かばないしねー」
夜空達がそう言うと、白夜はそうかと頷いた少し満足そうな顔をしながら話し出した。
「よし!じゃぁクジで決めるか!」
白夜はそう言うとポケットからタブレット型のコンソールを取り出して操作しだした。
それからすぐに白夜の目の前に白紙の紙と、ボールペンと、ハサミが現れた。
それを確認した白夜は満足そうに頷き、それらを手に取ると紙を棒状に切り分けその端に1~6までの数字を書いて行った、そしてその作業が終わると白夜は作った物をまとめて数字を書いた方を持ちそれを手にした状態で夜空達の方に近づいてクジを持った方の手を前に出して話し出した。
「ほい!このクジを引いて同じ番号の奴と最初のペアを組んでくれ、あ!ちなみに俺は最後に残った番号になるから俺以外の奴から適当にどんどん引いて行って、はい!はい!早くやる!」
白夜が少し急かすようにそう言うと、夜空達は少し躊躇しながら近づいて行ってから誰から引くかを決めていなかったようで少し手を止めてお互いを見つめていたが、少しして視線だけで何か通じたのか三人全員が一斉に目を閉じてくじを引いたのだった。
そして引いた後夜空達は少しづつ目を開けて確認してからお互いに報告し合い出した。
「ふぅ~何かよく分からない緊張しましたねぇ~、あ!私六番でした!」
「ん、私も理由は分から無いけど何か緊張した。あと、私は三番だった」
「本当にねーまだ白夜の番号も分かってないのに何故か緊張しちゃったわねー、後私は二番だったわよー」
その後もき夜空達三人は緊張から解放されたからなのか先ほどまでよりも楽しそうに笑いながら話していた。
その様子を横目に白夜は夜空達が言った番号をもう一枚出して置いた紙に番号を書いて行った。
そして書き終わった白夜は一息ついてから残ったクジを持って今度はラファエル達の方に向かい話し出した。
「よし!じゃぁ次だな、ラファエル次はお前たちの番だから早く引いてくれ」
白夜がクジを持った方の手を前に出しながらそう言うと、ラファエル達はすぐに引きに行こうとしたがその手前で一回止まり一か所に集まりじゃんけんを始めたのだった。
白夜は何故それをしているのか最初は分からなかったようだったが、すぐに理由を理解したのか止めたりしないでそのまま静観することにしたのだった。
それから三分後ようやく決まったようでラファエル達は白夜の方に向かったのだった。
そしてそれに気付いた白夜は少し飽きかけていたのを悟られないようにしながら待っていた、そしてそんな白夜のとこについたラファエル達はじゃんけんで決まった順番に並び直した。
ちなみに順番は、ラファエル、閻魔、ヘパイストス、アルテミス、ヴラド、マモン、ティターニア、玉藻、の順番になったようである。
そして一番前に居るラファエルは白夜に話しかけた。
「遅くなってしまい申し訳ありませんでした」
ラファエルが最初にそう言って頭を下げた、そしてそれに続いて後ろに居た他の眷族達も頭を下げたのだった。
それを確認した白夜は少しめんどくさそうに顔を歪めたが、すぐに顔を元に戻して話し出した。
「あぁそんな事ならわざわざ気にしなくていい、もしそれでも気にすると言いうならそんなことしてないで早くクジを引け」
白夜がそう言うとラファエル達は少しまだ何か言いたそうだったが、白夜の言っている事の方が正しいと思ったようで大人しく白夜の言う事に従ってクジを引いて行くなだった。
そしてクジを引き終わったラファエル達は引いた順番通りに白夜に番号を報告して行ったのだった。
「私は、三番でございました」
ラファエルがそう言うとそれに続いて他の七人もそれぞれ報告しだした。
「我は一番でした」
「私は…四番」
「私は~一番でした~」
「私は五番でしたわ」
「わ、私は五番でした」
「私は四番でした!」
「私は二番でしたよ」
そしてそれを聞いて白夜は脇に置いておいた紙に追加で今のラファエル達のを書いて行った。
そして最後に自分の分を書いた、そして白夜はもう一度紙に書いた順番に間違いがないか確認してから話し出した。
「さて!順番が決まった事だし早速始めるか!」
白夜がそう言いながら勢いよく立ち上がって始めようとすると、そこで水姫が慌てたように話し出した。
「ちょ、ちょっと待ってください!私先輩と組手なんて嫌ですよ⁉と言うか死んじゃいますよ!私が‼」
水姫が必死にそう言うと夜空と智理は確かにと頷いていた。
そしてラファエル達は何故水姫がここまで白夜との組手を嫌がるのかが分からなくて首をかしげていたのだった。
その様子を確認した白夜は溜息をつきながら話し出した。
「はぁ~まだそんなこと言ってんのかよ、どうせ全員やるんだから今やらなくても結局後々やる事になるんだから今更文句を言うんじゃない」
白夜が呆れたようにそう言うと、水姫はそれでも納得できないのか少し白夜を睨んでいたがすぐに諦めたのか少しうなだれていたのだった。
そしてその様子を確認した白夜はもう一度溜息を吐いた後話し出した。
「はぁ~、さて!それじゃぁとりあえず今回の順番はこれだ!」
白夜はそう言うと順番を書いた全員に見えるように前に出した。
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第一回組手組み合わせ
一番 閻魔 対 アルテミス
二番 智理 対 玉藻
三番 夜空 対 ラファエル
四番 ヘパイストス 対 ティターニア
五番 ヴラド 対 マモン
六番 水姫 対 白夜
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そして白夜は全員が自分の順番を確認したのを確認すると紙をポケットにしまうと話し出した。
「さて、全員自分の相手をちゃんと確認したな?」
白夜がねんのために一応確認のためにそう聞くと、夜空達やラファエル達はすぐに大丈夫と言う意味を込めて無言で頷いた。
それを確認した白夜は満足そうに頷いてから話し出した。
「よし!じゃぁ問題ないな、それでは早速組手を始めますか!一番のペアは準備しろ」
白夜はそう言うと道場の端の方に移動して行った。
そして夜空達は白夜が端に行ったのを見てすぐにその後ろに付いて行ったのだった。
そしてラファエル達は一番目のペアの閻魔とアルテミスを残して白夜達に習って端の方に移動したのだった。
そしてその場に残された閻魔とアルテミスはその場で少し困惑したように周囲を見回していた。
それを確認した白夜は何かを思い出したのか驚愕したような顔をしてから少しバツの悪そうな顔をしながら少し前に出て話し出した。
「あぁ~ちょっといいか?」
白夜がそう話しかけると周囲を見回していた閻魔とアルテミスはすぐに白夜の方を向いたのだった。
それを確認した白夜は独かバツが悪そうに話し出した。
「あぁ~その今回のルールを説明し忘れていたんで今説明するわ、え~っとそうだなぁとりあえずそこに白い線が二本あるのが見えるだろ?そこに向き合うように立って俺が合図するからそれと同時に始めてくれ、それから制限時間が終わるまでか、どちらかが戦闘不能になった時点で組手は終了とする以上説明終わり」
白夜はそう言うとまた端の方に移動して行った。
そして白夜の説明を聞いた閻魔とアルテミスは白夜の説明の通り白線に互いに向かい合うように立ち準備をした。
そしてそれを確認した白夜は少し前に出て閻魔とアルテミスの二人を交互に確認するように見た。
それに対して閻魔とアルテミスの二人は無言で頷いた。
それを確認した白夜は息を思いっきり吸って開始の合図をしたのだった。
「それじゃぁ……始め‼」
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