第五十四話 またもや話し合い
また更新しました。いつも読んでくれている人も、そうでない人も最後まで楽しんでくれたら嬉しいです。
そして白夜達が玉座の間に入り周りを見回すと、玉座の間にラファエル達はもう既に全員集合しており昨日と同じ場所で直立不動で立っていたのだった。
その姿を見た白夜達は少し引きながら自分達も昨日と同じ場所に行ったのだった。
そして白夜は玉座にゆっくりと座って一息ついてから話し出した。
「ふぅ~さて昨日の続きを話す前にラファエル、お前たち一体何時からそこに居たんだ?」
白夜が少し疲れたようにそう聞くと、聞かれたラファエルは少し考えた後すぐに答えた。
「私達は程三十分前から此処に居ました」
ラファエルがそう答えると白夜は少し呆れたように話し出した。
「はぁ~わかった待たせてしまって悪かったな、それと今後はもう少し遅くてもいい遅れない事は大事だが早すぎると逆に相手に気を遣わせてしまう事もあるから気を付けろ分かったな?」
白夜が少し注意するようにそう言うと、ラファエルはすぐに頭を下げながら答えた。
「はっ!かしこまりました、以後気を付けます」
ラファエルがそう言うと白夜は少し顔をひきつらせながら話し出した。
「あぁ別にそんなにかしこまらなくてもいいんだがまぁいいか、さてそれじゃぁ本題に入ろうかと思うが問題ないな?」
白夜がそう言いながら周りを見回しながらそう言うと、夜空達やラファエル達は特に質問なども無いようで全員が無言で頷いた。
そしてそれを確認した白夜はゆっくりと話し出した。
「ふぅさてそれじゃぁ本題だな、昨日啓示の内容は決めたがそれをこの大陸全土にどうやって知らせるかだ、何かいい意見は無いか?」
白夜が本題に入って早速そう聞くと、夜空達やラファエル達は考え始めた。
そして考え始めてすぐに夜空達は少し気になることが有ったのか白夜に質問した。
「先輩~少し質問してもいいですか?」
水姫がそう声をかけると白夜は少しめんどくさそうに答えた。
「あぁ別に質問ぐらいいくらでもしてくれてかまわない」
白夜がそう言うと水姫は白夜の気が変わらないうちに質問しようとすぐに質問した。
「それじゃぁ早速質問なんですけど~啓示?ってやつ先輩一応神なんですから神の能力でどうにかできないんですか?」
水姫がそう聞くと白夜は溜息をつきながら呆れたように答えた。
「はぁ~どうにかできてればわざわざお前らに聞いたりなんかしないっての、神の力でどうにかで啓示や天啓とかを出せるのは結局のところ二人か三人が限界なんだよ、世界中に居る生物全てにやろうとしたらその世界の神ならともかく俺みたいななりたての神だと何かしら別の方法を見つけなくちゃならないんだよ、わかったら何か案を出せ」
若干最後の方イラついたように白夜が言うと、水姫は少し考えてから納得したように頷いてから話し出した。
「あぁ~なるほどそう言う事ですかぁ~でやっぱり神と言っても万能じゃないんですねぇ~」
水姫がそう言うと白夜も同意するように頷きながら答えた。
「あぁそれは俺も思ってたでもよくよく考えるとさぁ~、神が万能ならさ天使とかって必要性すらないんだよなぁだって一人で何でもできるわけだからなぁ~っと、今はそんな話をして場合じゃなくてどうやってこの世界中に啓示を出すかを決めないといけないんだよと言うわけで何か意見早く出せ」
白夜が少し偉そうに言うと夜空達は少し呆れたように苦笑いをした後また話し合い始めた。
しかし一時間近く話し合ってもろくな意見は出ず話し合いは進展しなかった。
そして皆ろくな意見が出ない話し合いに疲れ始めた、その時夜空が何か思いついたのか、白夜に話しかけた。
「ねぇ兄さん」
「あん?なんだ何か用か?」
白夜はいきなり話しかけて来た夜空に少し不機嫌そうに返事をした。
そしてそん返事をされた夜空はたいして気にした様子も無く話を進めた。
「ん、昨日兄さんが出した立体映像あれ複数出せないかと思って」
夜空がそう言うと白夜は何故そんな事を聞くのか分からないのか首をかしげながら聞き返した。
「?たぶんできるけど、それがどうかしたのか?」
白夜がそう聞くと夜空は少し考えてから答えた。
「……ん、あれを複数個用意できれば啓示の問題が解決できるかと思って」
夜空がそう言うと白夜は少し何を言っているのか分からないと言うような顔をしていたが、すぐに考え始めた。
そして少ししてすぐに夜空の言っていたことが分かったのか驚いたような表情で夜空を見ながら興奮したように話し出した。
「!そうか!立体映像とスピーカーを使えば確かに技術の発展していないこの世界なら啓示や奇跡とかで誤魔化せるか、良く思いついたな夜空凄いぞ‼」
白夜はそう言うと本当に嬉しそうに夜空の頭を撫でたのだった。
そして撫でられている夜空はいつもは無表情だが、今はその表情は口元が笑いそうなのを必死にこらえていたのだった。
そしてその様子を見て水姫と智理やラファエル達は少し羨ましそうに見ていた。
そして白夜は夜空を全力で褒めて満足したのか、夜空の頭から手を放して話し出した。
その時夜空は少し残念そうな顔をしていたが白夜は気が付かなかったようだった。
「さて夜空が今いい案を出してくれたのでそれで行こうと思う、ただそれを大陸中に設置するのはだいぶ時間が掛かるので今回は前から召喚しようと思っていた奴が居るからそれに運ばせてそのまま啓示として使って後々少しずつ設置して行こうと思う、ここまでで何か質問はあるか?」
白夜がそう確認するように聞くと、夜空達やラファエル達はそれぞれ少し考えてから特に質問は無かったようで全員無言で頷いて答えた。
そしてそれを確認した白夜は満足そうに頷いて話し出した。
「じゃぁ啓示する日程だけど今から一週間後と言う事でいいか?」
白夜がそう聞くと、やはり夜空は気になることが有ったのか質問した。
「兄さん、なんで一週間後なの?」
「そうですよ~先輩方法とかせっかく決まったんですからさっさとやっちゃた方が楽じゃないですかぁ~」
「私もそう思うけど白夜どうして一週間後にしたの?」
夜空達がそう聞くと白夜は特に気にした様子も無く答えた。
「うん?特にこれと言った理由は無いけど何となく一週間後くらいがいいかなぁと思っただけだけど?あぁ後はもう少し強くないと神として情けない気がしたから一週間使って特訓しようかと思ってなそれだけだけど何か問題あったか?」
白夜はそう言うと夜空達は少し呆れたような、それでいて諦めたような顔で話し出したのだった。
「あぁそう言う事ですか、まぁ私達がどう言っても変える気はないみたいですし良いですけどねぇ~」
「ん、兄さんがこういう話し方する時はこっちの話を聞かない時だし諦める」
「そうねぇーまぁもうさすがに慣れて来たからいいけどねぇーそれよりも聞きたいんだけどーその特訓ってもしかして私達も参加しないといけないのかしら?」
「「!?」」
智理が少し怯えたように聞くと、その質問を聞いて夜空と水姫もその可能性に気が付いて慌てて白夜の方に振り向いた。
そして白夜はいたずらに成功した子供のような笑顔で楽しそうに答えた。
「もちろんお前たちにも参加してもらうよ?楽しみだろ?」
白夜がそう言うと夜空達は顔を真っ青にしながら視線を逸らした。
そしてラファエル達は白夜に直々に特訓してもらえると聞き歓喜していた。
そして白夜はその様子を楽しそうに見ていたのだった。
しかし時間も有限なのである程度楽しんだところで白夜が話し出した。
「はぁ~面白かった、さてそれじゃぁこの後は特に話し合わなくちゃならない事も無いし早速特訓しに行くか」
白夜がそう言いながら玉座から立ち上がるとそのまま歩き出した。
そして夜空達は渋々白夜の後ろに付いて行き、ラファエル達は楽しみなようで少し楽しそうについて行った。
しかし向かう途中で夜空達はある事に気が付いて白夜に質問したのだった。
「あ!そう言えば先輩特訓するのはいいんですけど~どこでやるんですか?そんな場所作ってましたっけ?」
水姫がそう聞くと白夜は今思い出したと言うように話し出した。
「あぁそう言うえば言ってなかったな、この城の地下に特訓用の部屋を作ってあるんだよ魔実験場もかねてあるからだいぶ広く作ってあるから周りを気にせずに暴れられるすぐれものだぜ!」
白夜が自信満々にそう言うと夜空達は嫌な予感がしたのかさらに顔色が悪くなっていった。
そしてそんな感じで白夜達が進んで行くと特訓場への扉の前にまで来ていた。
「さぁてそれじゃぁ今から特訓場に入るけど質問とかはめんどくさいので後でまとめてするようにじゃぁ入るぞ~」
白夜がその頑丈そうな扉を開けるとそこは真っ白な空間に何かの台座が置いてあっるだけの場所だっただ。
その事に夜空達やラファエル達は少し呆然としていたがそんな事はお構いなしに白夜は数歩進んで振り返ると両手を広げて誇らしげに話したのだった。
「ようこそ俺の作った最高傑作『変化する世界』へ!」
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